月刊誌の取材
取材の最大の目的は裏付け調査でした。
コメントにも書きましたが、珠算団体の連合体で発行した
そろばん学習啓蒙チラシのキャッチコピーに
「東大生の90%がそろばん学習経験者」を使用したことがある。
この、情報発信元は、林 壽郎大阪府立大学教授(現/名誉教授)
この月刊誌は全編「子育て情報」で埋め尽くされており
「そろばんと脳」の特集を組まれるとのことでした。
編集局での調査では公立高校出身に限定した東大生の調査では
対象者50名中20名が、子ども時代そろばんを習ってたというデータがあり
学習塾には通わず、高校2年生あるいは3年生のみ予備校に通ったという
共通した結果になったそうである。
当教室の3代目の東大生、山○洋○君(天王寺高校理数科)も
高校2年までそろばんを続けた。
子どもの頃からの習い事は「そろばん」のみ。
山○君は当教室の2代目東大生と電話で話す機会を
私が設定し、教室から現役東大生と話をしたのが
東大進学のきっかけになったようである。
彼はその後、高校3年の1年間、予備校に通い
みごと東大現役合格を果たしている。
ちなみに、暗算は九段を取得した。
編集局では上記の調査で公立高校出身の東大生の40%が
そろばん学習の経験者という結果から
「東大生の90%がそろばん学習経験者」に興味を示されたようだ。
公立高校に限定せず私立高校も含めた全調査では
比率はさらに向上すると推測される。
私から発信した情報は下記のようになる。
「イチロー選手は瞬間視能力が野球選手のなかでナンバーワン」
これは、田村スポーツビジョン研究所の調査だが
コンマ何秒かで瞬間に表示される数字を
イチロー選手は8桁まで認識できたと報告されていた。
瞬間視能力と動体視力は密接な関係があり
イチロー選手が大リーグで活躍している理由が理解できるデータである。
同時にイチロー選手は、かってお正月番組で
徳光アナウンサー(元日本テレビアナウンサー)が読み上げる
3桁5口の読み上げ暗算を正解したという事実もあり
イチロー選手は子ども時代、そろばん3級に合格している
情報から頷ける結果になる。
ただ、3桁5口の読み上げ暗算を正解する
能力から推測すると、暗算能力は
限りなく1級に近づくのではないかと推測する。
また、元阪神の赤星選手は、そろばん2級に合格。
中日の野口投手は1級に合格しているなど、珠算とスポーツは
脳レベルで相当関与していると推測される。
このような情報を提供して、編集者の方は
そろばんは脳力開発であることをますます確信されたようである。
また、私の持論である、そろばんと併用した両指トレーニングの
実践をお話した結果、この部分をクローズアップさせた
取材にこられることを約束して2時間ばかりの取材が終了した。