廣済堂出版 104ページ 1500円+税
文房具評論家・ライター きだてたく、他故壁氏、高畑正幸の3人が様々な年齢、職業の65人に筆箱とその中身を見せてもらってそれを評論するという本。対象者はラッパー、作家、アイドル、漫画家、Webマスター、社長、イラストレーター、専門学生から小学生まで多岐多様。
フルカラーで色々なペン、それも持ち主が愛用することで多少やれた感のある鉛筆や万年筆の写真があります。これを眺めるのが楽しいのですが、残念なことに写真が小さい。これでは、使われた筆記具の味が伝わってきません。また、これに対する解説の文字もフォントサイズが 5ポイントほどの極小。これじゃぁ、読むのに目が疲れます。この企画なら、紙面サイズを2倍にすべしです。企画ミスです。
この結果、「このペンで描いたらどんな文字になるんだろう」から始まり「このペンが欲しいな」という夢が広がらない。コンテンツは良いのに惜しい。
次には紙面サイズを2倍にして出し直して欲しいです。
筆箱採集帳 増補・新装版 | |
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廣済堂出版 |