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缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

ノザキのコンビーフ進化形

2011-10-03 13:47:00 | 

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イージーオープン式のコンビーフ誕生
アダムスキー型UFOにそっくりである。

 世の中には面白い人がいるもんです。
 例えば、一年前に知り合ったチャッピー加藤さんという人。
 趣味で『ドーナツ盤アワー』という番組をUSTREAM配信している。
 毎回、テーマを決めて、昔のシングル盤レコード(ドーナツ盤)を次々と掛けていく番組だ。
 例えば今夜のテーマは(10/3)、『放送開始40周年「スター誕生!特集」』。
 岩崎宏美、伊藤咲子、城みちる、渋谷哲平、石野真子などが登場するらしい。
 合間のトークも、いつもすごく面白くて、筆者はすっかりチャッピーさんのファンになった。

 そんな折りも折り。
 川商フーズから、9月5日にノザキのコンビーフの新シリーズが発売された。
 フタがイージーオープンになって、内容量も75gとコンパクトサイズ(通常は100g)。
 これをじっと眺めていると、あのピンクレディーの名曲『UFO』が、耳元によみがえってくる気がしませんか♪




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プラスティックのカップ付き
タイトに被さるので、残った分を冷蔵保存できる




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 開缶!
 パッケージが変わると、従来とまるで違った商品に見えるから不思議だ。
 試しにつまみ食いすると、中身はあの郷愁を誘うコンビーフそのものであった。




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 ここで筆者は、おもむろに調理を始めるのであった。
 コチュジャンをティースプーン(tsp)1、醤油をtsp1/2、ゴマ油をtsp1合わせて、これをコンビーフと混ぜ込む。
 そいつに白胡麻を振れば...。




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 かくのごとし。
 すなわちコンビーフ・ユッケであります。
 生の牛肉を気軽に食べられなくなった今、加熱調理済みのコンビーフを代替品にすることに、筆者はいささかのとまどいもない。
 では、失敬してひと口...。
 ややっ、パンチが足りないぞ。
 ラー油をひと垂らしすると、俄然おいしくなった。ここに生卵の黄身を加えると、より本格的であります。
(その場合は器に盛りつけた方がよい)

 この新パッケージは缶ごと食べられるから便利だ。なので調理法も、おのずと従来品とは違ったものが生まれてきそうだ。
 そうしていただく時には、ぜひピンクレディーのUFOを口ずさみながら、味わっていただきたいものであります。




 内容量:75g
 原材料名:牛肉、食用油脂、食塩、ゼラチン、砂糖、寒天、カゼインNa(植物由来)、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(ビタミンC)、発色剤(亜硝酸Na)
 原産国:日本(販売/東京都千代田区・川商フーズ
 参考価格:315円(税込)







缶つま★レストラン 牛肉のバルサミコソース

2011-08-28 12:20:21 | 

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 牛肉と聞くと心がときめく。
 鶏肉、豚肉も大好きだが、牛肉は格上の感がある。
 今では、量販店に行けば、100グラム150円程度でいい輸入牛肉が売られている。
 国産の銘柄豚のほうが値段が高いのだ。
 それでも牛肉のほうにありがたみを感じるというのは、おかしな話でありますなァ。
 その牛肉が、さらにバルサミコ酢で味付けされて缶詰になったというから、タダゴトではない。
 すなわち、国分の新たなシリーズ『缶つま★レストラン』から、『牛肉のバルサミコソース』という缶詰が登場したのであります。




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開缶! バルサミコはイタリアのブドウ酢のことだ




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これで1缶の半分くらいの量

 かくのごとし。
 牛肉なのだから、がつがつと食べるわけにはいかぬ。ひとかけをつまみあげ、愛おしさを募らせながらじっくりと味わってみる。
 やっ。意外にも味付けが洋食っぽくない。和の調味料で甘辛く煮て、仕上げにちょっぴり酢を加えたような、そんな味わいなのだ。
 赤身の肉を噛みしめると、奥の方からバルサミコ酢の甘さとコクがじわっと出てくる。
 思いついて台所からバルサミコ酢を持ってきて、ひと垂らしして食べてみた。すると俄然、味わいがはっきりとしてきた。
 バルサミコ酢と牛肉、合うもんですなァ。
 添え物にはオリーブとかピクルスなど、酸っぱいものがいいようであります。




