日珠連北海道ブロック珠算指導者講習会
北海道講演
北海道全域で組織する
商工会議所連合会からのオファで
全道の珠算指導者が一堂に集まる
日珠連珠算指導者講習会の
講師としてオファーがあり
10月5日早朝のJAL機で北海道に行ってまいりました。
その日は札幌に一泊し
6日午前7時35分発のJAL機で帰阪する予定でした。
伊丹着は午前9時30分
午後3時の授業には十分間に合うスケジュールです。
ところが接近する台風18号の予想進路コースを見ますと
帰阪予定の6日の午前9時前後に
近畿地方に一番接近する予報でだったのです。
大型の台風のため警報が発令されると
学校などは休校になりますが
午後3時から開始される当教室は台風が過ぎたあと。
このままでは子供たちが教室に登校します。
教室の臨時休校を決断したのは3日前の金曜日でした。
台風のコースが確定していない時期に
臨時休校の決断に迫られました。
この時点で決断するということは
土曜日の授業に出席する子供たちに
お知らせを渡せることができます。
学校もまだ休校ではない時期の決断は勇気がいりました。
土曜日出席の子供たちにお知らせプリントを印刷し
それ以外の児童には
「メール」
「ファックス」
「電話」
これらの方法で連絡しました。
メールとファックスは土曜日にお知らせした文面を利用できますが
電話ではいきさつを説明しなければならないため
私の真意が正しく伝わるか心配でした。
幸いにも電話での連絡は20名でしたので
保護者の方にはご理解いただけたと思います。
5日早朝家をでますと、すでに強風が吹き荒れています。
伊丹空港には1時間前に到着でき
ゆったりとした気持ちで搭乗を待ちました。
前夜からの資料作りで徹夜同然が二日間続き
機が離陸してすぐに熟睡してしまいました。
目覚めたのは着陸アナウンスが流れた
青森上空。
あっというまに新千歳空港に到着しました。
私はこの講演が108回目になります。
全国各地に出向いているのですが
観光をしたのは日程が連休と重なった
長崎講演と
教室の夏休み初日の熊本講演の二度だけでした。
北海道まできているのに
全く観光できずに帰阪するのは
残念でした。
欠航を予測して講演当日日帰りを考え
航空会社の時刻表をチェックしたのですが
5日18時に講演が終了してからの
便はゼロでした。
翌日朝6時に起床し欠航を覚悟して
新千歳空港に到着すると
なんと運行しているではありませんか!
「ツキ」を感じたのはこの時です。
今までも「ツキ」にどれだけ助けられただろうか?
ただ、ただ感謝あるのみでした。
JAL機は台風の上を飛行して
10分遅れで伊丹空港に無事到着しました。
急いで自宅に帰り次の作業は
臨時休校解除の通知を始めました。
「メール」
「ファックス」で連絡した後
教室に着くまでの車のなかで電話連絡
教室に到着した後
全員に電話連絡が終了したのが3時過ぎ。
すべての作業がおわり
子供たちが三々五々登校してくる姿を見たとき
安堵感で数日間の疲労が吹っ飛びました。