そろばん 「シナプス先生」のそろばんブログ

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学習習慣②

2009年05月25日 10時37分23秒 | 教室

学習習慣②

そろばん学習を開始する児童の学習習慣はまちまちである。

すでに定着している児童もいれば

その幼さのあまり、学習習慣の域にはほど遠い児童も存在する。

その顕著な現象が、注意力散漫である。

一つの事に集中することが出来ないため

頻繁によそ見をする。

これは決して欠点ではない

好奇心が旺盛すぎるのだ。

そのような生活習慣の軌道を、学ぶ力を身につける

学習習慣に矯正しなければならない。

自由奔放に生活していた児童にとってこの矯正は歓迎されない。

授業中、何度も注意を促される。

注意が散漫な時は、手元はストップしているので

進度に影響がでる。

それらを繰り返しながら、正しい軌道に児童を導いていくのが

私の役目である。

 


学習習慣①

2009年05月25日 10時22分33秒 | 教室

学習習慣①

そろばん教室は「まなぶちから」を身につける場。

そのような教育理念を持っている。

学ぶ力=学力である。

根底にこの力が定着していなければ、児童の将来の学力は向上するはずがない。

子どもたちの底力を、そろばん学習で身につけてほしい。

一種の才能教育である。

物事に集中して果敢に取り組んでいける能力は個人差こそあれ

そろばんトレーニングで身につけることができる。

究極の集中力を発揮してミスゼロに近づける

それに与えられた時間が10分(7分)

この学習習慣は後に学力となって反映され

社会人になれば身につけた

集中力が

「情報処理能力」

はおろか

「判断力」

「洞察力」

「記憶力」

「発想力」

など、諸能力を顕在化させてくれる。

 

 

 


暗算を指導しないそろばん教室があるってほんと!?

2009年05月25日 09時50分26秒 | 教室

暗算は常識

最近、成人の男女と会談する機会があった。

どちらも中年だが、お二人とも日商1級に合格しているという。

暗算の話題になった、私は珠算式暗算が右脳を使用していることを

説明するために、お二人の前で2桁5口の問題を読み上げた。

お二人とも、出来なかった。

日商1級に合格している人が出来ないのである。

少し前に、そろばん教室で暗算を教えていない教室が

50%前後存在するという情報を得たが

信用しなかった。

暗算が出来るようになるためにそろばん学習をするのは

常識と私は思っているからだ。

お二人に暗算の事で尋ねてみた。

どちらも、暗算の練習など一度も経験ないという。

数年前から転入生が増えてきた。

ある生徒は、低学年ながら、上級の練習をしているという。

試しに練習級よりワンランク下げたプリントを計測した。

まったく出来ない。

もうひとつランクを下げてみた。

やっぱり出来なかった。

もうワンランク下げてみた。

これも同じだった。

結局、練習している級より三つランクを下げたところからのスタートとなった。

もちろん、暗算のトレーニングは皆無であった。

日商検定に暗算の種目はない

教室で暗算のトレーニングが行われているかを判断する目安は・・・

暗算検定試験を受験しているかどうかで判断できる。