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ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

ゲリラ豪雨の予測にGPSを利用

2009-06-10 05:24:57 | GPS
ゲリラ豪雨:GPSを使って発生を予測 今秋にも運用開始 (毎日新聞)

 気象庁は、ゲリラ豪雨の予測精度向上に、GPS を利用するシステムを開発したとのこと。GPS のデータから空気中の水蒸気量を割り出し、雲の発生状況を予測する仕組み、とのことだ。運用はこの秋から。
 毎日新聞の記事によると、このシステムは水蒸気量によってGPS衛星からの電波の到達時間に差ができることを利用している。国土地理院が設置している全国1200ヶ所のGPS受信機のデータを利用するとのことだ。

 GPSにはこんな使い方もあるのか。
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MediaTekのGPS、Garminに採用

2009-05-30 22:29:11 | GPS
Garmin Selects MediaTek GPS Chipsets for Outdoor Navigation Devices (ニュースリリース)
MWC 2009: MediaTek to Demonstrate Wireless Solutions at Mobile World Congress - Presents MediaTek First Smart Phone (ニュースリリース:参考)

 MediaTek は5月25日、同社のGPSチップセット「MT3329」がGarminの「GPSMAP60 series」に採用されたことを明らかにした。
 このチップセットの感度は-165dBm。ものすごい感度だ。Leadtekがこのチップセットを使ったLR9023という製品を出していて、データシートなども公開されているため、このチップセットの実力を見る参考になる。

 ただ、Garmin製品にMediatek製GPSが入っているという話は見たことがあったが、プレスリリースにある GPSMAP 60 series の最新版である GPSMAP 60CSx は SiRF のチップセットを搭載している。この辺りがよく分からない。Oregon 550というなら分かるのだが・・・


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ソニーPND「NV-U3C」紹介記事紹介

2009-05-30 20:43:26 | GPS


ソニー「nav-u」の小さいカーナビ使ってみました<徒歩・自転車編> (INTERNET Watch)

 基本機能編に続く、INTERNET Watch によるソニー製小型PND「NV-U3C」のレビュー記事。
 今回は、ナビ機能、および徒歩・自転車での利用時に関するレビューとなっている。

 レビューでは、VICSに非対応である点を残念とし、また「POSITIONアシスト」について記載している。
 指摘の通り残念ではあるのだが、発表時に記載したように、NV-U3C は液晶を3.5型としナビ機能も他社並みに抑えることで小型化・低価格化を図り、低価格側にラインナップの幅を広げるモデルだと考えている。今現在では、この割り切りはやむを得ないだろう。

 徒歩モードプラスの使用感についても記載されているが、個人的には、(自転車ではなく)徒歩ナビ用途であればケータイナビの方が向いているのでは無いかと思う。その理由は、詳細地図の収録範囲が多い(と推測される)こと、ルート検索条件の豊富さ(屋根が多いルートや階段の少ないルートなど。そもそも徒歩モードプラスで階段を含むルートは出せないか?)、電車などを含めた案内ができること、などからだ。ただし電池のもちは NV-U3C の方がよいだろう(4-5時間)。

 自転車用クレードル「NVA-BU1」について、また使用感についての記載もある。この点は実際に使おうとされている方には役立ちそうだ。
 PetaMap についても簡単に触れている。
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G'zOneの新機種、CA002

2009-05-30 20:05:58 | GPS
au携帯電話の新ラインナップの発売について (ニュースリリース)
基本性能を改良したタフネスモデル「G’zOne CA002」 (ケータイWatch)
センサーアプリがさらに充実――タフネスケータイの最新モデル「G'zOne CA002」 (ITmedia)
写真で解説する「G'zOne CA002」 (ITmedia)

