春には、いつも変化が起こります。
自然も、人の社会も、みんなみんな、移り変わっていきます。
新しいものの息吹は大好きですが、
去りゆくものへの慕情も強く、胸が痛くなるほどです。
夏の終わりに、いつも立ち尽くしてしまうように。
間もなく、わたしにも、いくつものお別れと出会いが、訪れます。
出会いは嬉しいですが、お別れが切なくて、そのことを思うたびに、涙ぐんでしまいます。
でも・・・
そんな風な出会いができたということは、
そんなかかわりをいただいたということは、
得難く、幸せなことなのですね。
だから、これからの出会いもきっと、愛しいものにできる。
そんな気がします。
さあ、受け止めていきましょう。
どんなことも。
痛まずにはいられない、自分のことも。
すべてを抱きとめる大地のように。