缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

サバ味噌缶でウイスキー♪ とろさばみそ煮

2010-01-30 15:23:08 | 魚介

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「ウイスキーが、お好きでしょー」で始まるサントリーのコマーシャル、なかなかにいいもんですねェ。
 いかにも
(まずはハイボールをごきゅごきゅっと飲って、全身の細胞を再起動。それから何かウマいものをちょいとつまんで、と...)
 と、呑み本能に直球勝負で挑んでくる。
 でも、同社のコマーシャルと言えばやっぱり
 
「ランランリラン シュビラレ...」
 の男性スキャットのほうが、ずっと強烈な印象として記憶に残っております。
 あの静謐さと、骨太な生き様を思わせる台詞。まさにウイスキーは成熟した男にふさわしい飲み物だったのであります(成熟した女性でもいいけど)。
 しかしそんな雰囲気を押し出しても、今の低体温世代の若者には支持を得られないのだ。
 いつの間にか世の中は、渋さより楽しさ、成熟よりフレッシュさを優先させる風潮に変わってしまったのだ。
 まま、それはいいとして...。
 本日は見事に復活を遂げ、現在売上を伸ばしているというウイスキーに合う缶詰を紹介したい。
 それは千葉産直サービスが送り出す『とろさば みそ煮』缶なのだ。




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 本日も開缶!
 すでに、コクと滋味を思わせる素晴らしい味噌ダレの香りが立ち昇ってくる。
「もーこのまま缶からいきたい!」
 という欲求をぐっと抑え、加熱&盛りつけ作業に移行する。
 サバ缶は加熱することが肝要だ。
 身に含まれる脂分が溶け出すので、その旨味が全体に行きわたるのだ。




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 オーブントースターで加熱すると簡単(必ず開缶してから)。
 あるいは器に開けてから、電子レンジで加熱してもよいのであります。




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 そのあいだに酒を用意。
 今回はやはり角ハイボール缶から始めたい。
 去年の10月に、この缶入りの角ハイボールが発売されていたらしい。知ってました?




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 かくのごとし。針生姜を添えてみた。
 このとろさばみそ煮は、きび糖が利いた甘めの麦味噌ダレが最大の特徴だ。
 そしてその甘さが、燻蒸香の強いウイスキーにマッチするのであります。
 原材料のサバは、三陸沖で捕れた旬のマサバ(400g以上)に限定される。それを生の状態から使用している。
 素材にこだわる同社の魚缶詰を食べた小泉武夫氏(醸造・発酵学で著名な博士)が
「初めて魚の鮮度を感じさせる缶詰を食べた」
 という感想を残したという。小泉氏は食べることに情熱を燃やす人で、幼い頃から缶詰好きでもあるらしい。




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 さらに、かくのごとし。
 独酌膳に酒と肴。舞台は完璧であります。
 早速、とろさばみそ煮をひと口食べてみると...。
 背側は歯応えがあり、腹側は脂が乗って柔らかい。骨の感触が比較的しっかりと残っていて、ぽりぽり食べる楽しさがある。
 咀嚼を終えて飲み込むと、そのあとの口中には、いつまでもいつまでも味噌ダレのコクが残っている。
 これが最高にウマい。
 よだれがじわっと湧き上がるほどだ。
 そこにぐびびっとハイボールを流し込んで、筆者は昼からすっかりいい気分であります。ういー。
 ここからディープな世界へ行くには、こいつを肴にフォアロゼ・ブラックを飲むのがよろしい。
 バーボンにしては甘口のフォアロゼ・ブラックが、この甘辛い味噌ダレと見事にマッチするのだ。
 本当にオススメですぞお。ういー。




