缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

缶詰さん、はなまるマーケットへ登場!

2008-08-31 17:40:20 | メディア

 来たる9月2日の火曜日。TBSの『はなまるマーケット』内で、当缶詰blogが紹介されるのであります。
『柴田理恵のスカッと解消! シバタ本舗』というコーナーなのであります。筆者も数秒間、登場いたします。
 読者諸賢よ。スカッと見ておくれでないかい!

Hanamaru650
こいつがカギだったんであります




やあ、缶詰さんがやってきたぞ

2008-08-23 10:29:43 | 缶詰考察

Diichai1640

 ブログ仲間であり、缶詰仲間でもあるdii-chaiさんから缶詰が届いたのだ。
 同封された手紙によると、なんと今回は東ティモールで買ってきてくれたものだという。東ティモールというのは21世紀に入って最初に独立を果たした国家なのだそうだが(Wikipedia参照)、未だに内紛が続いているところ。
 そのような、ニュースでしか見たことのない国からやってきた缶詰たちなのだ。
(軽々しく扱ってはならぬ)と思う。
(我が家での短い逗留を、快適に過ごしていただかねば)と、民宿の主のような気持ちにもなってくる。




 

Diichai2640

 その中のひとつ、ターキーのスパム缶であります。
 裏側に、このような愛らしいイラストが描かれていた。
 写真を撮ったのち、しばしうっとりとこのイラストを眺めてしまった。
 筆者の缶詰好きと、このようなイラストが、深い部分で結びついているのであります。
 幼少時代、洋食がまだ憧れだった頃は、外国の絵本に出てくる食事がどれも美味そうに見えたものであります。
 TVアニメの『トムとジェリー』や『ポパイ』にも、ものを食べるシーンがたくさん出てくる。
 そういったシーンの中では、我が缶詰たちが大活躍していたのですね。
 缶詰のハムを切り分けて、高さ30センチもありそうなサンドイッチを作るシーンとか(妹と筆者は、今でも巨大なサンドイッチを目の当たりにすると「トムとジェリーのサンドイッチだ!」と表現する)。
 ポパイのほうは缶詰入りのほうれん草。あんな緑色一色の野菜が、不思議と美味そうにみえたっけ。

 そんな事柄を想い出させてくれる、舶来物の缶詰たち。見ているだけでわくわくしてくるんであります。dii-chaiさん、ありがとう。




 この記事は『チャイディーな世界』“拝啓缶詰blog様”へトラックバ~ック!!




讃岐うどん缶(カレーうどん)

2008-08-17 21:04:08 | 麺類
Udoncurry1480


 ワタクシさりげな~く、タイトルを書きましたが。
 実は興奮しております。
 読者諸賢よ、なんとうどんの缶詰である!
 う、うどんって。どどど、どういうこと!?(コーフンのあまりどもっている)
 かつてはラーメン缶をご紹介したこともあったが、今回はそのときよりも驚きが大きい。
 ひょっとして、あのスパゲッティ缶のように、ちゃんと小麦で作られた麺が入っているのだろうか。
 何しろ「讃岐」とまで銘打ってある。
 ほほほ、本当にうどんが入ってるのか。ののの、伸びきってないのか??




Udoncurry2640これは缶詰仲間Noritanが送ってくれた
空港で購入したようだ
空港はご当地物を探すのにいい場所かも





Udoncurry3480パカッと開缶!
脂身が浮遊していてそのままでは食欲をそそられない
よく見るとラベルには「器に移して温めよ」とある
ちゃんと従いましょう。どんぶりに移しレンジで1分間加熱








Udoncurry4640


 かくのごとし。
 脂分は溶けて正しいカレーうどんのお姿になった。
 しかしその香りは、予想通りというか何というか、かの愛すべきボンカレー的香りである。
 いわゆるレトルト臭というやつであるが、今回は麺がメインなのだ。汁にはこだわっていられない。




Udoncurry5480


 これが麺である。
 つまみあげた感触が固く、ぷるっとしており、小麦粉製品の感触とは違う。
 ここで表記を再び読んでみると、何とこの麺は小麦粉とこんにゃくでこしらえたらしい。
 ああ、そーかーァ。やっぱりあのラーメン缶と同じく、こんにゃく由来なのかーァ。
 落胆せざるを得ない。
 ともあれ、まずは一口...。
 むっ。舌触りが瞬間、うどんそのもの。意外です。
 すなわち讃岐うどんの特徴であるつるつる感が、舌の上で味わえるのだ。
 そのあと前歯で噛み切ってみると、あっけなく「プツリ」と切れてしまう。ここはこんにゃくそのもの。
 つまり、舌触りは讃岐うどんにかなり近く、噛み応えはこんにゃくであると、こういうことです。
 食感をかなり工夫したのでありましょう。
 しかし、讃岐と銘打ったからには、小麦粉100%で作って欲しかった。
 そうなると無論ビロビロに伸びてしまうだろうが、それでも小麦粉で作って欲しかった。
 できればさぬきの夢2000で作って欲しかった。
 と、ここまでいうとただのわがままなんであります。いつか現地に行って食べてこよーっと!




