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三栄書房 96ページ 861円+税
9月上旬に4代目ロードスターが発表になりました。ただし、発売は来年。それでも、注目度が高く、本誌を始めとして同様のムックが発売、また自動車雑誌にも特集記事が組まれています。
長い歴史を持つ「?のすべて」シリーズ 自動車ムックの雄、三栄書房は自らのコンテンツ資産を使った本書を発行。なんと、1冊に初代、2代、3代目の「すべて」を1冊に再録、そこに新作 4代目のリリース記事を載せるという形をとりました。ロードスターのファンである私にとっては本紙は ずっと欲しかったおもちゃ のような存在です。
4代目はまだ市販されていないので、試乗記やエクステリア・インテリアの解析や、車内・ラッゲージルームの評価記事はありません。これは来年の本番誌を待つことになります。それでも、美しい写真が多数あり、「これは欲しいな」という気持ちになります。3代目は豊満なラインになって、街中で見ても何の感動も無かったのですが、4代目はセクシー。イタリア、フランスのメーカーが好んで使うラインの終端に 日本の漢字の跳ね のような躍動感を持たせたデザインです。こいつはレッドが似合いますね。
さて、初代から3代までの「すべて」。初代、2代目は今でもほれぼれする美しさがあります。安い値段で運転が楽しめるクルマを好き者エンジニアが一生懸命作ったというのが伝わってきます。たぶん3代目も変わっていないのでしょうが、私にはエクステリアが納得できない。2代目との格差が「やる気あったの」と思ってしまうんです。
本シリーズお決まりの縮刷カタログは「初代ユーノスロードスター」。これは大きな期待が膨らんでいたのですが、ページ開いてがっかり。ページ数の制約があったのか、本誌1ページにカタログ2ページを圧縮するという愚行がなされました。もったいない、悲しいです。
縮刷カタログだけがマイナス。これ以外は、お薦め本。
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