 KDDIは5月25日、2009年夏モデルを発表した。
 その中の1つが、G'zOne CA002だ。防水・耐衝撃性とGPS・地磁気センサーの組み合わせで、GPS 好きとしては「G'zOne TYPE-R」から注目してきた。
 G'zOne CA002もこれまでの流れを引き継ぎ、もちろん防水・耐衝撃性・GPS・地磁気センサーは健在だ。G'zOne W62CA の後継で、新たに「CUSTOMIZED COMPASS」「TRIP MEMORY」といったGPSと地磁気センサーを活かしたアプリが追加されている。
 CUSTOMIZED COMPASSでは、現在地や特定の場所をCOMPASS上に登録し、目的地までのおおよその距離を表示できる。TRIP MEMORYでは、日本国内で実際に訪れた場所の緯度経度や日時、温度を登録することで、旅の履歴を記録できる(ITmedia)。TRIP MEMORY で入力した地点は地図上に表示することができる。なお TRIP MEMORY に記録したデータを CUSTOMIZED COMPASS で参照できるのかはよく分からない。

 この新規アプリを使用したときの動画が、ITmediaの記事に掲載されている。実用的かは別にしても、見せ方も含めておもしろそうなアプリではある。興味のある方はご覧になってみることをお勧めしたい。
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古野電気、PND 向けGPS 受信モジュール

2009-05-25 19:18:18 | GPS
自律航法機能を搭載したGPS受信機「GV-84」を開発 (ニュースリリース)
古野電気,ジャイロと加速度センサを内蔵したPNDなど向けGPS受信モジュールを発表 (Tech On!)
古野電気、PNDに適したジャイロセンサーと3軸加速度センサーを開発 (レスポンス)

 古野電気は5月11日、自律航法機能を搭載したGPS受信機「GV-84」の開発を発表した。評価サンプル出荷は7月、量産出荷は12月を予定している。用途はPNDを想定している。
 GPSの感度は-160dBmと十分に高い。外形寸法は15x50x5mm。出力フォーマットはNMEA。3軸加速度センサーとジャイロセンサーも搭載し、自律航法が可能だ。その他、車速パルスのインターフェースも備えているとのこと。

 これまでのPNDは、自律航法を持つものは少数派で、多くはトンネルに入るとナビ上で自車位置の更新が止まってしまうものが多かった。国内で自律航法機能を持つ PND は、SONY nav-u(NV-U3Cを除く)、エアーナビ、ゴリラ(最新機種のみ)程度だ。
 わたしは自律航法は PND にも必要な機能だと思っている。この古野電気の GPS モジュール採用機に限らず、これからもっと自律航法を持った PND は増えて欲しい。
(あとは、多くの PND で渋滞情報の取得ができて欲しいのだが)
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GPS-CS3K紹介記事紹介

2009-05-25 06:17:38 | GPS


写真にGPS情報を付けて地図で楽しめるソニー「GPS-CS3K」 (PC Online)
GPSで外歩きを10倍楽しむ (PC Online)

 PC Onlineによる、SONY製GPSロガー GPS-CS3K のレビュー記事。

 1本目は3月の記事。4ページで概要を説明していて、何ができるのか、を把握するのによさそうだ。

 2本目は5月の記事。12ページに渡って詳しく使い方を説明している。読むだけで使い方の感じはつかめそうだ。カシミール3Dの使い方も簡単ではあるが掲載されている。
 2本目の記事では、ログをGoogle Earth 用のKMLに変換するためにフリーソフトを使用しているが、以前記載した(記事の注意書きにもある)ように照準添付の PMB マップビューからでも可能だ。
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マピオン、ドコモ新端末向けにスクロール地図を提供

2009-05-23 18:03:10 | GPS
マピオン、NTTドコモの新端末向けにAjaxフリースクロール地図を開発 (ニュースリリース)
マピオンモバイル、NTTドコモの新端末向けにスクロール地図を提供 (CNET)

 マピオンは5月19日、ドコモの2009年夏モデル向けに、i-mode 用スクロール地図を提供すると発表した。5月22日から提供されている。

 2009年夏モデルの特徴の1つに、iモードブラウザの拡張が挙げられる。JavaScript に対応し、これにより Ajax によるスクロール地図が提供できるようになった。

