ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

エアーナビAVIC-T10 、26日アップデート

2009-08-25 19:15:01 | GPS
エアーナビ(AVIC-T10)バージョンアップのご案内

 エアーナビの旧機種、AVIC-T10のバージョンアップが、8月26日(水)15時に予定されている。
 なお明日の販売が予定されているのはダウンロード版のみ。ファームウェアやデータが格納されたSDカードを購入することもできるが、こちらは今のところ8月下旬発売予定となっていて、詳細の記述は無い。

 価格は、通信サービス加入者向けダウンロード版(地図特) CNVU-A200DL-Dが5,250円。通常のダウンロード版CNVU-A200DLが15,750円。SD版CNSD-A200が18,900円となっている。

 現在のところ、ダウンロード版の購入方法は記載されていない。パソコンとエアーナビを直接接続する、ということが分かるくらいだ。

 このバージョンアップにより、2009年4月1日施行分の市区町村合併に対応したデータに更新されるとともに、下記の対応が行われる。ソフトウェアは最新のエアーナビである AVIC-T20 相当になると考えてよさそうだ。

・ウイジェット機能搭載などによりナビポータルサービスへのアクセス性の向上
・地図表示の見やすさ・美しさが向上
・地図スクロールをはじめ操作レスポンスが向上
・周辺検索のATM有り無し表示に対応
・連続交差点案内の実現により、さらに細やかな誘導が可能

 とりあえず、明日中には試してみるつもりだ。
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ドコモがゼンリンデータコムとの業務資本提携を強化

2009-08-24 23:09:11 | GPS
ゼンリンデータコムとエヌ・ティ・ティ・ドコモの業務・資本提携の強化に関するお知らせ (ニュースリリース)
ドコモとゼンリンデータコムが提携強化、行動支援サービスを検討 (ケータイWatch)
NTTドコモ、ゼンリンデータコムに7億円の追加出資 (CNET)
ドコモがゼンリンデータコムの株式を追加取得 - 業務・資本提携を強化 (マイコミジャーナル)
NTTドコモとゼンリンデータコムが業務・資本提携強化、技術・サービス融合 (マイコミジャーナル)

 NTTドコモ、ゼンリン、ゼンリンデータコムは8月24日、ゼンリンデータコムとエヌ・ティ・ティ・ドコモの業務・資本提携の強化について発表した。
 まずは資本提携について。ゼンリンデータコムがドコモとゼンリンを引き受け先として第三者割当増資を実施。ドコモの引き受け分は7億円という。これにより、ドコモはゼンリンデータコムの株式の内20.6%を保有する。
 業務提携については、「両社のもつ技術およびサービスを融合し、地図上の観光情報や地域スポット情報の充実および地下街地図の整備などによる地図データコンテンツの充実、3D技術などの応用によるナビゲーションの高度化などにより、位置情報に基づく行動支援サービスの提供を検討」(ニュースリリース)とのことだ。

 両社は07年6月に業務資本提携を結んだ。このときドコモは4億円でゼンリンデータコムの株式を取得している。この時は07年秋モデルの905iに「地図アプリ」を搭載、地図の閲覧と検索を無料の基本機能としてケータイに取り込んだ。
 今回の提携により、09年秋モデルでは何が出てくるのか。iコンシェルのGPS対応など「位置情報に基づく行動支援サービス」が強化されることは十分ありそうな話だが、具体的にどんなものが提供されるのか、注目したい。
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HOLUX M-241紹介記事紹介

2009-08-24 00:45:48 | GPS


夏休みに最適! 旅行の思い出を完璧にするGPSロガー (日経トレンディネット)

 日経トレンディネットでの、戸田覚氏によるGPSロガーHOLUX M-241の紹介記事。


 まず記事に触れる前に、HOLUX M-241のスペックを確認しておきたい。

・機能:GPSロガーおよびGPSレシーバー
・大きさ・重さ:32.1 x 30 x 74.5mm、39g(電池除く)
・GPS感度:-159dBm
・WAAS/EGNOS/MSAS:対応(ディファレンシャルGPSにより精度を上げることが可能)
・初期測位時間:36秒(cold start)、33秒(warm start)
・電池のもち:12時間(単三電池1本)
 USB給電が可能。
・LCD表示内容:バッテリ残量・緯度・経度・速度・高度・時刻・緯度距離・記録容量の残量
・トラックログの保存量:130,000(一定時間、一定距離の指定が可能)
・PCとの接続:USBおよびBluetooth
・防塵防滴:無し

