ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

『土の学校』*私の本棚*

2017年07月30日 | Weblog
木村秋則さんが好きです。

考え方や生命観、お人柄、そして、純粋な純粋な笑顔。


木村さんは、わたしの父に、顔が似ているんです。

特に、笑った顔が。


だから余計、好きなのかもしれません。



木村さんご本人や、木村さんに関する本はたくさん出ていますが、中でも特に好きものが、こちらです。



『土の学校』

中身はもちろん、装丁が素晴らしい。



土には何にも加えない方がいいこと、

害虫とわたしたちが呼んでいる虫は、意味と役目があって現れていて、よく見ると、とても優しい顔をしていること、

など、真実が、木村さんのわかりやすい言葉で、綴られています。



時々、開いてみる本です。


農や自然について学ぶために、

そして、木村さんのように、易しい言葉で、ものごとを伝えることを学ぶために。



文章には、人柄が、どうしようもなく表れてしまいます。


木村さんの文章は、どこまでも純真で、どこまでもあたたかい。

だから、読むと、優しい気持ち、穏やかな気持ちになります。



わたしにも、そんな風にできたらいいな、と思います。

わたしの文章から伝わるものが、やわらかで、あたたかくて、しなやかであったらいいな、と。


木村さんは、そういった意味でも、わたしの大好きな、師匠です。












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