2008年4月5日(土)かごしま県民交流センターで開催されました,鹿児島県弁護士会主催のシンポジュウムにいってまいりました。
シンポジュウム名は「日本弁護士会 第10回 国選弁護シンポジュウム 志布志事件 ~国賠判決を受けて,捜査の適正化を考える~」という大変堅苦しい名前ですが,内容も大変堅苦しいシンポジュウムでした。
1開会の挨拶,2志布志事件の紹介,3鳥越俊太郎さんの講演,4斉藤利行弁護士の基調講演,5劇,6休憩,7パネルディスカッション,8おわりにというプログラムにしたがって進められましたが,堅苦しい内容であったにも拘わらず,大変興味深く聴くことができ,4時間があっという間に過ぎました。
鳥越俊太郎さんの番組をほとんど見たことがないのですが,刑事訴訟手続きに関する知識の豊富さと説明のうまさ(聴衆を説得させる力のことです)に驚きました。
さらに驚いたのは,浅井正弁護士の「志布志事件の被疑者の皆さんは,運が良かったんですよ。運が悪かったら,有罪になっていたかもしれないんですよ」との発言でした。
私のように刑事裁判に疎い人間は,検察官や裁判官は真実を発見してしてくれるんだと思い込みがちですが,数多くの刑事弁護を経験された弁護士さんの口から,運が良かっただけと言われると,空恐ろしくなります。
取調べ手続きの可視化や秘密交通権など,あまり縁がありませんが(縁があっても困りますが),様々な問題を抱えた刑事裁判についても,一司法書士として幾ばくかの関心を持ちながら考えていかなくては,と思わせるシンポジュウムでした。
そうそう,被疑者役の弁護士さんと刑事役の弁護士さんの演技は上手かった。
シンポジュウム名は「日本弁護士会 第10回 国選弁護シンポジュウム 志布志事件 ~国賠判決を受けて,捜査の適正化を考える~」という大変堅苦しい名前ですが,内容も大変堅苦しいシンポジュウムでした。
1開会の挨拶,2志布志事件の紹介,3鳥越俊太郎さんの講演,4斉藤利行弁護士の基調講演,5劇,6休憩,7パネルディスカッション,8おわりにというプログラムにしたがって進められましたが,堅苦しい内容であったにも拘わらず,大変興味深く聴くことができ,4時間があっという間に過ぎました。
鳥越俊太郎さんの番組をほとんど見たことがないのですが,刑事訴訟手続きに関する知識の豊富さと説明のうまさ(聴衆を説得させる力のことです)に驚きました。
さらに驚いたのは,浅井正弁護士の「志布志事件の被疑者の皆さんは,運が良かったんですよ。運が悪かったら,有罪になっていたかもしれないんですよ」との発言でした。
私のように刑事裁判に疎い人間は,検察官や裁判官は真実を発見してしてくれるんだと思い込みがちですが,数多くの刑事弁護を経験された弁護士さんの口から,運が良かっただけと言われると,空恐ろしくなります。
取調べ手続きの可視化や秘密交通権など,あまり縁がありませんが(縁があっても困りますが),様々な問題を抱えた刑事裁判についても,一司法書士として幾ばくかの関心を持ちながら考えていかなくては,と思わせるシンポジュウムでした。
そうそう,被疑者役の弁護士さんと刑事役の弁護士さんの演技は上手かった。