 この機種の特徴は、GPSロガー(移動軌跡の記録装置)として使うことも、GPSレシーバー(現在地をPCやスマートフォンなどに出力する)機能を持つことと、PCなどとのインターフェースにUSBとBluetoothがあることだ。
 非常に小型・かつ軽量。感度は-159dBmとGPS受信チップとして有名な SiRFStartIII と同レベル。電池は単三型を使用し交換可能であるとともに、電池のもちは12時間と十分。移動軌跡の保存量130,000ポイントと十分(GPSロガーとして有名な GARMIN 社製のスタンダード製品は、内蔵メモリへの記録では10,000ポイントが一般的)。
 仮に5秒おき(初期設定)に記録するとすれば、180時間は保存できる計算になる。電池は12時間もつので、1日1回充電できれば、エネループ2本もあれば十分に使い回すことができる。またUSB給電も可能であるとのことで、車で走った記録を取る場合には電池の残りを気にしなくてもよい。他メーカーのGPSロガーでそのような使い方をしたことがあるが、これは便利だ。
 ログは付属ユーティリティーにより、KMLやGPXとして取り出すことが可能だ。
 注意点は、防滴仕様では無いことだろう。

 個人的にも結構興味のある機種であったのだが、eTrex Vista やら GPS-CS3K やらを買っている内に、買いそびれてしまった。ということで、今回興味深くレビューを見た。


 前置きが長くなってしまったが、記事について。

 この筆者はGPS-CS1KSPを使っていたが、これが大きいので買い換えたとのこと。ちなみに GPS-CS1KSP は 36×36×87mm、55g。一回りくらいは小さくなる。
 なお注意事項として、「若干マニアックなツール」であることが挙げられている。海外製品であり、日本語マニュアルもクイックガイドくらいしか無いためのようだ。「最初の1台として購入する方や、パソコンにあまり詳しくない方には国産品をオススメする」とのことだが、GPSロガーを何台も持つ方はそういないと思うので、ものは試しと1台目にこれを買ってしまうのもいいかもしれない。
 国産品のGPSロガーとしては、高くなってしまうがGPS-CS3Kを挙げることになるだろうか。GPS感度はm-241に劣らないはずだ。

 ちょっと意外であったのが「GPSの感度はさほど高いとは感じなかった」という点だ。この筆者が持っていた機種「GPS-CS1KSP」と比較すれば、体感できるくらいに感度の差はあるはずなのだが・・・
 わたしの場合は「GPS-CS1K」(ハードウェアはGPS-CS1KSPと同一)と「GPS-CS3K」(スペック上での感度はM-241と同等)で感覚上での話ではあるが、明らかに差があったという印象だ。

 ログの取り込みソフト「HOLUX ezTour for Logger」でのログ読み込みや取り込んだ結果についても記載があり、参考になる。
 また、付属ソフトで写真データとGPS位置情報のマッチングも可能とのこと。位置情報を写真データに書き込むことも可能だ。これにより、flickr と地図を連動させる(ちょっと古いですが)ような使い方や、Google Earth や Super Mapple Digital のような位置情報つき写真対応地図ソフトに読み込ませたりができるようになる。

 これも意外であったのが、防滴について触れられていなかった点だ。GPS-CS1KSPの記事では記事のタイトルになってしまうくらい不評であったのに、今回はこれについての記載が無い。GPS-CS1KSP から比べると一回り小さいので、その点には目をつむったということだろうか。
 とは言っても M-241 は元々の感度が十分高く、カバンに入れるなり袋に入れるなりでも十分その性能を発揮できると思うので、大きなデメリットにはならないと思う。


 わたしは高感度版 eTrex Vista HCx のユーザーだが、これは56x107x30mm、156gとちょっと大きく重く、かつ電池が2本必要だ。持ち出すのが億劫になることも多い。地図が常に見られるというメリットはあるのだが、ちょっと現在地を確認したいという程度であればケータイGPSで十分だ。防滴という安心感はあるが、なかなか防滴のメリットを活かせる使い方もしていない。ログがSDカードに記録できるというのも大きなメリットなのだが、13万点記録できるM-241と比べれば、そう大きなメリットにもならない。
 そう考えると、ちょっとログを取っておきたいといった用途では、こういう小型・軽量のログ取り専用機というのもよさそうだ。1年前にこのようなレビューを見ていれば、買ってしまったかもしれない。
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低価格ナビ「PND-A3510」レビュー記事紹介

