そろばん 「シナプス先生」のそろばんブログ

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散髪

2008年06月29日 03時41分26秒 | 教室

シナプス先生の髪型。

クリンクリンでパーマをかけたような髪型。

散髪屋さんの話では・・・

はげる前は髪の毛が細くなりクリンクリンになるという。

そういわれてから、かれこれ20年近くなる。

でも、まだはげていない。

でも、ずいぶん薄くなった。

地肌が見えている。

久しぶりに散髪に行った。

「髪を切りすぎないでください。」

結果、髪の先だけ整えて多くを残してくれた。

見た感じクリンクリンはなくなった。

やっと整った頭になった。

そのまま、教室に行った。

 

「先生!?何?その頭?」

と、皆に言われた。

「おかしいかなぁ・・・?なんで違うんやろ?」

「先生!いつもの頭とちがうでぇ?」

「そうかなぁ・・・」

 

「サラリーマンみたいや!」

 


家庭間格差

2008年06月26日 03時54分50秒 | 教室

シナプス先生は優しい?

シナプス先生は恐い?

シナプス先生は普通?

シナプス先生は面白い?

シナプスクラブの生徒に質問すると、それぞれが違った答えを出すだろう。

授業が始まれば、もくもくと課題に取り組む児童は、進度が抜群に早い。

隣とおしゃべりを始めたり、よそ見をする児童は進度が遅くなる。

当たり前のことである。

学習習慣が身に付いていない児童には矯正のための指導的注意が飛び交う。

最初は、「よそ見、おしゃべり」の軌道を修正するための注意で終わる。

一回目の注意を素直に聞き入れる児童は、再びドリルに専念する。

ところが、この注意を聞き入れない児童も存在する。

そのような児童には二度目の注意が与えられる。

一度目で軌道修正が完了しない生徒は、二度、三度とよそ見、を繰り返す。

そのような児童には、少し声を荒げた注意が飛び出す。

「声を荒げた注意」

一般には先生に「怒られる」という洗礼を受けることになる。

ここからが問題だ。

この怒る行為は、児童の家庭間での尺度が違い、格差がある。

家庭で、凄い剣幕で怒られている児童。

そのような環境で育っている児童は私の洗礼に全く効き目を表さない。

私の洗礼など、蚊に刺されるよりも軽い注意になる。

ところが、家庭で全く怒られることのない児童。

この児童には「恐い先生」のレッテルを貼られてしまう。

家庭で怒られることのない児童は、教室でもよそ見、おしゃべりなどはない。

ところが、家庭での躾にも格差がある。

一つの行為に対して、厳重注意される家庭。

そうでない家庭。

教室では、これらの家庭間格差を視野に入れながら

児童の学習習慣の軌道修正を行っている。

 

 

 


教室珍プレー

2008年06月24日 01時40分35秒 | 教室
Y君が教室にやってきました。

Y君 「先生!どこに座りますか?」

先生 「しゃべらないところ、よそみしないところ、立ち歩かないところ。」

それを聞いていた小2のMちゃんが・・・

どれだけ試練があんねん。

あーた、小2なのに「語彙」が豊富ですなぁ!

学習者のつまづき②【かけ算編】

2008年06月23日 01時29分42秒 | 教室
 加減の壁を突破し初歩のドリルを終了した児童は、いよいよ「1級~十段を目指す旅」がスタートします。10級~1級まで色々な壁が待ちかまえています。その壁を一つずつ乗り越えながら級の頂点を目指すのですが、中には壁を乗り越える事ができなく中途挫折する児童もいます。級がスタートして最初に出会う壁は「かけ算」です。10級から8級あたりまでは2桁×1桁・3桁×1桁と比較的スムーズに進みます。ところが7級のかけ算で2桁×2桁がスタートします。
 ここで大きな迷路が待ちかまえています。
 今までは、「かける数」と「かけられる数」を一度ずつ九九を唱えて答えをそろばん面に布数していたのが7級から1つの数字×2つの数字を二度ずつ九九を唱えて盤面に答えを布数しなければならなくなります。
 計算順序のパターンが変わるのです。
 新しい計算パターンが定着するまでしばらく時間が必要になります。
 加減の壁を突破してから、ドリルの進みが早くなった児童も、このあたりでドリルの進度が極端に減速します。
 この頃、「わからない」「むずかしい」の言葉をご家庭で聞くようになります。
 このつまづきを、前もって保護者の方が知ることで、児童の精神的なフォローが可能になります。また、早く壁を突破する手助けにもなります。
 教室では壁の突破に対して「頑張れ」とは声かけはしません。突破の目安を示します。頑張れの言葉では、学習者が、どのように頑張ればいいかわからないからです。教室では「真剣に100頑張れ」と具体的な数字を示します。
 2桁×2桁を100問反復すれば、このあたりの壁は楽に突破できるのです。

学習者のつまづき①【初歩編】

2008年06月10日 10時00分09秒 | 教室
 子どもたちが、級の頂点1級に向かい、段の頂点十段を目指すために、色々な壁を乗り越えなくてはなりません。初歩指導では10の合成分解からスタートします。ところがテキスト④で5の合成分解に入ります。
 子どもたちの最初の壁です。いままで10に対する補数を考えておけばよかったのに、そろばん面から、その補数を探すことができなくなります。
 ここで最初の壁が待ちかまえているのです。
 5に繰り上がるステップに突入すると、10の繰り上がりで覚えた「2の仲間は8」「3の仲間は7」が見つかりません。
 5に繰り上がるためには「2の仲間は3」「3の仲間は2」をそろばん面にインプットしなければなりません。学習者は戸惑います。このあたりでドリルの進度が極端に遅くなる児童も出てきます。
 珠算経験のない保護者のかたは、過去のドリルの進度と比べます。このあたりで保護者の方の不安係数がアップするのです。「子どもがわからないというのです・・・」「ドリルの間違いが多くなったのですが・・・」
当然です。
 子どもたちは、わからないことを、わかるようにトレーニングしているのですから、思い通りにいかなくて当たり前なのです。
 そろばん学習をマクロに捉えてください。
 入門から1級までという級全体を見渡すことで、入門時の細かい不安はなくなります。そんな時、子育てのことを思い出してください。何ヶ月で「はいはいする」「おすわりする」「たちあがる」「あるきだす」など、一応の目安は子育ての本には記されていますが、子どもたちは千差万別です。他の赤ちゃんが出来ているのに我が子ができない事で不安になることもあるでしょうが。心配無用です。
 現にお子さんは立派に成長しているではありませんか。

21世紀の珠算を考える会

2008年06月05日 09時01分17秒 | 教室
 10年ぶりに参加した。世話役世代交代が行われ、若手がすべてを仕切る活気のある会に成長していた。
 第2講目のアナウンサーの中村容子さんの講演の中で「独擅場」をどのように読みますか?の問いかけがあった。
 指名された方は「どくだんじょう」と答えた。私もそのように読んでいた。
 正解は「どくせんじょう」
これは「擅」「壇」と誤読したのが一般化されたらしい。
 すでに小説などにも「独壇場」(どくだんじょう)として登場しているということで、民間レベルでは「どくだんじょう」で認知された形になっている。
 「重複」(ちょうふく)も一般的に「じゅうふく」と読む人が多くなると、それも正解になる。
 
 正確な意味とは異なるが、これを「慣習」という言葉を当てはめてもいいのだろうか?
 出発前夜30分しか睡眠を取らない、徹夜状態での聴講で、ほとんど微睡み状態、いや?熟睡状態だった。