 内容総量:150g
 固形量:90g
 原材料名:牛肉、砂糖、ブドウ糖、食塩、調味料(アミノ酸)、増粘剤(グァーガム)
 原産国:日本(東京・国分




バンバンジー缶で油そば

2011-08-13 22:16:04 | 

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ノザキのピリ辛バンバンジー



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けっこう辛くてウマみもたっぷり

 初めて油そばを食べたのは学生のときだった。
「つゆの入っていないラーメンがあるんだよ。油そばっていうんだ」
 友人が言った。
「つゆが入ってないって、焼きそばということ?」
 僕は尋ねた。
「いや、普通に茹でたラーメンだけど、丼の底にタレが入ってて、それをまぶしながら食べるんだ」
 友人は説明する。
「うーむ。てことはあれだな。盛岡のじゃじゃ麺みたいなものか」
「えっ、じゃじゃ麺て何だ?」
「いや、普通に茹でたラーメンだけど...」
 ともかく、油そばであります。これが当時すごく気に入って、今でも好物だ。
 それをノザキの[ピリ辛バンバンジー]で作ってみようと、こういうわけであります。




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まずは生タイプのラーメン用太麺を茹で、冷水でしっかり洗う




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その間に丼にラーメンのタレを入れておく
めんつゆとラー油を混ぜても作れますぞ




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 かくのごとし。
 よく水を切った麺にごま油を少しまぶし、タレを入れておいた丼に入れる。
 そこにピリ辛バンバンジー1/3缶、シナチク、大葉などを盛りつけて缶成であります。
 ではでは、早速にひと口...。
 むっ、文句なしに美味いです。
 汁気のない麺をタレに絡めて、一寸濃い味を愉しむ感じ。
 ピリ辛バンバンジーがけっこう辛くていいアクセントになってる。
 ここに赤いクコの実なぞ入ると、もっと本格的だ。
 夢中で食べ終えると、やがてじわっと汗が出てきた。夏はやっぱり辛いものがウマい。




 内容量:45g
 原材料名:鶏肉、大豆油、ラー油、食塩、香辛料、ポリリン酸Na、酸化防止剤(ビタミンC)、発色剤(亜硝酸Na)
 参考価格:税込147円
 製造販売:川商フーズ






新生漢方牛の大和煮

2010-12-04 15:15:22 | 

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 本日は新製品をご紹介したい。
 数週間前に販売されたばかりの、この缶詰。
 『新生漢方牛大和煮』
 というものであります。
 さて、新生漢方牛というのは何だろうか。
 何でもクコ、ナツメ、鹿角霊芝、サンザシなど10種類以上の漢方を仕上げ餌に使って育てたらしい。
 ずいぶんと健康的な牛である。
 その肉質はきめ細かく、うまみがあり、脂にも風味があるらしい。




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 さっ、本日も開缶!
 気温が低いので、あらかじめ湯煎してあるのだ。
 サシの入った赤身の肉がぎっしり入っていて、その合間にゼラチンのぷるぷるしたところが混ざっている。白い脂も少々入ってる。
 ちょいとつまむと、やっ。こりゃウマい。
 牛大和煮というと、煮締めたような固い肉のイメージがあるが、そうではない。
 しっとりと柔らかく、それでいて赤身は歯応えもある。牛特有の臭みがまったく感じられないのが不思議。
 そして、何と言っても味付けが絶妙であります。
 従来の甘っ辛~いタレではない。薄味のモダ~ンな味付けなのだ。
 だから、生醤油をちょいと垂らし、黒七味などつけると実に美味い。




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 かくのごとし。
 生醤油&黒七味(普通の七味でもOK)も素晴らしいが、もうひと手間加えてみた。
 缶汁(タレ)をきった肉を並べ、ヨーグルト・マヨネーズ・すり下ろしたニンニクを混ぜ込んでかけ、最後に黒胡椒を振ってケパーを散らした。
 このソースはもともと牛肉に合うソースだが、ヨーグルトの酸味のあるところに大和煮のタレの残りが混じり合って、なかなかに美味い。
 元が美味しい缶詰なので、何をやっても美味しくいただけるはずである。

 ところで、この缶詰を販売しているのは、鯨缶や金華さば缶で有名な木の屋石巻水産であります。
 水産会社が牛肉大和煮の缶詰を手掛けるという、実にユニークな缶詰でもあるのだ。




 内容総量:170g
 固形量:120g
 原材料名:牛肉(国産)、砂糖、醤油、でん粉、香辛料、増粘剤(グァーガム)
 原産国:(日本、製造販売:木の屋石巻水産
 参考価格:800円




 この記事は『缶詰まにあくす』“新生漢方牛(大和煮)”にトラックバーック!







