適量生活のススメ

「適量生活」という商品名に惹かれた。




「ダイエット」というと、太った人が痩せたい時に、短期間に集中してつらい思いをしながら頑張ってはみるが、我慢できなかったり、リバウンドとかで失敗するイメージ。



一方、「適量生活」と言われると、太った痩せたに関係なく、すべての人へのメッセージに聞こえる。しかも、短期間に集中してつらい上失敗するダイエットとは真反対で、長期に渡り、のんびり続けられ、しかも、つらくなくて、成功するイメージだから。



ココナッツ味の「適量生活」。きっとおいしいんだろうと、ピニャコラーダを思い出し、わくわくしながら一包開けて飲んでみた。

味は、「・・・・・・」


昼食前くらいがいいと聞いていたが、昼食後に飲んだ。ココナツ味なのはいいが、パームオイルのオイルなのだろうか、何やらオイリーな感じのものが、口腔内粘膜にベトベト付着して気持ち悪い。思いっきり水を流し込んだが、水ではあまり払拭効果がない。

そこでの反省は、飲むタイミングは、昼食後ではなく昼食前が正解という事。味は、これまでに経験したことがない不思議な味ではあるが特に問題ない。問題だったのは、口に含んだ後残った感じがぬぐえなかったこと。ベトベトが昼食前であれば、食事が自然にふき取ってくれただろうから。


そして、その後、どうだったかというと。。。


この製品が言っているとおりの事がおこった。結果的に食欲がなくなった。本当に。ただ、私の場合、食欲がなくなるを通り越して、気持ち悪くなった。



そういえば、取引際の男性で、ヨーグルトやマックシェークのどろどろの食品が苦手で食べれないという方がいる。

その方が、健康診断で、無理やりバリウムを飲まされたら、その後、数ヶ月、ヨーグルトだけでなく、すべての食事ができなくなってしまったそうだ。もともと、細いのに、３ヶ月で１４キロ痩せたと言っていたのを思い出した。その後、食事はとれるようになったようだが、依然細さを保っている。

私は残念ながら、バリウムは、マックシェークを飲む勢いでぐびぐびいけるくちだから、バリウム頼みは難しそうだ。ところが、幸運？な事に、このココナツ味の「適量生活」は、胃粘膜に何かしら異変を起こしていると思われるくらい、過激に反応したのだ。これなら、本当の「適量生活」を構築していけるかもしれない、と、淡い期待が走った。


ただ、困った事に、その時、本当に気持ち悪くなったので、次に飲む勇気がまだ出ない。何よりも、気持ち悪い（ feel sick ）のが苦手だから。「適量生活」を飲んで、気分が悪くなり、あぁ、食べたくないと過ごすか、あるいは、おいしいものを食べ過ぎて後悔して過ごすか、何れかの選択というところだ。


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