弱者の兵法 野村流 必勝の人材育成論・組織論 | |
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本もいただきましたので早速読んでみました。
さすが、語り口はいいです。
とつとつとして、噛み砕くように語るのを聴くのは、耳にやさしく、思いがこちらにしっかりと伝わります。
やはり、実際の語りを聴くほうが説得力高いなーーーーと、感じましたが、本も、なかなか易しい表現をしながら核心を突くという表現でしょうか。
まあに日本の野球は弱者の兵法を駆使しなければ勝てない!!!から始まります。
眼に見える身体のパワー、サイズ、体力では、追い付きませんから、野球にサムシングエルスを加えなくてはならない。
それは、組織力、インサイドワーク、緻密さ、だといいます。
いくらメジャーでも、打率5割、ホームラン80本、160㌔投げる選手はいませんから、無形の力を駆使すれば勝てる。
それに無形の力には限界がない。
と、勇気づけてくれます。
それにはかってのジャイアンツのように4番バッターばかり集めていてはダメ。V9時代のジャイアンツこそ理想のチームだと、、、、。
当時の巨人、選手、首脳陣、フロント、みんなが、どうすれば勝ち続けることができるかを考えていた。
そのために努力や手間を惜しんでいない。
それこそ、「未来想像力」があった。
うーーーーん、いい言葉ですね「未来想像力」。
仕事を通じて人間は成長し、人格が形成される。そして社会の恩恵に仕事を通じて報いていく。
「人生」とは、
人として生まれ。人として生きる。人として生かす。こと、進むときは上を向いて進み、暮らすときは下を向いて暮らす。
人間の最大の罪とは、鈍感である。まず、感性を磨け!!!「感じる力」を、養え!!!
胸に痛い言葉ばかりです。