健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

垣添 忠生さん。

2010-03-10 | ヘルスsoothing.
日本経済新聞夕刊「人間発見」に国立がんセンター名誉総長・垣添忠生さんの「がんとの長い闘い。」が連載されました。
何代目か前の、がんセンター総長さんは、あと10年で癌を完全撲滅すると宣言されましたが、なかなか難しく、まだ、その達成には至っていません。
がんは、1981年以来、日本人死因のトップになりました。
2008年には、なんと34万人が癌で亡くなっています。
いまや、男性の二人に一人は、なんらかの癌にかかるといわれています。CTやMRI、優れた化学療法剤が出来上がっているために、がん医療の進歩はめざましい!!!
国立がんセンターが出来たのが1964年。
当初は、すべての癌の5年生存率は、30%前後でした。
現在は、約60%にまで上っています。

ここでは、垣添さんが、1975年に国立がんセンターに就職する、以前・・・・、何故医師を目指したか、、、。
奥様との出会い。
そして、奥様の癌との戦い。
うつ病になってしまった経緯。
涙なくして読めない手記です。

患者さんからあがった、がん医療変革を訴える声が、「癌対策基本法」成立に結実したこと、その中味を充実させる力強い実行。
こういった素晴らしい医師が、病気を克服していくのだと、感動しました。
コメント (4)
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