 内容総量:180g
 固形量:135g
 原材料名:さば(三陸沖)、みそ、砂糖、醤油
 原産国:日本、千葉(販売:千葉産直サービス、製造:信田缶詰




ツナ缶第2世代! ホテイフーズのおいしく仕上げたツナ

2010-01-21 13:42:47 | 魚介

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 ツナ缶と聞けば
「家で手巻き寿司をやるとき絶対必要。あたし、ツナマヨが好きなのよねー」
 とか、
「いろいろと重宝するんで常備品っす」
 といった声が多い。
 あるいは
「手抜き料理っつーと必ず入ってるな。ワカメサラダとか」
 など、あまりにも身近すぎて“与しやすし”といったイメージも確かにある。
 だが本日のツナ缶はただものではない。何と高真空缶詰のツナ缶なのだ。
 従来の缶詰と違って、中に調味液や油がほとんど入っていないのが高真空缶詰。その製法を用いたのが『おいしく仕上げたツナ』缶なのだ。
 この商品を開発・販売しているのは、焼き鳥缶でおなじみのホテイフーズというから、驚きであります。




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 高真空缶詰にしたことで、
「ツナの風味が違うんです」と語るのは、ホテイフーズ販売部のT氏。
 どれだけ違うのかを、同社のスタンダードなツナ油漬缶『ツナカル』と比較してみることにする。
 原材料はどちらもキハダマグロで同じ。おいしく仕上げたツナに入っていて、ツナカルに入っていないのは醤油、加工でん粉、増粘多糖類。
 醤油は味の違いとなるが、加工でん粉と増粘多糖類は、ツナをしっとりさせるために使用しているとのこと。




 

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 いよいよ開缶!
 手前がおいしく仕上げたツナだが、おお。ツナのフレークが油にも調味液にも浸っていない。
 奥の油漬缶との違いがお分かりだろうか。何と新鮮な光景だろう。
 ここでちょいと、高真空缶詰について触れておきたい。
 通常の缶詰と違い、内圧が80kPa以上という超減圧をされているのが高真空缶詰。
 例えば宇宙空間などの真空では、液体が瞬時に沸騰する。超減圧状態でもやはり液体が素早く沸点に達するので、わずかな水分を缶内に入れるだけで(あるいは原材料の持っている水分でもいい)、原材料への加熱・殺菌が可能になるのだ。これは80年代に確立した技術なのであります。
 さ、その肝心の風味だが、やはり違っている。
 何よりも香りが違う。ひと口食べてみると、まるで新鮮な削り節に通じるような香りが鼻から抜けていくのだ。これはぜひ、読者諸賢も経験してほしい。




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 かくのごとし。
 昆布と鰹節で出汁をとって塩だけで味付けし、片栗粉でとろみをつけて、そこにツナを混ぜ込んだ。
 それを、さっと湯がいた菜花にかけたのであります。
 同じものを油漬ツナで作ると、ツナの旨味が移った油の美味しさが全面に出てくる。しかしおいしく仕上げたツナで作ると、非常にあっさりと仕上がって、伝統的な和食っぽい味になるのが面白い。

 それから、調味液(あるいは油)がほとんど缶内に入っていないということは、使用済みの缶を洗う際に洗剤と水をそれほど使わなくて済むことになる。環境保全が叫ばれている時代に、このメリットも非常に大きいのではないか知らん。




 内容量:おいしく仕上げたツナは60g、ツナカルは80g
 ※ツナカルは油分を含んだ数値。ツナ自体の量はほぼ同じ
 原材料名:おいしく仕上げたツナはキハダマグロ、野菜スープ、昆布エキス、食塩、たん白加水分解物、醤油、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類
 ツナカルはキハダマグロ、大豆油、食塩、野菜スープ、昆布エキス、たん白加水分解物、調味料(アミノ酸等)
 原産国:日本(静岡県、ホテイフーズコーポレーション
 参考資料:日本缶詰協会WIPO




コラボ企画第2弾 サバ缶を食べまくる会!

