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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

ライラの冒険 黄金の羅針盤(試写会)

2008-02-21 14:58:07 | 映画(ら行)
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ダコタ・ブルー・リチャーズ、ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、サム・エリオット、サイモン・マクバーニー出演。クリス・ワイツ監督作品。

われわれの世界と似ているけど多くの点で異なるパラレルワールドの英国オックスフォード。その世界では人々は、それぞれの心が動物の姿で具現化したダイモンと呼ばれる守護精霊と片時も離れず行動を共にしている。幼い頃に両親を亡くし、オックスフォード大学のジョーダン学寮に暮らす12歳の少女ライラ(ダコタ・ブルー・リチャーズ)も“パンタライモン”というダイモンと常に一心同体。粗野で好奇心旺盛なライラは周囲の大人を困らせるほど元気いっぱいなお転婆娘。そんな彼女の叔父、アスリエル卿(ダニエル・クレイグ)はダストと呼ばれる謎の粒子の秘密を解明すべく北の地へと探検に向かう。一方、ロンドン上流社会の実力者コールター夫人(ニコール・キッドマン)はライラへの接近を図る。相前後して、ライラの周囲で子どもたちが行方不明になる事件が相次ぐ。そしてついに親友ロジャーまでも姿を消してしまう。子どもたちが北の地に連れ去られていることを突き止めたライラは、学長から手渡された黄金に輝く“真理計”を手に、北の地を目指し危険な旅に出るのだが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★★☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★★☆
予想より面白かった度:★★★☆☆

昨日試写会で観てきたのですが、サプライズゲストとして、クリス・ワイツ監督が来ました。ダコタちゃんやニコールも来てくれれば良かったのに(笑)。今日、ジャパン・プレミアですね。
この映画、アメリカでコケたという話を聞き(ヨーロッパではヒットしているらしい)、あまり期待していなかったのですが、十分面白かったです。原作は未読。3部作になっているそうですが、映画は続編の話は決定していないようです。ぜひ続きを作って欲しい。

ほとんど知識なしで観たので、ダイモンが何なのか知らなかったのですが、肉体と切り離された魂のことだそうで、動物の姿をしています。常にそばにいる存在。会話が出来るけど、つまり自分の心を話をしているという感じなんでしょうね。ライラのダイモンはねずみ(ハムスター?)だったり、猫になったり、鳥になったりしていましたが、子どものダイモンは姿が変えられるそうです。これがなかなか可愛い。ダイモンは全てCGだそうで、撮影は大変だったと監督が言っていました。

ライラは勝気な女の子で、男の子とけんかするし、ドアを足で蹴破ったりしてるし、この手のファンタジー映画の主人公としては、ちょっと変わったキャラかもしれません。でも正義感が強く、友情を大切にする子でした。話の展開が早いせいか、ライラは一人で行動して突っ走り、すぐに捕まってしまうというパターンを繰り返してましたね(笑)。なんとなくロールプレイングゲームをやっているような感覚で観てました。ピンチになると助けられて仲間になって、旅を続けていると新しい仲間と出会う、みたいな。

ライラがなんで特別な子なのかが分かりませんでしたが、羅針盤を読めるという能力があり、それを生かしたストーリー展開になっていて、楽しめました。ライラが羅針盤を覗き込むと、時々、頭の中に「テクマクマヤコン」という言葉が浮かんじゃいましたが(爆)。

ライラ役のダコタちゃんは、演技が初めてだそうですが、全然そうは見えなかった。よく頑張ってたのでは?ニコールは苦手な女優さんですが、悪女役は似合ってました。ダニエルは、思ったより出番が少なかった。さらわれた後どうなったのかがよく分からなかったんですが、なんか研究してたっぽい?
あと、イオレクというクマが凄かった。戦いのシーンは迫力があったな。
味方?らしき魔女や気球乗りのオッサンのキャラがなかなか良い。アスリエル卿やコールター夫人との関係が少しずつ分かってきたところで、終了。続く(笑)という感じでした。ニコールは妊娠中だけど、ダコタちゃんが大きくなる前に続きを撮って欲しいな~。

個人的には「ナルニア国物語」より面白かった。映像美はナルニアの方が上かなという感じでしたが。ナルニアは続きを観なくても別にいいけど、こっちは続きが観たいです。