 内容総量:280g
 固形量:80g
 原材料名:醤油、牛肉、にんじん、発酵調味料、小麦粉、食用油脂(牛脂、豚脂)、砂糖、澱粉、蒟蒻粉、かつおエキス、酸味料、バナナ、ソテード・オニオン、乳糖、フォン・ド・ボーソース、ソースパウダー、カラメル色素、香辛料、脱脂粉乳、調味料(アミノ酸等)、ブドウ糖、大豆、りんご、乳
 原産国:日本(香川・ハイスキー食品工業)



夏だ! ライチだ! ライチの缶詰

2008-08-09 10:43:33 | 果実

Raichi1640

 まったくもって、暑い。
 今はエアコンのある部屋にいるからいいけど、学生時代はそうではなかった。扇風機が唯一の頼みだった。
 暑さに耐えられなくなると、近所の酒屋に行き、冷たい缶飲料を買って飲んだ。スポーツドリンクをよく飲んだのだが、その中でなぜかいつも安売りしているものがあった。
 それはライチの味がするスポーツドリンクであった。不人気だったらしく、筆者だけがせっせと購入していたと思う。
 案の定、翌年には姿を消してしまっていた。




Raichi2640

 そしてこちらは、ライチの缶詰。
 缶詰仲間のNoritanが、韓国出張の際に買ってきてくれたもの。いつもながら、感謝多謝であります。
 缶上部に、保存用のフタと、小さなフォークがついている。
 こういう仕掛けがとても嬉しい。
 付録がついたような、トクをした気がする。
 そういえば昔のトマトジュースには、こういうやつがついてましたよね。
 なつかしーな。




Raichi3480

 パカッと開缶。
 やっ、ライチはすでに剥いた状態である(当たり前か)。
 白い実の真ん中に種を抜いた大穴が空き、ちょいとその、ゲゲゲのオヤジさんみたいである。
 シラップが揺れると実の繊維もゆらゆらとする。
 少しコワイ。
 やはりライチはひとつずつ皮を剥いて食べるのが、正しい食べ方なのかもしれない。




Raichi4640

 かくのごとし。
 こうしてみると、まんまライチである(当たり前か)。
 それでは失敬して、一口...。
 どことなく桃を連想させる香りと、ほのかな甘み。これは紛う方なきライチであります(当たり前だってば)。
 何となく生のイカを噛んでいるような独特の歯ごたえも、ちゃんと残っている。
 ちょいと学生時代を想い出しつつ、「なかなかのものだな」と味わっていると...。
 最後に、なぜか、舌の上に辛さが残った。
 これが唐辛子のように、けっこうぴりりと辛いのだ。
(韓国の果物缶詰には唐辛子が入っているのか???)
 本気でそう思わせる辛さである。
 あるいは添加物の味かと思い、缶側面を眺めるが、表記はすべてハングル文字。解読不能である。
 非常に不思議な缶詰なのであった。




 固体量:105g
 内容総量:227g
 原材料名:ハングル文字のため不明
 原産国:タイランド(!) 最後まで不思議な缶詰であった




シュールストレミング開缶時の動画

2008-08-02 10:20:08 | 魚介

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 前の記事にあったシュール缶・開缶式の様子をうらたん編集部ミネ編集長がムービーで撮っておいてくれたのだ。
 そうして、YouTubeにUPしてくれたのだ。
 ささ、飛び散るシュール汁と、開缶に臨んだメンバーが臭気でおかしくなっていく様子をご覧下され。


 こうして開けたあと、なんとミネ編集長が、一尾を指でつまみあげて、いきなり口中へ放り込んでしまった。
「あっ、不味くないです。見た目よりけっこう美味い...」
 そんなことをされたら、筆者だってやらずにはおれない。
 本当は、定石通りにちびちびと小片をクラッカーになすりつけ、チーズとともに食しようと用意していたのだが。
 しかしやむを得ない。思いきって一尾を我が口中へ。
 塩辛いと聞いていたが、アンチョビーほどではない。食感は生魚のように柔らかく、皮の部分は千切れなくて一寸気持ち悪い。
 しかし、鼻から抜ける匂いに吐き気がする。
 鼻腔をしっかりと閉じて、口で呼吸するのが肝要である。
 この匂いだけを何とかすれば、充分食せるものだということが分かったのだ。
 しかしその夜...。
 なぜかゲップがよく出てきて、そのたびに例の臭気(バキュームカーと生ガスの混ざった匂い)が室内に放出された。
 寝室が一晩中臭かったのである。




 この記事は『うらたん』“ミネ、世界一臭い「あいつ」に迫る!!”と、
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