2009-08-21 06:48:45 | GPS


第68回:1万5000円を切る脅威の低価格ナビ「PND-A3510」レビュー (INTERNET Watch)

 3.5型液晶・メモリ1GBの廉価版仕様ではあるものの、1.5万円を切る脅威の低価格PND、ハンファ・ジャパンの「PND-A3510」のレビュー記事。購入を検討されている方には参考になるだろう。
 ゼンリン地図を搭載している。ナビ画面を見る限りでは、ゼンリン地図であった頃の迷WANや「PONTUS EN-4500」、防滴バイク向けナビのXROAD「RM-A400」、同じXROAD「RM-C3500」、ツインバード「トモナビ NV-J011B」と同系統のナビゲーションソフトを搭載しているものと推測される。ただしメモリは1GBである点に注意が必要だ。
 わたしは同系統ナビの2GB版を搭載した EN-4500 のユーザーであるが、本blogで何度かレビューをしたように、十分使えるナビだと感じている。

 このPND-A3510、販売元のページを見てもなかなかに情報が少ない。せっかく実機を使ってのレビューなのだから、マニュアルなども参照いただき、
・地図や検索データは何年度版を搭載しているのか。
・2GB版「PND-A4320」と1GB版「PND-A3510」の具体的な違いは何か。(データ量が異なるが、検索対象数に影響があると推測)
・コールドスタートはけっこう速いとの記述があるが、具体的に30秒なのか、1分なのか、2分なのか。
については少なくとも触れて欲しかったところだ。

「地図や検索データは何年度版を搭載しているのか」についてだが、このような安価なナビでは特に重要となる。メーカーには失礼だが、地図更新といったアフターサービスはほとんど期待できないだろうからだ。もしあったとしても、かなりの価格になってしまう可能性もある。
 2GB版のPND-A4320のレビューによると、地図データ・経路データ・検索データともに2008年までのデータを使用して作られた2009年度版とのことだ。確信は持てないが、PND-A3510も2009年度版である可能性が高い。
 4月にEN-4500も2009年度版データがリリースされ、またトモナビも2GB版のアップデータが販売されたところを見ると、基盤となるソフトウェアがこの時期にアップデートされたものと推測とされる。なおトモナビのアップデータ説明はそこそこ情報があるので、参考になる。

 PND-A3510のデータ量だが、ハンファ・ジャパンの楽天市場のページ、同系統のナビソフトを搭載し1GBメモリの RM-C3500 やアップデート前のトモナビが参考になりそうだ。住所は番まで(約189万件)、名称・ジャンル検索40万件、電話番号検索はできない、とのことだ。
 これが2GB版のPND-A4320では、住所2200万件、名称・ジャンル検索200万件、電話番号1000万件になる。

「コールドスタート」についてだが、どれくらいで測位できるかは実機を動かさないと分からないポイントとなる。それだけに、具体的な値が欲しかった。

 なお搭載しているGPSチップはAtlas III。これはXROADのPNDでも見かけるGPS搭載のアプリケーションチップだ。感度については特に記載は無いが、海外のWebを見るとこのチップを搭載した製品で-156dBmという記載を見かけた(正しいかは不明)。
 よく見かけるSiRFstarIIIは-159dBmでこれに比べれば劣るが、それでも十分な感度であろうと推測される。

 不満な点としては、VICSや自律航法の非搭載が挙げられている。わたしもこの点はPNDにおける大きな欠点の一つと考えているので、パイオニアのAVIC-T10を購入した口だ。
 とは言ってもレビューの中でたびたび触れられている SONY NV-U3C も、上位機種にある VICS 対応と自律航法を削除して、小型・安価なラインナップを実現している。また他のPNDを見ても、VICSや自律航法を搭載するナビはまだ少数派だ。現時点でこの価格帯のPNDに搭載されないのはやむを得ないだろう。今後に期待したいところだ。

 INTERNET Watch という有名媒体の記事なので文句も出てしまったが、注目される安価なPNDのレビューであり、参考になる記事だと思う。
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位置情報と写真を活用した「イマイル」