2010-01-17 14:44:52 | イベント・講座

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 ふらふらと、吸い寄せられるようにサラリーマンが集まってくるのが、JR新橋駅の烏森口にある『ニュー新橋ビル』
 1月も半ばの木曜の夜。筆者はそわそわしながらこのビルに向かった。
 このそわそわはもちろん、悪い性質のものではない。
(これから呑みだ。嬉しいなァー!)
 というそわそわである。
(まずは生だな。そのあとは焼酎ロックで攻めていくかな)
 こういうワクワク感を伴ったそわそわなのだ。
 しかもこの夜はただの呑み会ではない。地下1階にある『缶詰バー』で、数種類のサバ缶を食べまくるという企画付き呑み会なのであった。




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入り口を入ってすぐに地下に向かう
地下には飲み屋が密集している



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この時点で、あちこちの店から嬌声が聞こえてくる
「オレも早くわいわいやりたい」と心がハヤる




 缶詰バーに行く前に、まずはこの『サバ缶を食べまくる会』に参加したサバ缶たちを紹介しよう。
 キャプションは各サバ缶の特徴である。



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味の加久の屋の『八戸沖秋さば』水煮
八戸沖で捕れた秋サバから“銀サバ”を厳選、生から使用



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リリーコーポレーションの『旬海庵さば水煮』
(同シリーズ味付けタイプも参戦)
ノルウェー産の600g以上の大サバ(急速冷凍)を使用



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千葉産直サービスの『とろさばみそ煮』(同水煮も参戦)
三陸沖近海のマサバ(400g以上)を手で選別し生で使用



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高木商店の『ねぎ鯖塩だれ(水煮)』
(同醤油だれ、味噌だれも参戦)
銚子漁港で水揚げされた寒サバを厳選して使用(急速冷凍)




 このほか『缶詰まにあくす』作者のsotomichiさんも数種のサバ缶を持って参戦してくれた。
 その中身は“鯖へしこ油漬け”など、非常に珍しいサバ缶であった。いやが上にも期待は高まっていく。




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 さっ、これが今回の舞台となる『缶詰バー』。
 8時を過ぎるとぎゅうぎゅうに混み合うことも珍しくない。
 なぜかいつも美人店員がいるため、最近では
「缶詰バーじゃなくてガールズバーだよ」
 なぞという常連客もいる。
 そのわりには女性客もけっこう来るのが不思議である。




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さっそく、各サバ缶をカウンターに並べていく
いよいよ食べまくり会のスタート

 まずはリリーコーポレーションの旬海庵の水煮から。
「これはウマい。あのね、身が水っぽくないよね」40代男性。
「サバを塩焼きにしてよく食べてるけど、それと遜色ないみたい」20代女性。
 筆者も脂の乗ったとこを食べて、生ビールをぐいっと流し込む。たまらないウマさだ。同味付けタイプ(醤油味)も
「味噌味かと思うくらい、味付けがしっかりしてる」(30代男性)。




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 次は高木商店のねぎ鯖。
「普通におかずになる美味しさ。ちょっとした皿に盛りつけたら、缶詰だとは思わないよね」20代女性。
「ねぎの風味がしてて、身が柔らかい。これ、単純にサバ缶とは言えないんじゃない?」20代女性。
「こうなるとれっきとした一品料理」40代男性。

 続けて千葉産直サービスの『とろさば水煮』。
「いわゆるサバの水煮という味。味が薄いかな?」20代女性。
「身が締まっている。血合いの風味もあって、いかにも日本のサバという感じ」40代男性。
 同みそ煮のほうは
「味噌が甘い。八丁味噌かと思った(実際は麦味噌使用)。これ、ウイスキーに合うねぇ」白角水割りを飲んでいた40代男性。
「缶詰という感じがしないわ。汁ごとご飯にかけて、がーっと食べたくなっちゃう」20代女性。

 ところで、最初はすべて常温のママ食べていたのだが、店内の電子レンジで温めると、どの缶詰も俄然美味しくなった。実家が魚屋だったという40代男性によると
「温めると脂がまんべんなくまわる」
 とのこと。確かに、身に入った脂(皮と身の間だけでなく、身の中に脂が入った個体は上質とされる)が溶けて、風味がぐっと良くなるのだ。




