シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 | |
諏訪内晶子 | |
ユニバーサル ミュージック クラシック |
先週26日サントリーホールで開かれたロンドン交響楽団、ワレリーギルギエフ指揮でのシベリウスバイオリン協奏曲です。
諏訪内晶子さんのヴァイオリンです。
1990年に最年少でチャイコフスキー国際コンクールで優勝しました。
普通ならば舞い上がって演奏ツアーを組んで行くのが通常です。しかし普通と違うところがそれからで、更なる研鑽のためにニューヨークに留学してしまいます。
そして、一段と大きく成長して再登場します。
まったく、姿も見目麗しいし、スタイル抜群!!!
スターたるべき要素が満杯です。
使用楽器が1714年のストラディバリウス「ドルフィン」です。日本音楽財団から貸与されています。
シベリウスの協奏曲は、チャイコフスキーやメンデルスゾーンほどポピュラーではありませんが、その冴え冴えとした音楽は、隠れた名曲だと感じます。
シベリウスは、ヴァイオリニストを目指しただけあって、楽器の特性を余すところ無く発揮できる音楽に仕上がっているし、シベリウス自身が初演したとされています。
難曲中の難曲。ヤッシャ、ハイフェッツのレコードは愛聴盤です。
演奏が始まる前、テレビカメラとライトの列がすごい!!やはり初日だからかと思っていましたが、なんと、すぐ近くに皇太子が出現したのです。
あーーー、驚いた!!!!!間近に初めてお目にかかりました。
雅子さんは見当たらず、、、、、、まだお悪いのですねーーーーー。
皇太子自身ビオラ奏者でもありますから、この演奏会は見逃すことができなかったのでしょう!!!!
もう、圧巻の演奏。
気合いがのっていました。
なんと、まだ、休憩後マーラーの交響曲があるのに、なんと、拍手鳴り止まず、アンコールにバッハを引いてくれました。
なんと豪華で幸せな夜だったでしょう!!!!