2009-08-20 02:11:55 | GPS
購買支援サイト運営のベンチャーリパブリック リアルタイムに「今」のデキゴトを写真で投稿するGPS連動型ケータイフォトブログ『イマイル』を開設 (ニュースリリース)
位置情報と写真を活用したケータイフォトブログ「イマイル」 (ITmedia)

 coneco.netやTravel.jpを運営するベンチャーリパブリックは8月14日、GPS機能を用いたケータイフォトブログ「イマイル」をリリースした。
 「今」の出来事を写真で投稿する携帯電話専用のミニブログであり、ケータイで撮影した写真に、GPSにより取得した住所情報(都道府県・市区町村・X丁目単位)と一言コメントをつけて投稿するようなサービスだ。
『「今、この場所で目の前にあること」をリアルタイムに見せ合ったり、コメントの書き込みによる感動の共有や追加情報の提供など、利用者同士のコミュニケーションを無料で楽しむこと』(ニュースリリース)ができる、とのことだ。

 閲覧にユーザー登録は不要だ。GPSにより「都道府県・市区町村・X丁目単位」の現在地を割り出し投稿を確認することもできるし、場所を選択肢から選んで投稿を確認することも可能だ。
 基本的に、情報は最新のものから順に表示されるようだ。


 移動中も持ち歩き、かつ簡単に位置情報を利用できるケータイならではのサービスで、おもしろそうではある。が、このサービスは「今」を売りにしていることもあり、他の同様サービスよりも、どれだけ多くのユーザーが利用するのか、が重要になる。
 さてどの程度使われるのか、とりあえず注目はしていきたい。
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MapFanナビークル、3.6リリース

2009-08-20 01:51:13 | GPS
NTTドコモ向けカーナビアプリ 「MapFanナビークル」がバージョンアップ「Google Earth™」でのルート表示に対応~携帯電話のGPSで取得した走行軌跡をパソコンへ~ (ニュースリリース)
カーナビiアプリ「MapFanナビークル」がGoogle Earthと連携 (ケータイWatch)

 インクリメントPは8月19日、ケータイ向けカーナビアプリ「MapFanナビークル」のバージョンアップを発表した。ダウンロードしてみたところ、最新版は3.6となっていた。
 ニュースリリースによると、このバージョンアップにより「Google Earth」に対応したとのことだ。

 ただ、3.5でGPXとKMLでの保存に対応して、今回のバージョンアップで何が変わったのかはよく分からない。
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TomTom、iPhone用のカーナビアプリ

2009-08-19 00:30:31 | GPS
TomTom app for iPhone now available
欧米のiPhoneユーザー待望、ナビアプリ「TomTom」ついに登場 (マイコミジャーナル)
TomTom、『iPhone』用 GPS ナビゲーション アプリの提供開始 (japan.internet.com)

 オランダのカーナビメーカー、TomTomは17日、iPhone 3G/iPhone 3GS用のカーナビアプリ「TomTom for iPhone」をリリースしたと発表した。
 価格は記事によると米国・カナダ版(99.99ドル)、西ヨーロッパ版(139.99ドル)、オーストラリア版(79.99ドル)、ニュージーランド版(94.99ドル)(マイコミジャーナル)とのことだ。

 カーナビとしての特徴としては冒頭に「IQ Routes」が挙げられている。これは実際のTomTomユーザの走行データを利用して、最短のルートと精度の高い走行時間を割り出すという技術だ。

 これは、iPhone OS 3.0の発表時に同時に発表されたものだ。
 なお日本国内では既に、全力案内!ナビいつもNAVIがカーナビ機能に対応したアプリとしてリリースされている。
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GPSを搭載したUMPC「Viliv X70」

2009-08-17 23:59:04 | GPS
Viliv X70 (製品サイト)
Brule、7型液晶搭載のUMPC「Viliv X70」 (PC Watch)
BRULE、GPSを搭載したUMPC「Viliv X70」シリーズを発売へ、価格は5万9800円より (CNET)

 BRULEは8月17日、GPS搭載UMPC「Viliv X70」の予約受付を8月19日から開始すると発表した。商品出荷は9月7日を予定している。下位の「X70-E」で価格は59,800円。CPU、ストレージ、OSの違いで3モデルが用意される。

「Viliv S5」と比べると約660gと重くなった(S5は436g)代わりに、7型液晶(S5は4.8型)となった。解像度は変わらず、1,024×600ドットだ。
 搭載しているGPSチップは、メジャーな高感度GPS、SirfStarIIIとのことだ。


 MapFan Naviiが正式サポートすれば、PNDとしてもかなり使えそうなのだが・・・
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山岳ナビ搭載「SHAKE!ヤマナビ」

