ナイスちょっとな健康維持

健康維持がテーマ。健康維持は日々の積み重ね。気楽にちょっとずつ続けてナイスでいよう。薬剤師が発信します。

「脳と仮想」を読む前に

2005-12-22 23:16:47 | 脳の話題
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連想ゲームで「仮想」と聞かれると「ネットショップ」な~んてと答えてしまいそうだ。厳密に言うと、ネットショップは実在するといえると思うが。。。コーディングされたデジタルデータという形で。

我々はブラウザに閲覧したいデータのアドレスを入力すると、まずは、ネット上でアドレスを管理している場所を参照し、そのアドレスから対応する実在コーディングデータを参照してブラウザが顕在化してくれる。

では、サンタクロースは?

今日の日経夕刊で脳科学者茂木健一郎先生のコラム「サンタクロースはいるのか?」で「脳と仮想」という著書があるのを知った。

脳と仮想

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サンタクロースの真実は、現実にいるかいないかに左右されるのではなくて、1年に1度、自分に無償の愛を注いでくれる人がいる、という仮想の切実さがわたしたちの心に訴え、サンタクロースがいつまでも心に居場所を持つという。そんな思いを基に、この「脳と仮想」という本が書かれたそうだ。

茂木健一郎先生は、上前述の

「サンタクロースの真実は・・・・」の部分は、実は、頭に
「子供にとって」とつけており、
「子供にとってのサンタクロースの真実は・・・・」と書かれている。

でも、大人も同じじゃないのかなぁ。子供は知識として、サンタクロース実在の可否を判断できない中で仮想というよりは「居る」と位置づけるわけだが、大人は、知識の中で実在の可否を判断した上で「居る」と仮想するのだから。そう考えたら、もしかしたら大人になってから心に居続けるサンタクロースの方が子供にとってのサンタクロースより意味深いかもしれない。

そうそう、私のブログに時々きてくれるサンタさん、そろそろ、また、来てくれる頃かしら

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