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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

ベルベット・レイン 鑑賞2回目

2005-10-13 11:36:56 | 映画(は行)
鑑賞1回目のレビューはこちら。

2回目のレビューなので、出演者・ストーリーは省きます。
で、もちろん、ネタばれなので、未見の方は気をつけて下さい。

1回目の鑑賞で、レフティがシンに電話した意図が、どうしても理解しきれず、1回目鑑賞から2日後にまた観てきました(笑)。
観た結果から書くと、やっぱりはっきりとは分かりませんでした(苦笑)。
レフティがシンに電話した時の字幕は「シン、あのガキをよこせ」でした。
ガキというのは、鉄砲玉のことかな、と思います。
問題は「よこせ」という日本語。
普通に考えると、「こさせろ」という意味に取れるんですが、私は深読みして、「自分へ渡せ」という意味かな?とも考えました。
でもやっぱり前者かなぁ。「自分共々ホンを殺すために呼んだ(momotaさん談)」という事でしょうか。
自分から離れてしまったホンの心を取り戻したかったのかな?外に出て、飲茶の場所をホンに聞いた時のレフティの笑顔は嘘じゃないと思うし・・・
ところで、「シン、あのガキをよこせ」の訳は正しいんでしょうか。それが一番気になる(笑)
「インファ~3」でよく意味が理解できないシーンがあって、DVDを買った時に吹替えで観てみたら、納得できたという事があったんですよ。
なので、吹替えでも観てみたいな、この映画。

・・・・・・私はなんでこのシーンにこんなにこだわってるんでしょうねぇ(笑)

私はウォン・カーウァイ監督作品が好きですが、彼の映画は、ストーリーが難解と言われてます。でも私は自分なりの解釈を意外とすんなりしていて、それが大きな問題にはなりません。なぜか気にならないんですよね~。
なのに、この映画のこのシーンにはこだわっている・・・うーん。自分でもなぜなのか分からん(苦笑)。

2回目の鑑賞で、ホンとホンの奥さんの会話がとても重要だった事に気付きました。会話は覚えてたのに、あまり重要に考えてなかった(笑)。
ホンとレフティのレストランでの会話で、背景が動き、2人が浮き出る感じに見えるシーンがありますが、あれって、撮り方でああなるんでしょうか。それとも映像を処理しているんでしょうか。面白いなと思いました。
でもやっぱり一番かっこよかったのは、レフティが登場するシーン。音楽も映像もかっこいい。あのシーン、ツボです。

1回目の鑑賞は新宿で。今回は銀座で観たのですが、銀座シネパトスは初めてでした。
レディースディでしたので、女性率高し。3分の2くらいは埋まってたでしょうか。
銀座シネパトスって自分の足元を地下鉄が走ってるんですね(爆)。足元が振動して、映画館自体も揺れてました。
新宿は映写機の音がややうるさかったんですが・・・(いびきかいてる人がいて、それも)、今回は、後ろの方の席の人で、映画が始まってからもガサゴソとうるさくしてる人がいました。
最後の回だったので、ちょうどお腹がすく時間帯でもあり、映画が始まる前にお弁当?を食べている人がいましたが、もちろん、それは構わないと思います。
ただ映画が始まったらやめようよ…せめて、予告のうちに手元から離してほしい。
ずーっとガサゴソされる周りの身にもなって下さい。近くの席の人が「ガサガサうるさいんですけど」と注意してたみたいですが、その後もガサゴソやってました。
凄―く気が散りました。
以前、やはり映画館で前の席に両足の乗っけてくつろいでいる人がいましたが、(映画が始まってからも)「ここはお前んちじゃない!」と心の中で叫んでました。
普通のマナーが守れない人は、映画館に行って欲しくないです。家でDVD観てて下さい。

と、ストレスを発散したところで(笑)、パンフレットのお話。
観る前にパンフレットを購入し、しっかりストーリーを読みましたが、やはり自分が気になっていたシーンについてはよく分かりませんでした。
あと、出演者や監督のインタビュー(アンディ、ショーン、エディソン、エリック、ウォン・ジンポー監督)が載ってました。なんでジャッキー・チュンのがないんだろ・・・(悲)
そして、深作健太監督のコメント(結構長め)も載っていました。エディソンが出演した「同じ月を見ている」を監督したので、その繋がりなんだろうなと思ったのですが、内容を読んでみると、なんと彼はウォン・カーウァイ監督が好きらしい。しかも、「楽園の瑕」が一番好きときた。
趣味が合うじゃないですか(爆)

実は、東京国際映画祭で上映される「同じ月を見ている」のチケットがぴあのプレリザーブで当選して、小躍りしてたのですが、ストーリーはほとんど知らず、公式サイトを見てみたら、うーん、ちょっと自分の好きなタイプの映画からは外れているような・・・と思ってました。
サイトの雰囲気もほんわか綺麗系な感じで。
「バトロワ2」は未見です。友人が「つ○らなかった」と言ってたので・・・
でもあれは、深作とーちゃんの遺志を受け継いで作った映画だしねぇ。
「同じ月を見ている」、もしかして、ちょっと期待しちゃったりしていいんでしょうか?もちろん、ウォン監督のような映画を期待してるわけではないですけど・・・。