うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

やがて、火星が....(93)

2007年05月11日 20時52分03秒 | うべプラネタリアン
見頃をむかえる。といっても、半年後だが。
12月半ばに中接近ながら、2年2ヶ月ぶりの地球との接近だ。
火星には、探査機が地上(?)つまり火星上を走り回っているし、
人工衛星も火星の上空をまわっているので、それらが撮った映像を目の当たりにすると、
地球から見た映像はしらけてしまいそうだが、どうしてどうして、極冠や砂嵐の様子など
直接眼視でとらえると「おっこの星、活きてるな!」って感じがしてなかなかいいものだ。
この時期だと、夜明け近くの2時頃 東にのぼってくる。
5月19日の秋吉台星空観望会では、7つの惑星全部が見られるが、火星が最も遅くあがってくる。
見たところで、まだまだ視角は小さくて、あぁそうかいという程度だろうが、ひときわ赤い色は確認できるだろう。
ま、いずれにせよ、皆さん、火星を見るまでねばれるかな....
画像は1999年の火星(NASA)