健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

永守重信さん。

2011-05-20 | P&E
毎週土曜日の夕刊が楽しみな日本経済新聞。
すごい経営者がいるもんです。小型精密モーターで世界一を目指し健闘している日本電産社長。
本社ビルのエントランスに粗末なプレハブの小屋を置き、創業時の苦労を偲んでるといいます。
創業当時に知り合い7人が事業始めましたが、3人は自殺、2人はどこへ行ったかわからない。創業して銀行からカネ借りようとしたら担保が無い。生命保険に入れと言う銀行。それを担保にしたので会社つぶしたら自殺して返さなくてはいけません。京都の嵐山渡月橋を死に場所と決めてたそうです。

人間はものすごく強そうに見えてもたかが知れている。心がすさみ、暗くなるときに、何で自分を支えるか。永守さんは創業小屋と京都八瀬の九頭竜神社。
尊敬するオムロンの立石さんは「頑張りなさい」なんて甘いことは言わない。
「私と同じで、あなたが行く道には深い川や険しい山がある。自分で超えられなければ、それだけの器ということや!」
今回の大地震でも永守さんは「政府や東京電力は想定外とか言っているが、我々がそんなこと言っていたら、つぶれてる。想定外なんて言い訳したらあかん。」

能力という言葉にも反発しています。
「能力とは違う。しまいには運がよかったんだと言い出す。38年も運だけで続きますか。世の中は(あいつは元旦以外は働いているらしい。あほと違うか)と思っているかもしれないが。そのくらい働かないと、こうはなりません、京セラの稲盛和夫さんだってそうでしょう」

人生を振り返って後悔するのが一番不幸だ!って言い切る永守さん。
頼もしく感じる。この人を見よ!!!ですね。
コメント
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