貧々自適

仕事のかたわらデジカメを構えたり
季節のうつろいや人の優しさに触れ感激する
そんな貧乏オヤジのつれづれ帳です

鉄腕・稲尾

2007-11-14 02:01:42 | 訃報
元西鉄ライオンズ黄金時代の大エース、稲尾和久氏が急逝されました。
鉄腕・稲尾といえば、長嶋さんが入団した昭和33年の日本シリーズ(巨人vs西鉄)で
3連敗のあと4連勝して日本一になった立役者。
「神様・仏様・稲尾様」の異名は、今でもオールドファンの語り草。
36年には「シーズン42勝」というとてつもない記録を残しました。
20勝投手すらほとんど出ない現在と比べると、隔世の感があります。
もっとも、そんな「酷使」をされたからこそ投手寿命が短かったのでしょう。
杉浦(南海)、権藤(中日)両投手も同じでしたね。

長嶋さんのドキュメンタリーで、「いい打者がいい投手を育てる」と語った映像が
手元にあります。
長嶋さんは逆に「いい投手がいい打者を育てる」と。
日本のプロ野球は長期低迷中、そんな投手と打者の真剣勝負が減ったからでは?

  
 在りし日の稲尾氏。↑のインタビュー画像です。
 ちなみに、昭和33年の日本シリーズ最終戦は、西鉄6-1巨人という結果でしたが、
 巨人の1点は、九回ウラ長嶋さんの「ランニングホームラン」によるもの。
 クロスプレーでもなかったのに、ホームへスライディングしたという笑い話が。

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