 利用には会員登録が必要で、ベーシック会員が210円/月、デラックス会員が315円/月。対応機種は現状、F-09A, N-06A, P-07A, SH-06A。
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ドコモ、WindowsMobile機 T-01Aを発表

2009-05-23 17:47:59 | GPS
2009年夏モデルに18機種を開発および一部機種を発売 (ニュースリリース)
7年ぶりの東芝製ドコモ端末は、4.1インチタッチパネルのSnapdragon搭載スマートフォン――「T-01A」
1GHz CPU搭載のWindows Mobile端末「T-01A」 (ケータイWatch)

 NTTドコモは5月19日に2009年夏モデルを発表した。その中に、Windows Mobile 搭載の T-01A が含まれている。

 これは以前紹介した、海外では発表済の「TG01」だ。大きさは70×130×9.9mm、129g。画面サイズはフルワイドVGA、4.1インチ。GSM、UMTS/HSDPAに対応する。Bluetooth2.0と無線LANを搭載する。
 GPSと加速度センサを搭載する。使用するチップセットは Qualcomm の Snapdragonとのことだが、このチップには MSM シリーズ同様、GPS が搭載されている。あくまでも推測ではあるが、この Snapdragon の機能を利用して GPS 機能を実現していると考えられる。
 Snapdragon の GPS は、Seventh-generation gpsOne とのこと。gpsOneの説明によると、感度は -160dBm。TTFFは Hot 1s、Warm 29s、Cold 35sとのことだ。

 日本向け T-01A ならではの機能として、いつもNAVIの搭載が挙げられる。地図ビューアなのかナビができるのか、詳細は今のところ不明だ。
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ソニーPND「NV-U3C」紹介記事紹介

2009-05-23 17:15:45 | GPS


ソニー「nav-u」の小さいカーナビ使ってみました<基本機能編> (INTERNET Watch)

 INTERNET Watch による、ソニー製小型PND「NV-U3C」のレビュー記事。
 ソニー製PNDのエントリーモデルで、従来機に比較し、一部機能を省き、小型化・低価格化した機種となる。
 これまで SONY 製 PND は 4.8 型液晶のものしかなかった。NV-U3C はそのラインナップを埋めるモデルだ。なおレビュー中では『エントリーモデル「NV-U3」の後継モデルとして位置付けられており』とあるが、NV-U3 は NV-U3V の姉妹機でワンセグ非搭載モデルであり、NV-U3C とは扱いは異なるものと思う。

 特筆すべきは、レビューにあるように、その大きさ重さだろう。106×78×17mm、157gとのこと。わたしは PND 黎明期の頃に Mio C310 を購入した。小型・軽量さが印象に残っている C310 であるが、NV-U3C はさらに小さく軽い。それでいて 4GB メモリを搭載し、上位機種である NV-U3 や NV-U3V にほぼ近いナビ性能を持つのだから、すごいものだ。

 なかなか参考になりそうな記事だ。次回のレビューを待ちたい。
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小型GPSロガー、Photo Finder mini発売

2009-05-23 16:35:31 | GPS


ATP GPS「Photo Finder mini」(フォトファインダー) 日本国内版発売のお知らせ (ニュースリリース)
ATP、分離・合体式のGPSロガー「Photo Finder mini」 (デジカメWatch)

 ATPは5月19日、デジカメ写真用のGPSデータロガー、「Photo Finder mini」の発売を開始した。価格は12800円。

 昨年発売されたPhoto Finderの姉妹機となる。
 GPSロガーとして使えるとともに、ログを取ったときの写真データに対して、位置情報を付加できるという製品だ。考え方は SONY の GPS-CS3K と同じで、PC を経由せずに写真データに位置情報を付加できることが特徴だ。
 Photo Finder との違いは、GPS ロガー本体と、SD などのカードインターフェースとを分離したことだ。これにより、GPS ロガー本体の小型化が可能となった。

