うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

うべプラネタリウムの... (21)

2007年01月27日 10時27分00秒 | うべプラネタリアン
特別企画として、「ほしと音楽のゆうべ」を催しているが、昨夜(1/26)は、今年度第5回(通算8回目)となる『ほしと物語のゆうべ』を開催した。
プラネタリウムの中でやることだから、“ほし”は必ずくっつくのだが、“音楽”の部分は変化する。“物語”“朗読”“ギターとオカリナ”“マンドリン”“男声合唱”“女声合唱”“さまざまな器楽演奏(シニアオーレストラ)”などなどである。
以前のこのブログのコメントで、落語家を紹介していただいてうれしかったのだが、実は、遠い方や、あまり専門的な方は、コストや観客動員の面で、ちょっと荷が重い。
昨夜の、物語の“かたりべ”は宇部在住の、子供会や施設にお話を語って幅広く活動していらっしゃる方で、専門家の指導を受けなかなかの腕前(?)をお持ちである。物語の選定にこちらは注文をつけなかったから、「冬」にあわせて「マッチ売りの少女」「雪女」と民話を2編選んで、都合4話も演じていただいた。
星とは全く関係ない内容だったが、このミスマッチのようなドッキングが、かえって、星の世界と、話の世界の、互いの懐の深さを感じさせて、実によい時間空間を醸し出した。
昨日は、終日お化け天気で、時に陽は射したが雨に霰に雷にともかく大変な強風、こんな宵に外に出る人なんてあるわけがないと思われるような最悪の天気だった。
そんななかで、大人の方が、25~6人も来て頂いた。
リップサービスもあろうが、皆さんすばらしかったと絶賛されたので、あぁやってよかったと、独りにんまりと笑いながら、祝杯をあげたのであった。
天気が良かったら、はねたあとに、望遠鏡を開けてお月様にも土星にも会って頂けたのにと
それが、ちょっと心残りだった。仕方がない、雨男の宿命だ。
かみさんは実家の水戸の方に帰っているタイミングだったから、動員して「晴」を作るまじないも効かなかった。たぶん、それが最大の反省点かもな。

昨夜は、上弦の月だったから、、望遠鏡を向けて月を眺めたら、こんなクレーターが見えただろう

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