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 ここで特別参加したのが、川商フーズの『GEISHA』のサバ缶・トマトソース漬け。主にアフリカ、中近東向けに作られる海外専用の缶詰だ。
「身が淡泊。あっさり食べられていい」20代女性。
「これをパスタにかけたら最高」40代男性。
 などの評価が上がった。
 しかし頭と尾を落としただけのサバ(切り身ではないのだ)がぬらりと缶から出てくるさまには
「ひぃ。やっぱり海外向けなんだねー。日本人には厳しい」と20代女性。

 そして最後は味の加久の屋の『八戸沖秋さば水煮』
「脂がのってる。相当、トロトロだ」20代男性。
「背側も柔らかい。箸で切った感触が違う」30代男性。
「そうかな? 俺は背のほうは締まって感じる」40代男性。
 言うまでもないことだが、味覚は人によってまったく違う。脂ののった柔らかいサバよりも、身の締まったサバを好む人もいるのである。
 それぞれの好みをワイワイ話しながら、酒はずんずん進んでいく。そこがこの企画の一番面白いところなのである。




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 この企画は今回で2回目となる。
 記念すべき第1回はくじら缶を食べまくったのだ(その記事はこちら)。
 次回の企画も、呑みながら早速に決まってしまった。それは元祖肉食系缶詰・コンビーフ缶を食べまくるというものだ。
 誰でも参加できる会なので、興味のある読者諸賢はぜひ来ていただきたいと思う。開催日時が決まり次第、当ブログやTwitterでお知らせしようと思う。

 最後になったが、商品を快く提供してくださった各企業の担当者さんに、深く感謝を申し上げます。
 こうしたご協力が得られてこそ、当ブログの様々な企画が可能になってくるんであります。
 読者諸賢よ、今年も魅力ある缶詰をどんどん食べていこうではないか!




缶詰のある風景『アメリカの鱒釣り』

2010-01-12 16:54:39 | 連載もの 缶詰のある風景

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可愛らしいパッケージ。ポルトガルの缶詰である

 生存中、ヘイマンの旦那は、コーヒー1杯、煙草1本、酒1杯、女ひとりとして触れたこともなかった。そんなものは愚かしいと考えていた。
 冬には2、3の鱒がヘイマン・クリークにのぼってきたが、夏が来るころには、クリークはほとんど乾上がって、魚などはいなかった。
 ヘイマンの旦那は鱒を1、2匹釣り上げると、それを挽き割り小麦とキャベツと一緒に、生で食べた。かれはすっかり年老いて、ある日のこと、全然働く気がしなくなってしまった。
 リチャード・ブローティガン『アメリカの鱒釣り』訳/藤本和子

 不条理なユーモアのちりばめられた小説(あるいは散文、詩)、『アメリカの鱒釣り』の一文である。
 ここには缶詰が登場しないのだけれど、鱒の缶詰を紹介するにあたって、どうしても引用したかった。
 何故なら、筆者は、“鱒”と聞くと独特の感情が湧き上がるのだ。
 鱒と聞いたとたん、
「このままではいられない」
 と立ち上がってしまう。
 鱒釣りの様子が瞬時に思い浮かび、そのためのキャンプの風景も思い浮んできて、いてもたってもいられなくなって、泳ぐような手つきで部屋を歩いたりする。
 他の魚だと、こうはならない。
 鱒というのはものすごく魅力のある魚なのだ。




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 ではでは、ぱきりっと開缶。
 左は「トラウトマリネの缶詰」、右は「燻製トラウトの缶詰」であります。
 開缶した途端、たまねぎ入りのマリネ液の匂いが立ちのぼり、食欲が強く刺激される。
 トラウトとは鱒のことだが、ここで使われている鱒は恐らく、ニジマスが海に下って大きく成長したものだろうと、川口貿易の方がおっしゃっていた。
 すなわちこの缶詰は、シュールストレミング缶の正規取り扱い店として有名な川口貿易が独自に輸入している商品なのだ。