 GPS ロガー本体は、35mmx24mm60mm、30g。バッテリーを内蔵し、16時間稼働する。GPS 受信機は SiRFstarIII。感度は -155dBm で、SiRFstarIII 搭載機にしては感度が低い。
 この感度は Photo Finder と同じで、値としては充分だ。ただ Photo Finder の紹介記事へのコメントで「感度が悪い」といただいたことがあり、気になるところだ。
 IDA ON-LINEの感想では、「GPSの感度や捕捉時間など他メーカーの高感度モデルと比べて遜色ございません」と記載されていた。
 ログの記録時間は、最大1,000時間(IDA ON-LINE)とのことだ。

 付属の「マルチファンクションドック」は、CF・SD/SDHC・MMC・Memory Stickに対応する。Photo Finder では対応していなかった CF に新規対応しているのが目を引く。

 GPS-CS3K よりも小型であり、簡単に写真に位置情報を付加する、という使い方では、とても適しているガジェットとなりそうだ。
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今日から始める「位置ゲー」のススメ(ITmedia)

2009-05-23 08:55:18 | GPS
「移動」を遊びに――今日から始める「位置ゲー」のススメ (ITmedia)

 ケータイの位置情報を利用した「位置ゲー」を紹介した記事。
「コロニーな生活PLUS」「ケータイ国盗り合戦」「ケートラ」「ココ釣りマスター」「まちつく!」の紹介がされている。

「位置ゲー」と言ってもケータイ GPS は必ずしも要らず、知っている限りでは「コロニーな生活PLUS」「ケータイ国盗り合戦」は基地局測位(コロニーな生活PLUSはGPSも使用可)なので、多くのケータイで遊べると思う。

 わたしはこの中では「ケータイ国盗り合戦」で遊んでいる。これは記事にあるようにスタンプラリーで、旅行したときに、旅行そのものとは違った楽しみができて、おもしろい。ただこのような全国規模のスタンプラリーでは付近のスタンプを取り尽くしてしまうとその後はなかなか増えなくなってしまう。この点「ケータイ国盗り合戦」では、時期限定の新しいいわばスタンプ帳が用意されるので、遊び続けることができるような工夫がされている。

 ただこの「位置ゲー」、なかなかに恐ろしい面を持っている。知人は「コロニーな生活PLUS」「ケータイ国盗り合戦」で遊んでいるそうだが、プラをためるとか、お土産を買うとか、国やら城を盗るために、飛行機を使って何度も遠出したようだ。
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ドコモ、地磁気センサー(電子コンパス)搭載機種を発表

2009-05-23 07:31:40 | GPS
2009年夏モデルに18機種を開発および一部機種を発売 (ニュースリリース)
“スライドヨコモーション”の「F-09A」 (ケータイWatch)
帰ってきたヨコモーションはスライドボディ&タッチパネル――「F-09A」 (ITmedia)
国内初のAndroid OS搭載モデル「HT-03A」 (ケータイWatch)
Androidケータイ日本上陸 “HTC Magic”がドコモから登場――「HT-03A」 (ITmedia)
HTC、国内初のAndroid端末「HT-03A」をアピール (ケータイWatch)
Android、OSは無償でも初期開発コストは想像以上に高い--HTC、HT-03A説明会を開催 (CNET)
ドコモ、国内初のAndroid携帯を発表 (ITmedia)

 NTTドコモは5月19日、09年夏モデルを発表した。
 その中で、F-09AとHT-03Aに地磁気センサーと加速度センサーが搭載されている。

 地磁気センサーは電子コンパスとも呼ばれる。文字通り地磁気を感知するセンサーで、方位磁針のようにケータイの向いている方向を知ることができる。
 地図アプリケーションを用いているときに、その効果は大きい。例えばナビアプリでは、駅を出たときにその方向が分からず、ナビがあるにも関わらず困ることがある。地磁気センサーにより向いている方向がすぐに分かれば、そのようなことがなくなるので非常に便利だ(実際は精度の問題があるので、完璧に方向が分かる訳ではないと思うが)。
 3軸の地磁気センサーと3軸の加速度センサーを組み合わせて、6軸センサーと呼ぶこともある。これより、端末の向き、移動方向、回転方向を検出することができる。DS方位センサーカード(星空ナビ)などで実現されている。以前 Vodafone の 904SH に6軸センサーと星空アプリが搭載され、話題になったことがあった。

