当教室から、キータッチ2000テスト(日本商工会議所主催、キーボード操作認定テスト)で日本で最年少のゴールドホルダー(10分間に2000文字タイピング)が誕生したときに、イブニングネットワーク近畿(NHK)とMBSナウ(毎日放送)から取材を受けました。その時に、ディレクターの目にフラッシュ暗算がとまったのです。結果、タイピング取材とフラッシュ暗算取材が行われました。15年ぐらい前になるでしょうか?
その後「キャイーン100%」という番組でフラッシュ暗算が取り入れられ全国的に認知されることになりました。
一般の人は、フラッシュ暗算という独自のトレーニング方法があると勘違いされているかたが多いのですが、フラッシュ暗算とは珠算式暗算のトレーニング方法の一つで、そろばん学習から派生した暗算技能なのです。
「そろばんといえば、願いましては~」というフレーズをよく聴きますが、読み上げ種目は、耳からインプットした数情報を、そろばん珠に変換して計算する、暗算トレーニングに対して、フラッシュ暗算はフラッシュされる数情報を、視力を使ってインプットして、そろばん珠に変換して計算する珠算式暗算なのです。
そのため、超速でフラッシュされる計算は、そろばんトレーニングで培われるものなのです。もちろん1桁の遅いフラッシュ暗算は、そろばん式の暗算を使用しないでも計算は可能ですが、二桁の速いフラッシュ暗算はそろばん式暗算でなければ計算は不可能なのです。