缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

早朝、目覚めてスープ缶

2011-09-29 10:11:48 | 汁物

20110928img_0751
簡素で力強いデザインが秀逸

 喉の渇きで眼を覚ますと、早朝の4時半であった。
 台所で水を飲み、ついでにトイレを済ませて布団に潜り込む。
 最近は、明け方が寒くなった。布団のぬくもりがありがたい。
 枕の心地よいくぼみに頭を落ち着けたとき、ふと、目覚め前に見ていた夢を思い出した。
 打合せの約束を忘れていて、先方から電話が掛かってきたのだった。僕は謝りつつ、次に会える日を再設定するという内容だ。
 携帯を片手に、手帳の頁を手繰るのだが、いつに予定すればいいのか。
 なぜか、ぜーんぜん分からない。
「えーと、すみません。何の打合せでしたっけ?」
 ひや汗をかいたところで目覚めたのだった。
 実際、ここ2カ月くらい、イベントの企画や雑誌の監修が立て込んでいる。
 そんな現実のスケジュールを思い浮かべていると、とうとう本当に眼が覚めてしまった。
 外も明るくなってきた。しょうがない。熱いスープでも飲もうか。




20110928img_0752
外国缶の魅力はこんなところにも
英字表記が何だか楽しいのだ



20110928img_0754
すさまじきもの、低温で固まったスープ缶
ちょっと藁っぽい匂いがしている



20110928img_0758

 水で薄めて加熱する。さっき感じた藁っぽい匂いは、マッシュルーム独特の匂いだったことが分かる。
 しかし生のマッシュルームとは違って、一寸饐えたような匂いに感じる。
 牛乳を足し、黒コショウを振ると俄然、風味が良くなった。




20110928img_0760

 かくのごとし。
 残っていたパンをトーストし、スープに浸して食べることにした。
 では、失敬していただきます。
 むっ。コクがありつつ、適度にさらっとしている。通常ホワイトソースにはバターが使われるけど、そのクドさがないのが好ましい。
 マッシュルームは細切れで柔らかく、歯応えはないが風味が味わえる。1缶で4人分作れるから、やはりスープ缶は便利なものであります。

 外では車のラッシュが始まった。ついさっきまで感じていた、澄明な早朝の雰囲気はすでになくなってしまった。
 せっかくの自分だけの朝だったのに。
 しょうがない。今日も日常に立ち向かいますか。




 内容量:305g
 原材料名:水(アメリカ缶は水も原材料表記するのだ)、マッシュルーム、植物油、加工でん粉、小麦粉、2%以下に牛乳、塩、脱脂粉乳、グルタミン酸Na、大豆タンパク質、酵母エキス、スパイスエキス、乾燥ガーリック
 原産国:アメリカ(ニュージャージー州、キャンベルスープカンパニー








国分のアンテナショップ「ROJI」がオープン♪

2011-09-28 08:23:14 | 缶詰のあるお店

20110830img_0589
住所は中央区日本橋1-1-1

 去る8月8日に、国分が直営のアンテナショップ[ROJI]をオープンしたのであります。
 話題の[缶つま]シリーズのほか、国分が扱う食品・飲料を直接買うことが出来る。
 公式ホームページも開設されて、缶詰ファンには嬉しい限りなのだ。




20110830img_0583
約7.3坪のミニマムなスペースに商品が並ぶ
商品は日替わりで試食させてくれる



20110830img_0581
フルーツ缶が揃う様は壮“缶”!
展示は適時、入れ替わるようだ



20110830img_0587
国分と言えば[日本橋漬]缶詰
大正2年発売の福神漬けなのだぞ



20110830img_0588
缶つまシリーズも全種類買える



20110830img_0592

 店舗を抜けると、そこは日本橋。
 お隣の和食レストラン&バー[ニホンバシ イチノイチノイチ]と共有のスペースがあって、川風に吹かれながら寛ぐことも出来る。ちょいと、いい感じなのだ。