 F-09A には地磁気センサーを活かしたアプリケーションとして、ロケーションレーダーが搭載されるようだ。これは『「コンビニ」や「郵便局」といった検索から周囲の該当する場所を方向と距離で示す』とのこと。SONY の x-Radar に近いアプリケーションかもしれない。


 Android 搭載として注目されている HT-03A は、地磁気センサーに対応した Google ストリートビューを備えている。地磁気センサーにより、自分が向いた方向に連動して、ストリートビューの表示方向を変えることが可能となっている。
 また、地磁気センサーを利用したアプリケーションとして、星座早見盤(Sky Map for Android)が搭載されている。


 個人的には、F-09Aに地磁気センサーが搭載されたことに驚いている。ドコモ端末では、SA702i以来ではないだろうか。
 HT-03A も含め、どんな使われ方をするのか、楽しみにしたい。
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ドコモ新機種、海外でGPS が使用可能に

2009-05-22 19:56:08 | GPS
2009年夏モデルに18機種を開発および一部機種を発売 (ニュースリリース)
モトローラ、NTTドコモに位置情報サービス・システムを提供 (ニュースリリース)
GPS(海外)とは (ドコモ)
ドコモのGPSサービス、海外でも利用可能に (ケータイWatch)
モトローラ、ドコモに位置情報サービス用システムを提供 (ITmedia)
海外でGPSケータイを使ってみた――ドコモ「F-01A」の場合

 NTTドコモは5月19日、2009年夏モデルを発表した。
 その中で「F-09A、SH-05A、SH-06A、SH-07A」が「GPS機能の海外対応」機能に対応している。

「GPS機能の海外対応」とは、
・海外ローミング時にも緯度・経度情報を取得できる。
・上記により、現在地の確認、目的地までのナビゲーション、周辺情報検索ができる。対応するサービスによる。
・GPS測位そのものは、無料
といったものだ。
 対応するサービスとしては、「GLOBAL NAVITIME」「いつもNAVI」「Googleマップ」が挙げられている。

 また、このサービスを実現するにあたり、モトローラの「MALS」という位置情報サービスが導入されたとのことだ。これにより海外でも高感度・高速であるネットワークアシスト型の GPS が利用できるようになった。


 しばらく前に、ITmedia に、海外で F-01 の GPS 機能を使った記事 が掲載された。
 ここで F-01A が選択された理由は、単独測位方式に対応した端末であるためだ。ドコモ端末は基本的にはネットワークアシスト型で、圏内で、かつ国内でないと測位ができなかった。単独測位方式であれば、感度は落ち、時間はかかるものの、測位できるはずだ。
 ところが、単独測位に対応した F-01A でも、なぜか海外で測位できなかったとのことだ。


「GPS機能の海外対応」に対応した端末であれば、このような試行錯誤は不要になり、国内同様簡単に GPS を用いたサービスを利用できるようになる。
 なお、GPS 測位機能そのものは無料であるが、その後のパケット通信は有料なので、注意したい。
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GPS-CS3K購入レビュー5

2009-04-25 20:50:31 | GPS


 今回の GPS-CS3K のレビューは、Super Mapple Digital や Google Earth との連携についてだ。
 少なくともわたしの PC にとっては、PMB 内蔵のマップビュー機能は重すぎて快適に使うにはほど遠い。マップビュー側も、多くの画像をマップビューで扱おうとすると、動作が遅くなるとの警告を出してくるくらいだ。