2009-08-17 23:23:04 | GPS
マップネット、3.5インチの登山用ポータブルナビゲーション『SHAKE!ヤマナビ』を開発、ECサイト「ナビポタ.com」にて発売開始 (ニュースリリース)
SHAKE!ヤマナビ
登山用ポータブルナビゲーション「SHAKE!ヤマナビ」発売 (日経トレンディネット)

 マップネットは8月17日、国土地理院データベースを採用した登山用3.5インチサイズポータブルナビゲーション『SHAKE!ヤマナビ』を発表した。8月20日発売。価格はキャンペーン中は33,600円。
 登山用の地図が格納されていることが特徴のPNDだ。

 地図は国土地理院発行の2万5千分の1、5万分の1地形図の地形図が地域ごと、20万分の1地形図、20万超の1陰影図が全国版が搭載されている。
 地域については、北海道版、東北版、関東版、中部版、関西版、中国・四国、九州・沖縄版が用意されている。今のところは各地域を格納したSDカードと本体がセットで販売されている。各地域の地図が別売りで用意されるかについては特に記載が無い(普通に考えれば用意されるものとは思うが・・・)。

 パネルのタッチ操作でルート作成ができ、また登山軌跡の登録ができる。
 カーナビのデータも格納されていて、カーナビとしても使用可能だ。カーナビ部については住友電工製のデータベースを採用していて、住所1300万件、電話番号1000万件(プレスリリースによると1000万件だが、販売サイトの仕様では300万件)、名称250万件が格納されている。

 ハードウェアは、幅95.0(mm)×高さ73.0(mm)×厚み21.00(mm)、153(g)と小型軽量。3.5インチQVGA液晶を搭載している。輝度調整はマニュアル(オートディマーは無いようだ)。本体メモリは1GBで、ここにシステムとカーナビデータが入っているようだ。リチウムイオン電池を内蔵していて、バッテリの持続時間は3.5時間となっている。付属品に防水携帯ケースがあることからすると、本体に防水機能は無い。

 山岳ナビとカーナビを組み合わせたおもしろいナビだとは思うが、バッテリ持続時間3.5時間が短すぎるように思う。販売サイトの説明に「実際の登山ルート軌跡を記録。登山の帰り道へ活用可能」とあるが、3.5時間でそのような使い方は難しいと思う。また電池はリチウムイオンであり、万一バッテリが切れたときに乾電池を交換する、といったことはできない。
 山岳向けで防水機能が無いのもどうかと思うが、そこは付属のケースでカバーできるのだろう。


 どこかで聞いたことのあるナビだ、と思って過去の記事を検索してみたが、山岳ナビソフトSANGA搭載PNDのハードウェア違い、と言った印象だ。



 SANGAでは、各地域のデータが1万円弱で販売されている。
 こちらのPNDは本体価格は2.5万程度と安価に設定されている。こちらを選ぶというのもいいかもしれない。
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カーナビアプリでGPSログの取得が可能に

2009-06-22 23:02:42 | GPS
NTTドコモ向けカーナビアプリ 「MapFanナビークル」バージョンアップ GPSで取得したドライブの走行軌跡をパソコンへ送信 (ニュースリリース)
インクリメントP、ドコモ向けナビアプリ「MapFanナビークル」最新版 (Car Watch)
PC/ナビ連携強化、軌跡取得機能も…インクリメントP MapFanナビークル (レスポンス)

 インクリメントPは6月22日、ドコモケータイ向けカーナビアプリ「MapFanナビークル」のアップデートを発表した。
 このアップデートにより、GPX形式もしくはKML形式(選択可能)のGPSログが取得できるようになるとともに、このログをメールで送信できるようになった。
 また、30日間無料で試用できるキャンペーンも実施されている。

 ということで、早速使ってみることにした。
 まずはケータイ版MapFanのページに接続し、「MapFanナビークル」をダウンロードするとともに、「お試しマイメニュー」登録をした。これによって30日間無料で試用できるというのだから、ありがたい。

 このGPSログ取得のサービスを使うにはアプリにメールアドレスを登録しておくのがよい。この登録したアドレスに宛てて取得したGPSログが送信される訳だ。登録は、
「メニュー」-「設定/ヘルプ」-「ドライブログの設定」-「PCメールアドレス設定」
から行う。続いてログ形式の指定を行う。同様に、
「メニュー」-「設定/ヘルプ」-「ドライブログの設定」-「データの変換形式」
から行う。GPXとKMLから選択できるが、わたしはGPXにした。

