2014年 米国作品。
マーベル・スタジオズのアベンジャーズのシリーズ作品。2011年の「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の続編。
キャプテン・アメリカのスティーヴ・ロジャーズ（クリス・エヴァンス）はSHIELDのフューリー（サミュエル・L・ジャクソン）のもとワシントンD.C.にて働いていた。SHIELDではインサイト計画が進行、これは衛星によって捕らえた敵を3機の巨大なヘリキャリアーで先制攻撃するというものであった。この計画に違和感を持ったフューリーは襲撃を受け、銃弾に倒れる。ロジャーズとナターシャ・ロマノフ（スカーレット・ヨハンソン）は逃亡犯として追われることになる。
超人的能力を持つ人間を管理する国家組織SHIELDとこれに対抗するヒドラの抗争。両者の超人とこれをサポートする訓練を受けたエキスパートが闘う映画です。
人間的なキャプテン・アメリカことスティーヴ・ロジャーズと、ウィンター・ソルジャーの闘い。ウィンター・ソルジャーがロジャーズの知り合いであったというのは、良くある話です。
今回はブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフに加えて、元空挺部隊のサム・ウィルソンが参画。彼の飛行が一つの見物になっています。でも、アイアンマンとかぶるのでアベンジャーズには出しにくそうです。
スカーレット・ヨハンソンのロマノフ、格好良いです。色気を封印したメイクで、アクションを次々こなします。私はどちらかと言えば「LUCY」のスカーレット・ヨハンソンのほうが好みですが、ブラック・ウィドウのロマノフの冷たさも良いです。
第1作目はキャプテン・アメリカの生い立ちからのストーリーがあって、これによってこの作品の立ち位置が決まりました。しかし、第2作の本作は普通のスーパーヒーローの話になってしまいました。なんとか、昔の同僚を登場させて第1作目との連携、連続性を作ろうとしていますが、希薄なものになっています。このままでは、次はごく普通のどこにでもあるアクション映画にります。さて、次はどんなひねりを考えてくるのでしょうか。
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