 ということで、GPS-CS3K で利用できる連携ソフト、Super Mapple Digital と Google Earth を試してみることにした。

 まずは、Super Mapple Digital。このソフトは以前から位置情報 Exif データつきの JPEG 写真に対応していて、写真をドロップすると自動的に地図上に画像を配置する。地図上にはファイル名が置かれ、そのファイル名をクリックすると写真が表示される。




 Super Mapple Digital の特徴は、詳細な国内地図にある。GPS-CS3K に添付のものは機能限定版で詳細な地図はあまり搭載されていないが、製品版にアップグレードすることによりかなり詳細な地図を使うことができるようになる。「国内」の「地図」に限れば、Super Mapple Digital で十分だと思う。動作も軽快だ。
 わたしは別の GPS レシーバに付属の Super Mapple Digital から優待販売を利用して製品版を購入したのだが、それだけの価値はあると思っている。
 ただ、Super Mapple Digital は国内限定だし、また航空写真を表示することもできない。

 ここで、Google Earth が登場する。
 PMB のマップビュー機能は Google Maps の機能を利用していて、詳細地図はもちろん、衛星写真を表示させることもできる。しかし如何せん、動作が遅い。
 Google Earth はいじっているだけで楽しい地球儀ソフトで衛星写真を表示させることができる。海外でも表示可能だ。マップビューからこの Google Earth 用の設定ファイル(KML)を生成することができる。
 手順は簡単で、マップビューの右下に表示されている球体アイコンをクリックし「Google Earth用のファイルを出力する」を選択する。フォルダ選択画面が表示されるので選択すると、指定したフォルダ以下の「Mapview」フォルダに KML と付属ファイルが生成される。



 Google Earth がインストールされていて関連づけがされていれば、生成された KML をダブルクリックすることにより、Google Earth が起動し自動的に KML が読み込まれる。



 ピンをクリックすると写真が表示される。




 Google Earth は PMB のマップビューに比較すると軽く、快適に操作することができる。

 マップビューが軽ければ何の問題もないのだが、PC によってはわたしのように重くて使えないということもあるだろう。その時には Super Mapple Digital や Google Earth も試してみていただければと思う。
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パナソニック、新ストラーダポケットを発表

2009-04-25 17:39:43 | GPS


ポータブルSDカーナビステーション Strada Pocket 4機種を発売 (ニュースリリース)
パナソニック、ワンセグ受信を強化した「Strada Pocket」 (AV Watch)
パナソニック、PND「ストラーダポケット」4機種、HDDカーナビ「ストラーダ」3機種 (Car Watch)
「迷いまセンサー」搭載、ポータブルナビ「ストラーダポケット」発売 (ITmedia)
今度のカーナビはGoogleマップで目的地に――パナソニック (ITmedia)
パナソニックがいよいよPND市場に本格参入,4機種を一気に発売 (Tech-On!)
【続報】「PNDで25%のシェアは取りたい」,パナソニックが新型PNDを発表 (Tech-On!)
パナソニック、加速度センサー内蔵のPND発表 (レスポンス)
パナソニック ストラーダポケット に「迷いまセンサー」 (レスポンス)
【パナソニック ストラーダ09夏】簡単便利なGoogleマップ連携機能 (レスポンス)
パナソニック、「迷いまセンサー」など搭載の高機能ポータブルナビ発表 (マイコミジャーナル)
パナソニック、「Googleマップ」と連携するHDDカーナビ (日経トレンディネット)

 パナソニックは4月22日、PNDの新機種、ストラーダポケット「CN-MP100D」「CN-MP100DL」「CN-MP200D」「CN-MP200DL」を発表した。発売は6月12日予定。実売価格は「CN-MP100DL」で59800円、「CN-MP200DL」で69800円。
「CN-MP200D」「CN-MP200DL」はワンセグ搭載。「CN-MP100DL」「CN-MP200DL」はACアダプター・家庭用スタンド付属。
 地図データはトヨタマップマスター製(Tech-On!)。GPS感度は-155dBm。超高感度とは言えないが十分な感度を持つ。