 これで準備は終了。
「メニュー」-「ドライブログ」-「ドライブログの開始」
によって、GPSログの取得が開始される。
 終了は、
「メニュー」-「ドライブログ」-「ドライブログの終了&送信」
だ。この操作により、これまで取得したログがメールで送信される(送らないという選択肢は無い)。

 このGPX形式のGPSログは、添付ファイルとして送られる。PCでメールを受信して添付ファイルを保存すれば、これだけでGPX形式(やKML形式)のログがPCに取り込めてしまう。
 形式変換も不要で、非常に簡単だ。
 これをどう閲覧するのかが問題だが、Google Earth を使って衛星写真の上に表示させてもよいし、最近発売された最新の MapFan.net を使えば地図上に表示させることもできる。

 送信したGPSログは、
「メニュー」-「設定/ヘルプ」-「ドライブログの設定」から参照や削除、再度のメールの送信が可能だ。
 なお、終了手順を踏まずにアプリを終了させた場合、短時間使ってみた限りでは、ログは保存されずになくなってしまうようだ。ただし長時間使用した場合にどうなるかは、不明だ。

 車などの走行ログを地図上に表示させるのは、結構見ているだけで楽しい。MapFan ナビークルの試用と Google Earth を組み合わせれば(905i以降のケータイとPCがあれば)追加費用無しにGPSログを取得できて閲覧できるので、一度試してみることをお勧めしたい。


 取得できる GPX 形式ログは、開始地点と終了地点をそれぞれ記録した wpt 部と、GPSログを記録した trk 部から構成されていた。マップマッチングはされていないようだ。
 N905i で使った場合、ログ取得間隔は距離を基準にされているようで、徒歩で使った場合、10m 強移動した地点で記録されていた。trk 部には高さ情報も記録されているが、どういう訳かゼロが入っていた。

 同様にログの取得できるケータイアプリとして、「地図アプリ」の「足あと」機能がある。こちらはSDカードからの読み込みとCSVからGPXなどへの変換が必要なので、若干ではあるが、敷居が高いかもしれない。
(いや、わざわざダウンロードしないといけない有料アプリの方が、かなり敷居は高いか・・・)


 MapFanナビークルはカーナビアプリであり車内で電源を取って使うことが考えられているだろう。この場合は電池残量を気にしなくて良いので、長時間のログ取得が可能になるだろう。この用途であれば、最近のケータイGPSの性能をもってすれば、充分GPSロガーの替わりになりそうだ。
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WiMAX搭載カーナビの試作機

2009-06-16 06:49:31 | GPS
クラリオン、モバイルWiMAX対応の試作機を公開 (Tech-On!)
UQ Com、7月の有料サービス開始に向けて「UQ WiMAX」をアピール (INTERNET Watch)
ノートPCやモバイルルータなど、WiMAX対応製品が参考展示 (BB Watch)
国内初投入を賭けてWiMAX搭載マシンを各社が発表 (PC Watch)

 UQコミュニケーションズとインテルは6月8日、都内で「WiMAX共同記者発表会」を開催した。ここではパートナー各社がWiMAX搭載機を展示していたのだが、その中にクラリオンのWiMAX対応PNDの試作機が展示されていた。以前取り上げた、通信機能を持つ PND「Clarion MiND」(Bluetooth や無線 LAN を持つ)をベースにしたもので、USB 外付けタイプと通信モジュールを内蔵するタイプとがある。ただし実用化時期は未定。

 自宅では無線LAN、走行中はモバイルWiMAXという具合に使い分けることを想定しているそうだ。
 UQコミュニケーションズでは、「2012年度までには人口の90%のカバー率を見込んでおり、同時期にカーナビでの採用が進む」「車載器がモバイルWiMAXに対応することで、必要に応じてカーナビなどの機能をダウンロードする使い方に変わっていくと予想」(Tech-On!)しているそうだ。

 ただ、リアルタイムな情報を入手するために走行中にモバイル WiMAX を使う、というのは、さすがに人口カバー率が90%になっても厳しいかなぁ、という印象だ。インターネット閲覧程度あれば問題ないだろうが・・・
 わたしはエアーナビユーザーだが、比較的カバー率が高いソフトバンクモバイルの圏外に出てしまうと、結構ストレスになるくらいだ。
 実際に市場に出たときにどのように使われるのか、注目したい。
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ストラーダポケット紹介記事

