福地温泉2日目。
早く寝たからか、5時前に起きてしまった。
二度寝できそうもないので、露天風呂に行ってみた。
こんな時間にはさすがに誰もいないだろうと思ったのに、いるよ~!
向こうも1人で入れると思ったんだろうなあ。
露天風呂に入ってしばらく浸かっていたら、木々の合間から北斗七星が見えた。
朝ごはんは昨日と同じ囲炉裏端でおいしい朴葉みそでごはんをしっかり食べると
バスで終点新穂高ロープウェイ前に向かう。
今日はとってもいい天気なので、期待に胸を膨らませる。
残念ながらM町は風邪が治りきれていないのでスノーシューを止めて、代りに
ロープウェイで山上に上がるとのこと。
理由が理由なので2人でもツアーを催行してくれるという山楽館さんに感謝。
2月には芦生にスノーシューに行くことになっているし、ここで練習を兼ねてがん
ばるぞ!
それにしてもみんな泊まりの荷物を持っていたのだが、なぜかバス停はロープ
ウェイ前のはずなのに、乗場から200mほど下にあるのだ。なんで?!
ひーひー言いながら車道を登って駅に着くと、ガイドさんがすでに待っていらした。
さっそく雨具を着込み、必要なもの以外は預けてスノーシューの着け方や歩き方
の講習を受ける。久しぶりだからドキドキするなあ。
M町とお別れしてI姉さんと私はガイドさんと槍・奥穂高に向かう林道へ入った。
山の合間に雪山が。
ガイドさんが道すがら動物の足跡や、雪屁等について教えてくれる。
途中で人間の足跡や休憩した後もあり、新しそうなので誰か先に歩いていそう。
I姉さんは初めてのスノーシューだけど、林道だし特に問題なく歩けているようだ。
新雪ではないので4,50cmほどの深さだがあまり沈むこともなく歩きやすい。
アドベンチャーな部分は少ないけど、その分距離は稼げるので、坂道をずーっと
登っていくと2時間ほどで穂高の避難小屋に着いた。
くたくたの腹ペコだったけど、ここから眺める槍が岳や南岳(たぶん)は最高
にかっこいい!
そしてやっぱりここに立派なカメラを持ったおじさんが写真を撮っていた。
どうやらこの避難小屋に今夜は泊まるらしいので夕焼けや朝焼けとか撮るの
かな。
ツアーにお昼ご飯は付いてないので、各自パンとか取り出して食べる。
でも、ガイドさんがサービスしてくれたのがこちら。
チーズフォンデュ!
水分が少ないのでお湯を沸かすよりずっと早く出来ていいのだそう。
I姉さんが昨日の夜「チーズフォンデュ食べてみたい。」と言っていたので、
あまりのグッドタイミングにびっくりした~。
暖かいものがうれし~い。
で、時間は12時30分。ガイドさんが一言。「どうする?先行く?」
私達の疲れが見えたんだろうけど、すかさず「行きます!」と答えた。
そう、このルート、がんばれば奥穂高のジャンダルムっつうところが見れる
といううたい文句に惹かれて決めたのよ。
I姉さん、本当はめちゃ疲れてるだろうけど、ごめん、行きたいねんっ!
あとでI姉さんは『ここでイヤって言ったらぜったい恨まれると思ったから。』
とM町に報告していた。(笑)
実は私も靴が少し緩かったらしく、靴擦れで足裏にマメができてそうだった
けど、どうしても行ってみたかったんだ。だって、ジャンダルムって響きがカッコ
イイんだもん。(実はなんのことだかまったく知らなかったんだけど・・・。)
穂高平を横目に再度林道に入るとひたすら登っていく。
雪道なので坂道には見えないんだけど、ずっーと登ってるよね。
それにジャンダルムの見える場所までは今まで登ってきたのと同じくらいの
距離らしいと聞くと気持ちが萎えそうになった。
それでもピッチを上げてがんばって登る。
もうすぐ?
とうとう奥穂高登山口の分岐まで来た。
終わりだと言ってくれ~!
と、心の叫びを上げていたら、ガイドさんが河原の方に降りて行った。
ついて行って振り向くと、そこにはジャンダルムが!!!
(つづく)
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます