健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

金平糖。

2008-04-19 | 聴けた!imaging.
今年も、感謝の会が、京都・祇園甲部歌舞練場での「都をどり」で開かれました。
本年度・丁度・紫式部が源氏物語を書き上げ、出版して1000年にあたることから、出し物は、春夏秋冬源氏物語絵巻でした。
源氏物語を読んでいないものとしては、井上流の踊りに託したメッセージが理解に遠く、もどかしい思いでした。
しかし、4月からNHK教育での、瀬戸内寂聴さんの「源氏物語の男君たち」を毎週見ていたので、一部・なるほどと感じる場面もあり、暴睡しないで済みました。
しかし、なんと絢爛豪華な舞台と衣装なんでしょう。
何故か???
今年から、写真・ビデオ撮影厳禁となりました。
昨年までは、撮りたい放題だったんですが・・・・・・・・・、やはりお客様の鑑賞の妨げになるのでしょう。
終演後「一力」へ。
こちらも、もう10年連続でおじゃましています。
この料亭さんは、仕出し屋さんを使っていて、調理場がありません。
なんと、見事というか、伝統を頑なに守っているというか・・・・・。
10年一日とかこのことか!!!
毎年、計ったような・同じ料理です。
それはそれで、美味しいですが・・・・・・・・・・・。
お土産が、創業弘化4念という老舗の金平糖を頂きました。
「緑壽屋清水」さんです。
京都市左京区吉田泉殿町38-2、TEL075-771-0755です。
金平糖は、1546年ポルトガルからもたらされた異国の品々のひとつで、中でもひときわ美しく人々の目を引いたというお菓子でした。
当時は製造方法は一切秘密。貴重な品でした。
織田信長も宣教師から贈られたという記録があります。
金平糖にはレシピが無く、結晶させる技術は、なかなか難しいとされます。
イラ粉という・もち米を細かく砕いたものが、芯になします。
0,5mm。
これを回転している窯に入れ、配合したグラニュー糖を含む蜜を少しづつ振り掛けては、乾燥させる。
この工程を延々と繰り返します。
いまでも、天然素材だけ使った金平糖は、完成まで20日間かかるとされています。
根気良く、愛情を注ぎ、創り上げる工程は、家庭を築きあげていくお二人の姿や、育ててきた親心にも通じるところから、古来より高質での引き出物は、金平糖なのです。
「心ばかり」のこころ尽くしをいただきました。
ありがとうございます。
コメント
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