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「文房具マスターピース」 東京カレンダーMOOKS

2013-04-04 | 本と雑誌

Photo

東京カレンダー株式会社 112ページ 1143円+税

年度の変わり目には文房具の本がたくさん出ます。これは雑誌「東京カレンダー」と丸善によるムック本です。
旬の文房具をとらえた「過去と未来の『傑作』文房具」というサブタイトルが付いていますが、丸善の本ですから当然ながら 万年筆 が中心。期待通りの濃い万年質ムック本でした。

第一特集 旬の文房具では銘品から新作までの万年筆から始まり、シャープペンシル、ボールペン、ノートが取り上げられています。数万円の万年筆と百円少々のボールペンが同等に扱われています。各ページに丸善のバイヤーのコラムがあり、これが雑誌編集者とは違った立ち位置の見方そのものであるところが楽しめます。

意外なことにデジタル文具にも多くのページを使っています。ポメラ、SHOTNOTEの定番からシャープの電子ノートWG-N10という まだこんなもの作っていたんだ と驚く製品まで幅広く紹介されています。

作家が愛した文房具 では夏目漱石、太宰治、松本清張などが使ったペンと原稿用紙の解説。向田邦子が人が使ってペン先が丸くなった万年筆を集めこれで執筆していたという話など、多方面のエピソードを楽しめました。

メモ
・クロス クラシックセンチュリー万年筆 5250円~
・ ペリカン th.INK 2100円
・トンボ ZOOM L102 2100円
・オート ミニモ 軸径3.7mm 525円
・ブログの執筆にMarsEdit
また欲しいものが増えてしまいました。

枻出版社のムックとは少し違った切り口の本。文具好きにははずせない一冊です。


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