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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

春の雪(第18回東京国際映画祭 特別招待作品)

2005-10-25 17:06:21 | 映画(は行)
妻夫木聡、竹内結子、高岡蒼佑、榎木孝明、大楠道代、岸田今日子出演。行定勲監督作品。

侯爵家の子息、松枝清顕(妻夫木聡)と伯爵家の令嬢である綾倉聡子(竹内結子)は幼なじみの仲だったが、聡子はいつしか清顕に想いを寄せるようになっていた。しかし、不器用な清顕はその愛情表現に対してうまく応えることが出来なかった。(ヤフーレビューより)

公式サイト

妻夫木聡、竹内結子、高岡蒼佑、榎木孝明、大楠道代、岸田今日子出演。行定勲監督作品。

侯爵家の子息、松枝清顕(妻夫木聡)と伯爵家の令嬢である綾倉聡子(竹内結子)は幼なじみの仲だったが、聡子はいつしか清顕に想いを寄せるようになっていた。しかし、不器用な清顕はその愛情表現に対してうまく応えることが出来なかった。(ヤフーレビューより)

ぴあのプレリザーブでは申し込んだけど、外れた時点で行く気が失せたはずなのに、「単騎、千里を走る」の当日券が取れなかったのが悔しくて、この映画で再度挑戦してみたら、うっかり取れてしまいました(苦笑)。
しかも、めちゃめちゃ前方の席で、なんでこんないい席が当日券まで残ってるのが不思議・・・ま、よくある事なんでしょうが。
ちなみに携帯からの方があっさり取れましたので、携帯のvitが使える方のみですが、これから当券にチャレンジする予定のある方、お試しあれ。

そんなわけで、かなりいい席で舞台挨拶も拝見しました。
主演の妻夫木くん、高岡蒼佑くん、行定勲監督がゲストで来られました。(東京国際映画祭からのメルマガに「及川光博」と書かれてましたが、ミッチーは来てませんよ。名前間違えるのは失礼なので訂正するべし・・・と思ったら、公式サイトは直ってますね)
写真を撮りたかったのだけど、ダメでした。ちくしょーホリプロめ(笑)。
今朝の芸能ニュースでもやってましたが、舞台挨拶直前に、宇多田ヒカルちゃんが来てました。一斉にシャッターを切る報道陣の状況を見てるのが面白かった(笑)。
私の席からはちょっと遠かったので、なんとなくしか分からなかったのですが、今朝のニュースで姿を確認。挨拶に出てきてくれればいいのにーと思いましたけど。
舞台挨拶での内容は公式サイトにアップされたので割愛。
ブッキーは相変わらず、きちんと挨拶できる人ですねー。質問も一番多くされていたし、最後の締めもブッキーがしゃべってました。安藤くんには永遠に出来ない(する気もないだろうが)であろう・・・とまたしても余計な事を考えたりして(笑)。

映画の上映時間は2時間半でした。終了時間は知っていたはずなのに、普通にぶったまげてしまいましたー。ひえ~これから2時間半か~と・・・
そして予想通り、舞台挨拶にはとっても良席だけれども、映画を観るには不向きな席で、首と腰が疲れました・・・・・・しかも、スクリーンをかなり下から見上げる感じなので、役者の顔がゆがんでみえるし(爆)。

と、まぁ、あまり好条件ではなかったのですが、映画はそれなりに良かったと思いました。あの世界観に入れれば・・・という感じですが。
舞台設定は大正時代。監督の舞台挨拶にもありましたが、きちんとした世界観を作らなければ、舞台みたいになってしまうんですね。
私が観た感じでは、かなり良かったのではないかと。もちろん大正時代に詳しいわけではないですが。
まずセリフがかなり文学的です。大正時代の侯爵、伯爵たちは皆あんな風にしゃべってたんですかね。「君はひどく~~~だね」という言い方なんですよね。最初はちょっとう~ん・・・と思いましたが、すぐに世界観に引き込まれたので、大丈夫でした。まだ女性たちが話す言葉の方が聞き慣れた感じがします。
「清様」という言い方を予告で聞いて、「ヨン様」を思い浮かべた私は、笑ったらどうしようかと思いましたが、それも大丈夫でした(笑)。

ブッキーと竹内結子ちゃんですが、二人とも演技はなかなか良かったのではないかと。ちなみにワテクシ、竹内結子ちゃん苦手ですが(苦笑)。松たか子系の古風な顔なので、雰囲気になじんでました。着物やドレスなどの衣装もステキでしたよ。ブッキーも意外となじんでいたような気がします。
テンポがゆったりしているので、映画館とかで集中して観ないと、途中で飽きる人もいるかも。
映像はやはり期待通り、とても美しいです。特にブッキー演じる清様が夢を見ているシーンの青いトーンの風景が美しい。幻想的です。

