夕飯前に豆まきをしようね、と息子に声をかけ、台所に立っていました。
準備ができたので、居間に行くと・・・
襖に、鬼がたくさん！
息子が楽しそうに貼りつけていました。
なんだか、可愛い鬼。
豆をぶつけるのが、かわいそう。
このままここにいてもらっても、いいかも・・・という気がしてきます。
でも、せっかくなので、ちょっと控え目に、豆を当てました。
(息子はけっこう、思いきり投げていました。)
こんな鬼なら、少しくらい居てもいいのかもしれません。
少しくらい。
可愛がって、仲良く、暮らしてしまえば。
福は、すでにここにあります。
家族がいる、このあたたかさの中に。
“鬼もよし、福はここ”
そんな気持ちで過ごした節分でした。
一夜開けて、今朝、玄関のすぐ外に、かわいい足跡がありました。
うさぎです。
去年の春、可愛い赤ちゃんうさぎに出逢えたことを思い出しました。
今年も、もしかしたら、逢えるかもしれません。
静かに気づこう、そして、どんなに可愛くても、そっとしておいてあげよう・・・。
気の早い、心の準備です。