2009-06-16 06:16:30 | GPS


4GBデータ&ジャイロ搭載で高機能を追求した新ストラーダポケット (レスポンス)

 ストラーダポケット「CN-MP200D/DL」「CN-MP100D/DL」の紹介記事。
「本格ナビ並みの機能を目指したナビゲーション機能」「GPS+迷いまセンサーでより高精度な自車位置測位を実現」「Googleマップ連携も実現」「充実のAV機能」という観点から説明している。
 さらに、ストラーダポケットは 4GB microSDHC を搭載しているが、これの 8GB への無料アップグレードキャンペーンについての紹介もされている。
 また、画面写真もいくつか紹介されている。

 購入を検討されている方には、参考になるだろう。
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iPhoneとカーナビ

2009-06-15 23:42:14 | GPS
エコシステム拡大に拍車がかかる!? iPhone OS 3.0とiPhone 3G Sのインパクト (ITmedia)
TomTom参入でカーナビ市場に激震!? 新型 iPhone の衝撃 (レスポンス)
新型『iPhone』用ナビゲーション、GPS 機器2社が近く提供へ (japan.internet.com)
富士キメラ,2020年に国内ITS市場は6536億円,国内カーナビ市場は縮小と予測 (Tech-On!)

 WWDC 2009で iPhone OS 3.0 の説明がされ、また iPhone 3G S が発表になった。
 その紹介記事の中でも、とりわけ ITmedia の記事が目を引いた。ライター神尾氏の記事だが、ナビゲーションの分野で TomTom が壇上に上がったことが記載されていたからだ。
 また同じく神尾氏のレスポンスの記事でも同様に、TomTom の参入について取り上げられている。

 また japan.internet.com の記事によると、TomTom のみでなく Navigon というメーカも iPhone 3G 向けにカーナビゲーションサービスを提供するという。

 iPhone はこれまで「リアルタイムルートガイダンス」が実現できなかったが、ようやくここへ来てナビとして使えるものがリリースされようとしている。
 TomTom や Navigon だけでなく、GARMIN なども続くかもしれない。日本でも、ゼンリンのいつもナビ全力案内!あたりも対応してくるかもしれない。

 iPhone なら、カーナビと通信を組み合わせたサービスが提供できる。ケータイナビや通信対応のPND(エアーナビなど)でも、これは、というサービスがなかなか見られないが、iPhone ならば何かやってくれるかもしれない、という期待をなぜか持たせてくれる。

 Tech-On! の記事によると、富士通キメラ総研は、据置+PND の 2020 年度の市場規模は 2008 年度と比較すると縮小すると予測している。その中で PND については、「今後,スマートフォンとの差異化が困難になると予想し,徐々にスマートフォンに市場を奪われる可能性を指摘」(Tech-On!)しているそうだ。
 レスポンスの記事にあるような「激震!?」かどうかは置いておいても、多少なりとも iPhone の PND 市場に対する影響は出てきそうだ。
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屋久島でGPSを使った記事紹介

2009-06-10 07:29:56 | GPS
屋久島でGPSガジェットを使ってみた! (ASCII.jp)

 屋久島で、iPhone 3G、SONY HDR-TG5V、GARMIN GPSMAP 60CSx を使ってみた、という記事。レビューというより、屋久島紀行といった感じの記事だ。
 目的は、位置情報つきの写真を撮るということのようだ。もし私が屋久島にGPSを持って行くとすれば目的はジオタグつき写真はもちろんトラックログの取得もあると思うが、まぁそれは人それぞれだろう。
 もちろん朝から夕方までトラックログを取るのであれば、GPSMAP 60CSx しか選択肢はなくなって比較のしようがなくなるというのもありそうだ。

 ちょっと驚いたのは、登山口で GPSMAP 60CSx は位置取得できているのに、iPhone と HDR-TG5V はできなかった、という点だ。少なくとも iPhone の GPS は Hammerhead II でトラッキング(一旦測位に成功しそのまま測位を続ける場合)時感度は -160dBmと充分。HDR-TG5V も最近の SONY 製 GPS を見る限りでは他の機種と大きく劣ることは無いはずだ。
 あくまでも推測だが、GPSMAP 60CSx は登山口到着前からトラッキング状態にあったのではないだろうか。そうであれば、この感度の差は納得できる。
 逆に言えば、電池のもちの問題からトラッキングできない iPhone や HDR-TG5V はその感度を十分に活かすことはできないことがある。それは当然のことではあるのだが、こういう記事を読んで改めてそのことに気づかされた。

