缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

フィスクブッラル スウェーデンの愛らしい缶詰

2013-03-15 15:20:31 | 汁物
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日本でツナ1号缶と言われる大型缶だゾ


 最近は暖かい日と寒い日が交互にやってきて、どうにもならぬ。
 まずは体調管理に気を遣わねばならぬ。
 しかし、何を着たらいいかよく考えねばならぬ。
 花粉にも気を遣わねばならぬし、今年はPM2.5などという微粒子にも気を遣わねばならぬ。
 会津人じゃなくたって
「ならぬものはならぬ」
 のであります(意味混迷)。

 暖かいのか寒いのかよく判らないのなら、いっそのこと、うんと寒い国の缶詰を食べてみようではないか。
 その国とはABBAとIKEAとH&Mを生み出した国、スウェーデン。その缶詰の名は、フィスクブッラル。




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 さっ、本日も開缶!
 なにか、すごくぷるぷるしてます。
 気温が低いためかもしれないが、まるでムースのようにぷるぷるしてます。
 そこからタラのような匂いがしております。




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 これを鍋にあけ、温める。
 ぷるぷるの下から、魚のすり身がごろっと出てきた。
 このフィスクブッラルはスウェーデン出身の映画コメンテイター、LiLiCoさんからいただいたものだ。
 いわく、
「鍋底にくっつかないよう中火で温め、マッシュドポテトと一緒に食べてください」
 とのこと。
 そうだ、マッシュドポテトを用意するのを忘れていた。
 忘れていたけど、鍋から離れるわけにはならぬ。焦がさぬよう、かき回さねばならぬ。




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 かくのごとし。
 マッシュドポテトを忘れたままだったが、このまま試食に進むことにする。
 仕上げに黒コショウを挽いて、ひと口...。
 むっ。スープは魚介のダシが利いている。これはロブスターソースだそうで、魚とロブスターが合わさったダシということになる。
 丸っこいのは魚のすり身で、使われている魚は
「うん、多分タラだろうな。あるいはオヒョウガレイかな...」
 と推測できるものであります。
 しっかりと塩味が利いているので、これはマッシュドポテトと一緒に食べたらいいと思う。
 ほくほくと粗く仕上げたマッシュドポテトに、このスープを掛けながら食べたらもっと美味しいと思う。
 やはり、人の言うことは素直に聞かねばならぬ。
 なのでこれからスーパーに行き、お総菜のマッシュドポテトを買ってこようと思う。





 追記:マッシュドポテトと一緒に食してみた。
 こってりとしたロブスターソースは、あっさりしたマッシュドポテトとの相性抜群であります。

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 内容総量:375g(たっぷり!)
 原材料名:スウェーデン語なので不明
 原産国:スウェーデン(Abbaという水産加工メーカーなのだ!)





春の新商品! タコライス缶

2013-03-06 11:53:36 | 

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沖縄ホーメルが3月1日に発表したタコライス缶
3月中旬をめどに、沖縄以外の地域でも販売予定だ

 沖縄はいい。
 沖縄には、独特の魅力がある。
 南の島に行こうと思ったとき、ハワイと並んで候補に挙がるのが沖縄だ。
 ハワイは世界中の人々にとって憧れのリゾート地。一方の沖縄は、そこまで外国人に知られているわけではない。
 そのマイナーさが、魅力のひとつのような気がしている。
 ハワイと違って、ちゃんと日本語が通じるし、車も左側通行で安心。
 それでいて、濃厚な異国情緒が楽しめる。
 碧い海に、白い砂浜。
 その砂をよく見ると、小さな貝殻がたくさん集まっているのが分かる。
 家並みの屋根が低い。家と家のあいだの通路がすごく狭い。
 何もかも新鮮な風景。なのにどこか、懐かしい。
 そんな沖縄で、80年代に誕生したというご当地メニューが、タコライス。
 テックスメックスでタコスという料理があるが、あれはスパイシーに炒めた挽肉を、レタスやトマト、アボカドなど野菜と一緒にトルティーヤという皮で巻いて食べる料理だ。
 その皮をやめて、具材をご飯のうえに乗っけて食べるのが、タコライス。
 今では外食店がメニューに取り入れたりして、沖縄県外でも知られるようになった。
 そのスパイシーに炒めた挽肉(タコミート)が入っているのが、この沖縄ホーメルの新商品なのであります。




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さあさあ、本日も開缶!
一見してドライカレーのように見える




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おもむろにトマトとレタスを刻む
トマトを切るのはいつでもいい気分




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 かくのごとし。
 熱々のご飯にタコミートを乗せ、溶けるチーズ、トマト、レタスを盛りつけた。
 タコミートに含まれるチリペッパーが、たまらなくいい匂いを発散している。
 それでは早速、ひと口...。
 むっ。これは確かに、タコスの味だ。
 それがご飯と一緒になっているのが、意外と違和感がない。
 試しにタコミートだけ食べてみると、しっかりとした味付けがされていて、辛さもけっこう利いている。
 それをトマトやレタスで和らげながら、食べすすんでいく。
 美味しいです。

 食べ終わって思ったのは、トルティーヤの皮を買ってくれば
(本来のタコスも楽しめるな)
 ということ。
 挽肉をチリパウダーで炒める手間が省けるわけであります。
 1缶で1人分のタコスが作れると思う。タコライスの場合も同様、これ1缶で1人分使い切りがいいと思う。




 内容量70g
 原材料名:食肉(鶏肉、牛肉、豚肉)、玉ねぎペースト、チリソース、粒状大豆たん白、香辛料、食塩、砂糖、チキンコンソメ、でん粉、酵母エキス、粉末魚醤、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)
 原産国:日本(沖縄ホーメル
 希望小売価格:170円(税込)