令和4年の正月3が日はとても穏やかな天候に恵まれた。
元旦の朝、「太陽とともに走ろう」に出るために鴨池の陸上競技場に向かいながら、ポケットからマスクを取りながら昨年のことを考えた。
昨年はマスクはしていなかった、しかし感染者は今年よりずっと多かったはずだ。何故マスクをしなかったのか。
一昨年はまだ新型コロナウィルスという言葉がなかった、当然マスクもしていない、昨年は……、とここまで考えて昨年は「太陽とともに走ろう」中止になったことをやっと思い出した。一年前のことも直ぐには思い出せないものですねー。
開始直前に競技場に着いたが、いつもの入り口が閉まっていた。そのまま見知らぬ人について行ったら入り口にたどり着いた。そこには関係者が待機して、参加者の連絡先を記入するカードの記入や、体温の測定、手指の消毒をお願いしていた。関係者の皆様、ご苦労様です。という訳で、当然入り口は一カ所に限定されていた。
会場には、例年の太鼓を叩いたり、凧を上げたり、示現流の稽古をする人がいなかった。このご時世仕方ないと思いつつも、一抹の寂しさを憶えた。
今年は、雲が少なかったので、初日の出の、太陽の光がとてもまぶしく、まともに見ることができなかった。
若い頃は「良いことがありますように」「楽しいことがありますように」と祈っていたが、今は「穏やかな年になりますように」「悲しいことが起きませんように」と祈るようになった。
さてさて、今年はどんな年になるのでしょう。寅年だから何かにトライしよう、なんてテレビで誰かが言っていましたね。私も何かにトライしましょうか。
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