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PILOT Birdie

2014-01-25 | 文具

Pilot_birdies

デッドストック品。細字 F。 700円。

松本分光堂なる西陣の文具店にて発見。このお店はナカムラユキさんの「京都文具探訪」で紹介されていた 古い、懐かしい薫りがするお店です。

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実際に店の前まで行ってみると、表に植木鉢がずらっと並べられて営業していないように。しかし、カラス戸ごしに 古い万年筆らしきものが陳列されている。 ガラガラと引き戸を開けると、ご主人らしきおばあさんがちょうど買い物に出かけるところ。
「ちょっと見せてください」とおっかなびっくり声をかけると「うちは古いもんしかないし あかんで」と。「いえいえ、その古いもんが見たいんです」
そうしたら、息子さんらしきお方(50歳くらい)が裏から出てこられ、おばあさんに「行ってき。こっちはおれがいるし」と。で、ようやく許しをいただいて気になったペンを。

大当たりでした。店にあったのは30~40年、もしくはそれ以上昔のPILOTのBirdie(バーディー)という 小型の万年筆。これが10本ほど。生産終了したものが、こういう形で残っているのはうれしいです。
全部欲しかったのですが、財布と相談して3本購入。それなりのスクラッチとかありますが、未使用の美品です。

Imgp1581s

Pilot_birdie2s

まず、軸に貼ってある価格のシール、これをはがすのが惜しい。4段組で「PILOT」「¥700」「細字 F」「日本製」。消費税導入前、当然バーコードなんていう下品な印刷はありません。

PILOT Custom74との比較。全長は80%、径は30%程度。コンパクトです。
軸が細いようですが、100円ボールペンと同程度。ペンを倒して書くには少しの慣れが必要です。

Birdie_74s

PILOT Cavalierとの比較。全長h80%、径は50%程度。以外とCavalierの軸が太いことに気づきました。
両者ペン先がそっくり。素材の相違はあるでしょうが、ペン先の設計は同じようです。

Birdie_cavaliers

Birdie_cavalier_s

早速ライトブルー軸にインク(魂)を注入します。
PILOTのBlue(ブルー)を入れました。

Pilot_blues

しっかりとした細字。ペン先の硬さを感じさせます。小さな漢字を書くには良き反応です。
ペン軸のブルーとPILOTの標準のブルーがよく似合いますね。





コメント
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