鹿児島市の司法書士喜山修三のブログ

相続や売買の不動産登記,会社設立や役員変更,債務整理,成年後見等を業とする司法書士事務所の所長の法律や日々の雑感を掲載。

大阪の人

2008年01月13日 | Weblog
 晦日に,次男と一緒に「なんばグランド花月」に行きました。毎週土曜日にMBCテレビで放送されているあのコメディです。子供と妻は,毎週土曜日の放送をゲラゲラ笑いながら見ていますが,私はほとんど見ません。

大体,どこがおもろいんやといいたくなりますが,実際に劇場で見ると,生は本当に面白い。イヤーこんな面白いものを生で見られる大阪の人は幸せです。

 コメディ劇が終わった後に,月亭八方さんの落語がありましたが,八方さんの指摘する大阪の人は次のとおりです。

(1)大阪の人は,信号が赤でも渡る。本当にそのとおりです。私も数年前に,大阪駅前の大きな交差点を,朝から信号が赤であるにも拘わらず,堂々と歩いている人を見て驚いた記憶があります。。

(2)大阪の人は電車に乗るときに並ばない。東京の人は行儀良く並んで,先ず降りる人が降りた後に乗り込むのですが,大阪の人は並ばずに直ぐに電車に乗り自分の席を確保するそうです。この点はそうでもないと思うのですが。

(3)大阪の人は,思ったことを直ぐ口にする。例えば花月に行くためになんば駅に降りた場合,大阪以外の人は黙って目的地に行くが,大阪の人は「ああ,そうや,そうや,花月や」と口にするそうです。私の知り合いの大阪出身の方もそういう確かにそいういう傾向があります。だから賑やかなんですね,納得。 

 以上が八方さんのいう大阪の人ですが,大阪からの飛行機の中でよんだ「ニッポンを繁栄させる方法」で,島田伸介さんは東国原知事に次のとおり話しています

(4)東京の人はラーメン屋に並ぶけど大阪の人はラーメン屋に並ばない。大阪には楽しい遊びがいっぱいあるし,面白い友達がいるから,ラーメン屋に並んでムダな時間を過ごすようなことをしない。「ラーメン屋に並ぶよりお前と話していた方がおもろいわー」となるとのこと。

上記の(1)(3)は私もそのとおりだと思いますが,私が見た大阪の人は次のとおりです。

(5)エスカレーターで歩かない。以前テレビで,大阪の人の歩く速さが一番早いと放送されていましたが,意外とノンビリしていた感じがしました。ただ,年末年始の休み時期ですから,普段の表情とは異なっていたかもしれません。
 
 伸介さんのいうとおり,大阪には面白い場所や面白い人が沢山いるのでしょう。八方さんもこんな面白い場所に産んでくれた母ちゃんに感謝していると話していました。

最後に,大変意外ですが,大阪は失業率が全国第2位だそうです。地方から見ると大企業も中小企業も多いので,働く場所は沢山ありそうなイメージですが,現実はそうでもないのでしょうか。なんだか統計上のトリックがあるのでは?

 昔は,中学の卒業生が金の卵と呼ばれていた時代は,集団就職で鹿児島県からも沢山の人が大阪に働きに行ったのですが,今は東京の一人(都市に一人というのも変な表現ですが)勝ちなんでしょうか?大阪には頑張って貰って,東京の強力なライバルなって頂き,日本を盛り上げて欲しい。

 
 
コメント (1)
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