 PNDとしての特徴は、

・地図データは4GBだが、8GBに無償アップグレード予定(Tech-On!)
・FM-VICS対応
・ジャイロセンサー搭載

あたりだろう。
 また、Google Maps との連携機能を備える。この機能は日産カーウィングスでの搭載に続くものだ。ただしストラーダポケットはカーウィングスのような通信機能を持たないため、SD カードでデータ授受を行う必要がある。

 対抗となる機種は、SONY nav-u NV-U3V, SANYOゴリラNV-SB540DT と考えられる。まずは、いつものように比較表を載せてみたい。

機種名
ゴリラ
NV-SB540DT
nav-u
NV-U3V

ストラーダポケット
CN-MP200DL
GPS性能-152dBm-155dBm
外付けGPSアンテナ
大きさ139×86×24.5mm150×87×25.7mm133×89×28mm
重さ270g280g292g
液晶5.24.85
地図データ格納場所内蔵8GB内蔵4GBSD 4GB
8GBに無償upgrade予定
地図縮尺
詳細地図・立体表示有
25m~800km50m~200km
外部メモリSD(32GBまで)Memory Stick DuomicroSDHC
外部接続×USB
内蔵電池稼働時間3.1h2h2h
ワンセグ
その他ナビ以外機能MP3/WMA
MP4/JPEG
MP3/MP4/JPEG画像
住所検索数3500万3400万3600万件
ジャンル・周辺検索450万200万
施設名検索1000万1000万
電話番号検索4000万1000万920万件
周辺検索範囲
地点登録5002000106
VICS○(FM)別売(光・電波)○(FM・アンテナ必要)
自律航法
通信機能×××
パーキングブレーキ結線必要不要不要
接続も可能
実勢価格698005980069800
発売日09/0408/1009/06


 nav-u が先鞭をつけたジャイロによる自律航法と VICS 対応だが、ようやくゴリラに続いてストラーダポケットも対応してきた。ただし nav-u は光・電波ビーコンだが、ゴリラとストラーダポケットはFM-VICSのみとなる。この点には注意したい。
 自律航法は「迷いまセンサー」と命名されたが、トンネルの中などGPS電波が届かない場所でも自車位置を補足できる仕組みだ。一般的なPNDはトンネルに入ると自車位置が止まってしまうことが多かったが、今回の機種で自律航法の仕組みが搭載されたことで、このような問題から開放されることとなった。
 これらの機能は PND で搭載しているものは少ないものの、カーナビとしては当然あるべき機能であり、ようやく PND もカーナビとして十分な機能を備えてきたと言える。

 データ容量は4GBだが、Tech-On! の記事によると2009年10月までには8GBへの無償アップグレードを行うという。当初は 4GB で計画されていたのかもしれないが、NV-SB540DTが8GBを搭載してきたので、急遽このような発表を行ったとも考えられる。他にも「ワンセグ持ち出し」機能が秋のアップグレードで搭載される予定であるなど、開発が間に合っていないような印象を受ける。

 カーナビでは、「動作中の操作をある程度ロックする」機能を持つものがあり、特に国内メーカーのものではそのような機能を持つことが一般的だ。ゴリラはパーキングブレーキとの結線が必要で、PND としての重要な要素である持ち運びの自由さを奪っている。nav-u は移動中であることを検知してロックをかける。Air Navi も同様だ。
 ストラーダポケットは、パーキングブレーキの結線をしてもよいし、nav-u と同様に移動を検知する方法を使うこともできる。とても柔軟な方法でおもしろい。

 残念なのは、「SDカードを経由しないといけない」という Google Maps の連携機能の使いづらさだ。望ましいのはパイオニア Air Navi のような通信機能の搭載だろう。これは難しいにしても、せめて Bluetooth を搭載して、KDDIとトヨタシャープとパイオニアのような、ケータイとナビの連携機能くらいは欲しいところだ。
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