サンライズの高級缶詰で小料理屋ごっこ

2010-09-13 17:49:12 | 

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秋らしい夕暮れに缶詰で一献
とにかく手軽なのが缶詰の魅力だ

「まず生ビール持ってきて! 生、生! おねいちゃん急いでね!」
 この夏、こんな殺気だった状態がずーっと続いておりました。
 ともかく異常な暑さでありました。
 それがようやく、涼しくなってきた。
 特に夕方になると、気分のいい風が吹くようになった。
 こうなると
「ちょいとその、熱燗でもいきたいねェ」
 こんな台詞も出てくる。
 熱燗は、精神的に余裕がないと飲めないんでありますね。
 そこで今日は、サンライズという会社が出した酒の肴缶3品をご紹介申し上げたいのであります。




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 東京の下町、文京区湯島。
 この赴きある土地に[旬膳さとり]という、知る人ぞ知るちょいといい居酒屋がある。
 ここを経営しているのが、先のサンライズ
 そして、この[さとり]の名を冠して今年5月に発売開始となったのが、このシリーズであります。
 中でも[豚角煮]は、先月発売になったばかり。
 それぞれ税込819円という価格設定に驚かされる。これまでにない“高級グルメ缶詰”という位置付けなのだ。
 サンライズ・フードサービス部リーダーのT嬢は
「さとりの板長が原材料からカット、食感まで相当こだわりました。食材を痛めないよう手詰めで丁寧に作っています。試行錯誤を繰り返して、やっと完成しました」
 とおっしゃってた。




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[鶏肉とうずらの卵の和風仕立て]かくのごとし。
 出汁の利いたスープがまず、ウマい。
 あっさりした塩味に鶏肉の脂と素晴らしい香りが乗って、いいコクがある。しかし飲み込んだ後は、舌の上に何も残らない。
 このウマいスープが、うずらの卵とニンジンに染み込んでいるのだ。
 筆者は、この商品が一番好きだ。
 我が身を削っていい仕事をした鶏肉は、さぞ味が抜けているかと思いきや、一応スープが染みております。




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[さとりの肉じゃが]かくのごとし。
 とにかくジャガイモがウマい。
 ねっとりして、牛肉の味がよく染みてる。
 これは僕だけの感想ではない。イベントや展示会でも大好評なのだ。
 このねっとりした食感は、単にメイクイーンを選べばいいというわけじゃない。冷暗所でしばらく寝かせたものを使うなど、ちょいと工夫しないと出来ない。
「どうやって作るんですか」
 T嬢に尋ねたら、
「どうなんでしょう。うふふ」
 さすがに企業秘密でありました。




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[豚角煮]かくのごとし。
 ゴロっとした角煮が甘くなくて、醤油がきりっと立っている。
 これには予想を裏切られた。
 しかしその辛めのとこが美味しい。
 この味付けが、旬膳さとりの味付けなのだ。
 豚は脂に甘い香りがあり、舌に乗せるとすっと溶け去っていく。
 そこに清酒を流してやると...嗚呼。
 快かな快かな。

 長引く不景気のおかげで、家飲みがすっかり身についちゃった御仁も多いと思う。
 だったら、たまにはこんな高級缶詰で贅沢しても、バチは当たらないんでないか知らん。




 鶏肉とうずらの卵の和風仕立て
 内容量:200g
 原材料名:鶏肉、野菜(ニンジン、長ネギ、ショウガ)、うずらの卵、チキンガラスープ、醤油、鰹節エキス、食塩、増粘剤(加工でん粉)、調味料(アミノ酸等)

 さとりの肉じゃが
 内容量:200g
 原材料名:野菜(ジャガイモ、玉ネギ、ショウガ)、牛肉、清酒、醤油、砂糖、発酵調味料、鰹節エキス、昆布エキス、植物油脂、食塩、増粘剤(加工でん粉)、調味料(アミノ酸等)

 豚角煮
 内容量:200g
 原材料名:豚肉、鶏卵、野菜(ニンジン、長ネギ、ショウガ)、醤油、清酒、みりん、砂糖、増粘剤(加工でん粉)、調味料(アミノ酸等)
 原産国:日本(販売・サンライズ