健康楽園。

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ママとモーツアルトのディナー。

2014-12-09 | 読んでみた。finding.
日本経済新聞朝刊文化欄には毎月2人、入れ替わってテーマを決めた好きな作品を紹介。
これが、朝刊を読む楽しみの1つであり、しの視点には刮目させられてしまう。
先月は、東京国立近代美術館主任研究員 保坂健二朗さんの担当。
「老いの力」10選と、十日間、老いてこそ大胆になれ、老いてこそ興味をもてるものがある、との、
選択肢から、創作者も60歳以上の作家作品を解説した。
10作品、いずれも興味深いが、10日目が衝撃だった。
折元立身さんの「ママとモーツアルトのディナー」
一体全体、これは絵なのか写真なのか???
折元家の食事風景。
母親は、95歳で要介護認定5、介護しているのはアーティストである息子で67歳。
介護するもされるも60歳以上、典型的、老老介護。
65歳以上の要介護高齢者のいる世帯で、老老介護のケースが半分を越えてしまった。
心が萎えてしまい、挫けそうな老老介護をどうやって乗り越えていけばいいんだろう?????
被介護者の尊厳と、介護者の自由をどのように守っていけばよいのか?????
この難問に折元氏は、体当たりで取り組んでいるようにとれる。
人間を人間たらしめ、文明と文化を生み出してきた表現要求!!!
たとえ老いが、いやおうもなくやってこようと、、、、、、。
人間たらしめる表現欲求が乗り越えていく鍵になると、折元立身さんは指揮棒でモーツアルトを奏でた。
さて、私は、何で乗り越えようか!!!!

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