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 かくのごとし。
 鱒の美しい皮がきちっと残っている。
 ハヤる気持ちを抑えつつ、まずは燻製トラウトのほうをひと口...。
 むっ、これは素晴らしく美味しいです。
 鱒の身独特のキメ細かい肉質が、口中でほどけていくようだ。そこに燻蒸香がほんのりと加わって、飲み込んだあとは何も残らない。
 もう一つのトラウトマリネは、ローリエとたまねぎの香りがよく利き、燻製トラウトよりも味が濃く感じる。
 どちらもオイル漬けのわりにはあっさりとしていて、塩っ気がとても少なく、品の良い味付けなのが印象的である。
 ただ食べるたけではもったいない気がし、これを肴にフォアローゼスのブラック(バーボン)を一杯、生でやっつけてみた。
 たちまち歓喜がやってきて、思わず一人、ニヤリと笑う。鱒は影だけを残して、遙か彼方に泳ぎ去っていくのであった。




 内容総量:どちらも90g(固形量65g)
 原材料名:燻製トラウトはます、オリーブ油、香料(天然由来)、食塩
 トラウトマリネはます、ひまわり油、トマト、酢、たまねぎ、唐辛子、白胡椒、月桂樹、食塩
 原産国:ポルトガル(輸入販売:川口貿易


 




パスタソースのイタリア缶

2010-01-07 11:43:22 | 汁物

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 その昔。
「おせちもいいけど、カレーもね!」
 というCMがあった。
 ハウスククレカレーのCMで、キャンディーズが出ていたと思う。
 確かに雑煮、煮しめ、かまぼこ、煮豆などの和食が続くと、今度は脂っこい西洋料理が食いたくなってくるものだ。
 そこで正月明けの当blogでも、コッテリ系の缶詰をチョイスしてみた。
 これは古くからのブログ仲間で、イタリアはフィレンツェ在住のalbero4女史からいただいた、肉ときのこのパスタソース缶なのであります。




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 さあさあ、今年も元気よく開缶!
 この『GranRagu(グランラグー)』缶の特徴は、挽肉のほかにポルチーニ茸が入っていること。
 ポルチーニ茸はリゾットにもよく使われるキノコで、我が国でいうと椎茸のようなもの。生よりも乾燥させたもののほうがメジャーなのだ。




20091216img_4534 フライパンに投入して、加熱。
 ポルチーニ茸独特の芳香が台所に充満する(乾燥椎茸にブイヨンを混ぜたような匂い)。
 その匂いを嗅いでいると、この缶詰は以前も紹介したような気がしてきた。
 そう思って過去記事を見てみると、やはりあった。2006年9月のことだ。
 しかしパッケージも変わっていることだし、料理もどんどん進んでいるのだし、もう一度紹介してしまおう。




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 今回はディチェッコのペンネを使用することにした。
 ディチェッコのパスタは表面に細かなざらつきがあって、ソースが絡みやすいんですぞ。
 それから、ペンネというのはペン先の意味。厚みがあって、茹ですぎて柔らかくなっても美味しいし、大きさ的にも使いやすいパスタであります。




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 かくのごとし。
 2人分なので2缶を使ったが、これは間違いであった。
 とてもしょっぱいのだ。
 そこであらためて缶の記述を見ると、ちゃんと「1缶2皿分」と書いてあった。
 もったいないことをした。いくら腹が減ったからといって、欲張ってはいけないということであります。正月早々、反省しなければいけない。
 お味そのものは、トマトソースに肉がたっぷりと入り、そこにポルチーニ茸の香りが加わっていてウマい。しかし脂っこさは感じず、それほどコッテリしていないのが意外であった。




 内容量:180g
 原材料名:水(欧米の缶詰は水も表記される)、濃縮トマト、牛肉、カロチン、タマネギ、塩ほか
 原産国:イタリア(スター社