蹴球放浪記

緩まない、緩ませない。
横着しない、横着を許さない。
慌てない、「だ」を込める。

休暇は、終わり。

2011-07-26 01:08:48 | Hiroya's Note

 7月のミーティングをもって、自主的謹慎、という長めの休みは終わった。
ミーティングで見えた、「九州」は東京を飛び越えて、というか
あくまでも「九州から見て、東京はアジアのいち都市だ、上下関係は、無い」という
ひとつの流れをどうつくっていくか、それを考えに入れて動かにゃ。

 交歓会、ある意味、重くのしかかった「重石」を飲みながら外す格好。
ワサワサと営業のし過ぎ、というか、シラフのときは強く聴きすぎる
きらいがあって、落し込みが深いので、その反動で酒飲むと人格が、という
新しい発見。

 さる女の子に良く似た女の子から思わぬ求婚を受けた。
という話をうっかりしたことで、交歓会上がりのち、南福岡まで
ひとりで電車に乗り、雑餉隈でその女の子と会う。
「マドレーヌ作った」と5個入りの袋をもらい、ボロボロの体で家に帰り着く。

 いつものように便器と友だちになり、うだうだして飯食って、
博多駅、みどりの券売機で行きの新幹線の切符を引換えて
青ざめる。
・・・予定より一時間遅い新幹線だった。
早割だから変更がきかない、出札の人がみどりの窓口と連絡をとって
もろもろをして、また胆を潰しつつ、何とかなって、地下鉄で唐人町。

 甘棠館の入り口でぼおっとしながら考えて、
ショーマンシップのインプロを観る。
これがまあまたすごい。
「身体言語、言葉に翼をさずける」、
「言葉、身体言語に翼をさずける」というものが
こういうモノだったのか、という発見。

 軽く挨拶をして、唐人町を出て地下鉄、博多について
いい時間帯、かつ一便早い新幹線に変更が効いて
気がつけば鹿児島中央、タクシーを使わず路面電車で
高見馬場、お祭りで天文館は入れない。
でも、中央公民館すぐの道まで難なく歩けた。
着いて、コーラを久しぶりに買って、飲みながら歩くと夕立が。
雨の粒が福岡よりも太い夕立が。

 で、ノヴァの刺身を観る。
始めて長めのお話を見るが、見立て通り、
感じはノコリジルモのような良く考えられた空間。
けれど、「かわいい」や「ふんわりとした甘さ」を
これでもか、と削りとり、詩歌的、絵画的にまとめた。
その中で哲学的な生と死の深淵を見た、そういう見後感。

 終わって、いいあんばいで路面電車に乗り、
ビールではなく、おにぎりとお茶を買い、さつまあげセットを買い、
新幹線に乗る、気がつけば博多。



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