健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

愛の吸血鬼。

2006-08-10 | 読んでみた。finding.
ピーコ伝

日経BP出版センター

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以前ピーコさんの「片目を失ってみえてきたもの」を読んで、すごく感動したので、「ピーコ伝」読んでみました。
この本は、糸井重里さんが、インタビューしていて、対話方式で進んでいくので、漫才の掛け合いみたいで読み易いです。
「おだまり!!」「聞きたい?」とか「だからちゃんと聞いてればわかるのよ。わたしの話は!」なんて感じで進むテンポが心地よいです。
おじいちゃんから、両親、おすぎ・のことまで、育った環境から生い立ちまでも語られます。
おかまちゃんピーコが育った家庭環境、祖父の生き方からアッパレですが、とてもいい家庭環境だったのが解ってきます。
わたしは愛の吸血鬼・って称してはばからないピーコさん。(愛に生きているのに、愛されないという愛の吸血鬼)
人に対する向き合い方が示されます。
「ずーっとわたしを好きじゃないままでいる、どこか冷たい人が好きで、そんな人に好き好きってひとりで言っていたい!」28P「ひとを好きになって・ああいい気持ち、欲望が満たされた・こと私は一度もないわよ」31p「あなたがいないと生きていけない、私はそんなこと絶対にいえない。本当に好きなら、たとえ相手に好かれなくたって、こっちが勝手に好きになったんだからそれでいいのよ」32p「私の欲望は、相手が欲しがるものをぜんぶ与えてしまうことなのよ」34p「寝てからじゃないと男を好きになれない、からだが合わなかったらいやだ!!それって(愛の確認)じゃなく(欲望の確認)でしょ!」43p「ある人のことを好きになると、そのひとの体を知るよりも、こころの奥のほうを知りたいと思うんです。たとえば何を考えて生きているんだということに興味がある」47p
という具合です。
そして、44歳まで「自分のため」にだけ生きてきた人生、30歳から14年、六本木で遊びまくった様子、そしてメラノーマによる片目失明。失意を乗り越えていく胆力。

ピーコさんに好き!!って思われるよう頑張ろうっていう気分になっちゃうんだなーーーーーこの本。

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