「クロユリ団地」 DVD 前田敦子、成宮寛貴

2013年作品。

両親と弟とともに介護士を目指す二宮明日香（前田敦子）はクロユリ団地に引っ越してきた。数日後に明日香は隣の部屋で老人が孤独死しているのを発見する。そして、この部屋びやってきた清掃業の笹原（成宮寛貴）に出会う。その後に明日香は公園でミノルが一人で遊んでいるのを発見。明日香は友達になる。そこから明日香と笹原は恐怖に襲われ始める。



ホラー映画なのですが、怖くない。セオリーは無視しているし、俳優は下手。
まず、家族で団地に引っ越したはずの明日香ですが、実はこの時点で明日香の幻想であったということが判明。これが1/3の時点で分かります。これは、明日香が精神に問題をもっているということを言いたかったのか、それにしてもここで、このネタはないです。これ以降が裏切られ感に引っ張られました。
そして、清掃業者の笹原ですが、なぜこの恐怖に巻き込まれたのかが分からない。事故で彼女を植物状態にして笹原も精神状態が不安定であったということなのか？ 笹原が巻き添え食ったのは理解し難いところがあります。

そして、ヒロイン。怖そうに見えない。ホラー映画のヒロインはどこか壊れそうなところがあるとびきりの美人であるのが条件。これが前田敦子は、高校のクラスにいる普通の女の子。演技もできないし、これではホラーが成り立ちません。



ここまで悲しい映画は久しぶりでした。決して観てはならないワースト候補となりました。


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