 また、これも当然のことなのだが、このような場所ではケータイの電波が届かず、iPhone では地図を表示させることができない。HDR-TG5V は地図を内蔵しているが、詳細地図は内蔵していない。とは言っても地図を表示できることは便利だと記事にはあった。
 記事では記載は無いが GPSMAP 60CSx は日本地形図などの地図を入れれば詳細地図を表示することができる。こちらの方がよりメリットは大きいだろう。

 登山であれば突然の雨も心配だ。記事にも「登山用レインウェアも買いました」とある。が、このガジェットの中では GPSMAP 60CSx のみが防水仕様であることは、仕様比較の一覧に記載があるのみだった。


 意図的に、アウトドアでの GPSMAP 60CSx のメリットを避けて書かれているような印象も受ける。まぁガジェットも適材適所ということだろう。
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nav-u NV-U3CとNV-U3V紹介記事紹介

2009-06-10 06:21:15 | GPS


ソニー「nav-u」のワンセグ付と低価格モデルを徹底比較<前編> (Car Watch)
ソニー「nav-u」のワンセグ付と低価格モデルを徹底比較<後編> (Car Watch)

 SONY製PND「nav-u」のフラグシップ機種「NV-U3V」と廉価機「NV-U3C」の紹介記事。以前紹介したINTERNET Watchの記事もご参照いただければと思う。INTERNET Watch の記事は、徒歩・自転車編。Car Watch の記事は車編となっている。
 いろいろと細かい点まで比較してあり、NV-U3V(もしくはNV-U3)と NV-U3C のどちらかを迷っている、という方には、とても参考になる記事だと思う。


 前編はNV-U1からはじまるnav-uの系譜、NV-U3V, NV-U3C それぞれの外観や付属品の写真、設置方法、スペック比較、縮尺による地図表示の様子比較を詳細に行っていて、参考になる。
 記事によると、NV-U3Cは「一部の検索方法などで約半年分の進化をしており、より使い勝手が向上している面もある」とのことだ。
 なお記事には特に書かれていないが、NV-U3V の VICS ユニットは光・電波ビーコン対応で、ポイントが高い。ゴリラなどに搭載されている FM-VICS よりも利便性は上だろう。


 後編は、実際にカーナビとして使用したときの使用感比較。目的地検索(住所・名称検索など)、PetaMap、ルート検索、
 写真掲載が多く、こちらも参考になる。

 NV-U3/NV-U3Cは名称検索時、全国から探すことが可能とのこと。PNDによっては(パイオニアのエアーナビのように)都道府県を指定しないと名称検索ができないものもあり、この点は NV-U3/NV-U3C のメリットだと思う。ただし検索速度が遅くなるケースがあるようだ。NV-U3/NV-U3C でも、都道府県を絞っての検索もできるようになっていれば、さらに便利になりそうだ。

 NV-U3とNV-U3Cでは、若干ルート検索結果が異なるとのことだ。ちょっと意外だ。

 大きな差が出たのは、スペック差がそのまま見えてしまう、GPS 衛星からの受信が厳しいケースだ。やはり NV-U3C は厳しく、都市高速の高架下を走る一般道もその差が現れたとのこと。
 NV-U3V ではそのような状況下でも自車位置をほぼ正確に把握。それでも一般道走行中に高速と誤認識するケースがあるが、ビーコン信号を受信すると自動的に一般道に戻る。これは光ビーコンが一般道にしか無いことを利用した機能とのことだ。
 NV-U3C でも、再測位に必要な時間は短いは言え、不安定さは否めないとのこと。

 より大きな差が出るのはトンネルの中だ。レビューでは、わざわざトンネル内の分岐でルート案内に反したコースを走っている。
 NV-U3V はトンネル内でも正しく自車位置を補足し、ルートを間違えた場合はリルートした。
 NV-U3C はトンネル内では自車位置表示が本来の位置よりも遅れ始めたとこと。一応は POSITION プラスで推測しているはずなので、ちょっと意外な結果だ。そしてしばらく走ると推測を諦めてしまうとのこと。


 スペックから明らかな「大きさ」と「測位性能・VICS搭載」の差が、レビューではそのまま使用感の差となって現れている。非常に参考になった。
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