2012年作品。
赤塚不二夫原作マンガの実写映画。
小学5年生のアッコちゃん 加賀美あつ子(綾瀬はるか)は大切にしていた鏡を割ってしまった。その夜鏡の精が現れ、アッコちゃんに好きなものに変身できる魔法のコンパクトをもらう。アッコちゃんはこれを使って大学生に変身、早瀬尚人(岡田将生)が勤める赤塚化粧品にアルバイトで入ることに。尚人は商品企画室室長待遇で新製品の企画をしているが、会社を我がものにしようと画策している役員と対立関係にあり、企画を通すことができていなかった。実はこの役員は会社乗っ取りを企む外部と結託しており・・・。
綾瀬はるか主演ということなので、想像通り大人に変身したアッコが中心の映画。小学生が変身して、様々なことを学んで行くという話ではありません。小学生の心と知識を持った大学生が会社に入り、素朴に素直に間違ったことに対して 間違っている と真っ直ぐに言って、これで大人が自分の誤りに気付いていくという 良くある話になってしまっています。これでは、魔法のコンパクトは不要ではないかとか思ってしまいます。
とは言え、純真な心のアッコを演じる綾瀬はるか、そして仕事能力が高くその上に爽やかな二枚目の尚人を演じる岡田将生はぴったりとはまっています。違和感なく、醒めることなく、自然体でこの二人を楽しんで観ることができました。
肩肘張らず理屈抜きでのんびりと楽しめる映画です。
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