 企業の直営ショップが開設されると、欲しい缶詰が直接買えるようになる。従来は小売店をはしごして探し歩いたり、通販で送料を払って入手するしかなかったのだから、実店舗というのはありがたいものなんです。
 まさに大“缶”迎であります。





屋久島の紅茶缶

2011-09-19 13:43:39 | 酒・茶など嗜好品

20110904img_0715

 鹿児島から70kmほど南下すると、屋久島があるらしい。
 コバルトブルーの海に浮かぶその島では、ハイビスカスが咲き誇り、ガジュマルが生い茂ってるらしい。
 さらに、樹齢7千年以上という屋久杉も存在するらしい。
 文体が「らしい」で進行しているが、筆者は屋久島に訪れたことがないので、どうしてもそういう表現になってしまう。どうか気にしないでいただきたい。
 一度は行ってみたいと思っている彼の地から、友人Noritanがお土産を買ってきてくれた。
 屋久島の紅茶の缶詰である。
 友、茶を持って現る。日々是好日。




20110904img_0717
開缶! 紛う方なき紅茶であります
これは正確には缶詰じゃないが、
面白いから紹介しちゃうのだ


20110914img_0733

 かくのごとし。
 これはサン・ティーと呼ばれるお茶の出し方で、茶葉と水をポットに放り込み、日向に置いておくもの。
 日光の力でゆっくりと茶葉が開くので、余分な渋み、雑味が出てこない。半日も置いておけば出来るので、それを冷蔵庫に入れてアイスティーとした。
 それでは失敬して、一服...。
 ほうほう。柔らかい渋みと、ほんのりした甘味。
 素晴らしい芳香があるけど、それはダージリンとも違うし、ウーロン茶とも違う。
 筆者は紅茶を嗜まないので、うまく伝えられないのであります。
 友よ。今年の厳しい残暑は、この屋久島アイスティーで乗り切る所存であります。




 内容量:40g
 原材料名:有機栽培紅茶
 原産地:屋久島(鹿児島県熊毛郡屋久島・白川茶園)






ひやおろし日本酒と缶詰バイキング、ご報告!

2011-09-15 09:47:36 | イベント・講座

20110903img_0664
缶詰イベントではもはや常連!
いつも愉快な高木商店の豊島さん


 読者諸賢よ!
 さる9/3(土)に、お台場の東京カルチャーカルチャー(カルカル)
『ひやおろし日本酒と缶詰バイキング』
 が行われたのであります。
 MCは僕と、女優きき酒師の福山亜弥さん、プロデューサーのテリー植田さん。
 おかげさまで客数99名と、補助席まで動員する盛況となりました。
 ご来場された皆さん、缶謝多謝です!



20110903img_0622
缶詰バイキングの様子
発売前の新商品も試食!


20110903img_0701
ひやおろし試飲の様子
5蔵20数種の酒が飲み干されたのだ!

Photo
写メ等でリアル中継も可能であります


20110903img_0635
川口貿易の伊藤さんがシュールストレミングを販売!


20110903img_0687
ノザキのコンビーフでお馴染み川商フーズさん
実はこんなに畜肉缶詰があるのだ


 バイキングに協賛していただいた缶詰企業は...。
 ATSフード(スペインの超高級感CUCAなど)
 川口貿易(キッパーヘリングなど)
 川商フーズ(山形県産牛コンビーフなど)
 国分(缶つま☆レストランなど)
 高木商店(いわし梅酢煮など)
 マルハニチロ食品(にしん昆布巻きなど)

 このイベントの様子はこちらのUSTREAMで記録されております。ゆったりとお時間のある方、ご覧になってくだされ。
(開始から21分30秒くらいでトークショーがスタート)

 さて、次回の缶詰イベント@カルカルは、11月くらいに開催しようかと企画中。
 今度は
「ワインと合わせようかなー」
 など、激しく妄想しております。