ストーリーは、特に奇をてらったわけでもなく、予想通りに展開します。なので、ストーリーよりもそれぞれのキャラに気が向きました。
予告などで観ると、禁じられた恋をした二人が悲劇的な結末を迎える・・・という感じで、私もその程度の知識しかなかったので、最初の清様の、聡子に対する態度にポカーン、でした(笑)。嫌な男だねぇぇぇって感じで。
聡子が自分のことを好きだと分かっているのに、つれない態度。しかも傷つけるような手紙を出したりして。
不器用にしか愛せない、みたいな事が公式サイトにもありましたが、映画の中で聡子が言っている通り、単にお子ちゃまなわけですね。います、います、こういう男。
私は観ていて、完全に聡子に感情移入しましたよ。ええ。
ただ清様だけをまっすぐに愛し、それを貫き通してしまう強さ。けなげさ。素直さ。うーん。大正時代にはこういう女性がいたのか・・・
悲劇の原因は、やっぱり清様だろ、あんたがうだうだしてるから・・・と思ってしまうと、もうラストにゲホゲホと咳をしながら雨の中、雪の中、聡子に会いに行っても、ほんとに英語字幕じゃないけど「It’s too late」」って感じでしたよ。

実は、映画を観終わった後はレビュー書けないかも、と思ったんです。余韻が凄く残る映画で、言葉でそれが表現できないんじゃないかと。でも1日経ったら、いつものように言葉がダラダラ出てきました(爆)。
こういう映画があってもいいんじゃない?という気がします。ただ私の場合、家で観ると、途中で寝るかもしれん・・・


ところで。本当はあまりこういう事を書きたくないのだけど、ちょっとだけストレス解消させて下さい。
映画始まってからガサゴソガサゴソ音をさせるのは、本当に勘弁して欲しい。お腹が空くのは分かる。夕飯の時間は過ぎてますよ、ええ。だったら、映画始まる前に食べて欲しかった。始まってから食べ始めるってどうなのよ・・・
今回は小学生らしき子どもでした。(前回はオバチャンだった)一応、気を使って、音を立てないように食べていたようだけど、非常に気になります。何のためにポップコーンが売ってるんだか・・・
上映中もちょっと音がするとそっちを振り向くし、じっとしていられない。(小学生に2時間半じっとしてろという方が酷だと思うんだが)
舞台挨拶でもこっそり隠れて写真撮ってるし(いや、それは私もやった事があるんだけど・爆)、映画の上映中にも「カシャ」っと音がしたのを、おねーさんは聞き逃してないわよ。
宇多田ヒカルが来た時に立ち上がって後ろを見るのは許そう。だけど、映画が終わってエンドロールが流れ始めた時に立ち上がって、宇多田ヒカルの方を振り返るのは止めて欲しかった。気持ちは分かるけどね。こっちは余韻にひたってるわけで。エンドロールがあなたが立ったせいで見えませんでしたよ。私が親だったら、髪の毛ひっつかまえて、座らせますけどね。
ってか、22時半に終了する映画、しかもここは天下の六本木に小学生が1人でいるってどうなのよ・・・・・・
ここを見てるわけないが、少しは反省して、次に繋げてくれたら、おねーさんはとっても嬉しいんだけどなぁ~・・・・・・と、hi-chanの独り言でした。


今日は「同じ月を見ている」のアリーナイベント♪果たしてちゃんと見れるんでしょうか・・・

東京国際映画祭「同じ月を見ている」アリーナイベント情報

2005-10-25 01:34:32 | 本・雑誌、その他雑記
今日も六本木ヒルズに行って来たんですが、明日の「同じ月を見ている」のアリーナイベントの場所の確認をしてきました。
六本木ヒルズ、何度行っても迷う私(苦笑)。
場所は分かったんだけど(設営中だった)、近道あるはずだけど、たぶん迷うので、分かりやすい道から行く予定。あはは。

チケットについても分からない事があったので、インフォメーションのお姉さんにアリーナイベントについて聞いてみたら、

チケットがある方は”優先的に入れる”そうで、”整理券配布””検討中”だそうです(笑)
24日19時15分の時点での情報です。
整理券配布なんて聞いてないよ!と思ったのは、私だけですか??
とりあえず、チケットがあるので、アリーナイベント開始時間にはギリの到着ですが、おそらく入れるでしょう(不安)。
整理券配布って事は、チケットがなくてもイベントが観れるってこと??

インフォメーションのお姉さんは、よく分からないらしく、cyberT!FFに問い合わせてくれたのですが、電話の回線が混んでいて、繋がらないと言われました(ヲイ)。

詳しく知りたい方、03-5777-8600(7:00~23:00)で聞いてみて下さいまし。
公式サイト見てもよう分からんのよ……

ところで、イベントの内容を聞くの忘れた…(爆)
ほんとにエヂ来るのかな…久保田さんのLIVEがメインイベントだったりしないよねぇぇぇ。