東野圭吾。少し前まで「とおの けいご」と読むのかと思っていましたら「ひがしの けいご」でした。
1958年大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後,生産技術エンジニとして会社勤めの傍ら,ミステリーを執筆とあります。
東野作品は,まだ数冊しか読んでいませんが,どの小説も面白い。まだ,外れに当たっていません。話の展開が早く,頁をめくる毎に「次はどうなるのか」と思わせるので,読むのを中断して,他のことをするのが難しくなります。
『さまよう刃は』,花火大会の帰りに,未成年者の少年グループによって蹂躙された末に死亡した少女の父親が主人公です。
今の少年法では,例え犯人が逮捕されても数年では出てくる。こんな人間を野放しにはできない。娘の敵を討つには,犯人を自らの手で殺すしかないと誓った父親の物語です。
少年法は何のためにあるのか。こんな残虐な罪を犯した人間に更正ができるのか。正義とは一体何なのか。警察の職務の目的とは。被害者の遺族の立場で少年法を考えさせられます。
読み出したらとまりません。時間のあるときにお読み下さい。
1958年大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後,生産技術エンジニとして会社勤めの傍ら,ミステリーを執筆とあります。
東野作品は,まだ数冊しか読んでいませんが,どの小説も面白い。まだ,外れに当たっていません。話の展開が早く,頁をめくる毎に「次はどうなるのか」と思わせるので,読むのを中断して,他のことをするのが難しくなります。
『さまよう刃は』,花火大会の帰りに,未成年者の少年グループによって蹂躙された末に死亡した少女の父親が主人公です。
今の少年法では,例え犯人が逮捕されても数年では出てくる。こんな人間を野放しにはできない。娘の敵を討つには,犯人を自らの手で殺すしかないと誓った父親の物語です。
少年法は何のためにあるのか。こんな残虐な罪を犯した人間に更正ができるのか。正義とは一体何なのか。警察の職務の目的とは。被害者の遺族の立場で少年法を考えさせられます。
読み出したらとまりません。時間のあるときにお読み下さい。