缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

缶詰大国・ポルトガルには

2020-04-17 13:33:49 | 日記

こんなものまで売ってます。

缶に入ったオイルサーディンをすくうのに最適なフォーク。

身が崩れないよう幅が広い。フォークなので油も切れる。

ステキですぞポルトガル!

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何もかもみな懐かしい・・・さらばコンビーフ枕缶 愛の巻き取り鍵!

2020-02-10 10:42:44 | 

ノザキのコンビーフが枕缶をやめる。

このニュースで、世間は上を下への大騒ぎである。

コンビーフといえばこの形、枕缶が世界基準だった。

なぜ枕缶というのか。その由来は、江戸時代などに使われた、髷を結ったまま眠れる枕に似ているからだという。

そんな由来を聞けば、あらためてその歴史の長さを実缶してしまう(江戸時代にコンビーフはなかったけど)。

今回はそんな枕缶とのお別れ企画であります。大事に取っておいたノザキの「上級コンビーフ」を開けるのであります。

すでに終売してしまった、ゴージャスでセレブリティな商品であります。

 

内容量190gの大型枕缶。全身がゴールドに輝いている。

 

 

このくるくる巻き取る道具の正式名称は巻き取り鍵。

言い得て妙、というか、名称が用途を缶潔にあらわしております。

その巻き取り鍵もゴールド。さらに、それを貼り付けるシールまでゴールド。素敵すぎるぞ。

こんなにバブリーなコンビーフは、もう出てこないかもしれない。

 

 

 

このとっかかりを鍵穴に差し込むのが最初の儀式。

 

 

くるくる巻いていけば、中から牛肉様がお出ましになる。

この瞬缶がたまらない。

人力と道具だけで金属缶を切り開いていく。そしてその先には肉。

何か、人類の根源的な悦びが湧き上がる瞬缶だ。

 

 

巻き取り部分のアップ。よく見ると中央に切り目が入っている。

これは、巻き取りの途中で千切れてしまう欠点を克服した切り目なのだ。

実は枕缶も、細かい部分をきちんとアップデートしていたわけであります。

 

 

全部を巻き取ったら開缶。上部をつかんでていねいに引っ張ると...。

 

 

かくのごとし。この開け方が出来る人は“コンビーフマイスター”と呼ばれている(ウソです)。

僕もこの開け方を習得するまで10年掛かった。

 

 

ご覧あれ! この圧倒的な存在缶(感)。

凛とした佇まいには畏怖さえ抱いてしまう。

しかし、こんな体験も間もなく出来なくなるのだ。

物事の終焉って悲しいものですね。

何もかもみな、懐かしい。

 

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可愛さで買う「ままかり缶」

2020-01-18 11:50:14 | 魚介

かつて「可愛いだけじゃだめかしら」というフランス映画があった。

主演のイザベル・アジャーニがめっぽう可愛かったので

(いいですいいですまったくもって何の問題もありません!)

と心の中で叫んだものだ。

見た目がいいということは、すごく得をするということである。

これはもう、古今東西変わらぬ真理である。

だからこんな可愛い缶詰を見つけてしまったら、迷うことなく買ってしまうのである。

 

ままかりってどんな魚だっけ。

そう思い図鑑で調べてみると、ニシン目サッパ属とある。

コノシロと比べて味がさっぱりしている、とも書いてある。

むむっ。どういう魚なのかサッパり判らぬ。

とりあえずニシンの仲間、ということで理解しておく。

 

さあ今年も張り切って参りましょう。開缶!

大きさはオイルサーディンくらい。それを筒切りにして、ころりころりと詰めてある。

全体から立ち昇る匂いもオイルサーディンそっくり。ローリエも入っているけど、香りがあまり主張してこないのが好ましい。

ひと口頬張ると...。

オイルサーディンによく似ております。歯触りはしっかりしていて、口中で身肉が崩れていくとモロモロした食感がある。

オイルサーディンはもっときめ細かく溶けていくから、食感はけっこう違うわけだ。

味付けは塩と調味料のみ。塩気はやや利いている。

 

かくのごとし。細かく切ったにんじんと一緒に、酢漬けにしてみた。

ままかりは、かつてコハダのように寿司ネタになっていたそうな(図鑑に書いてあった)。

それを読んだら、何だか酢漬けにしてみたくなったのだ。

果たして、これはこれで美味しい。ポルトガルのエスカベッシュみたいになった。

酢漬けといっても、全体に酢を振りかけたら、すぐに食べてしまうのがよろしい。

長時間浸けておくと、身がぼそぼそになって不味いんであります。

ともあれ、見た目だけで買ったままかり缶。広島出身でありました。

 

内容総量:68g

固形量:40g

原材料名:ままかり、菜種油、食塩、香辛料、調味料(アミノ酸等)

原産国:日本(販売:阿藻珍味 広島県福山市) 

参考価格:499円(税別)

 

 

 

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イベント「缶謝祭」開催! 缶詰メーカー7社が集合 

2019-11-10 10:23:41 | 日記

読者諸賢よ!

ポルトガル缶詰旅の記事を放置したままでありますが、いずれ続きを書くとして。

11月7日に経堂「さばのゆ」で行われたイベント「缶謝祭〜もっと世界に缶動を!」の報告をしたいのであります。

このイベントは缶詰専門のネット新聞「みんなの缶詰新聞」の発刊一周年を記念して行われたもの。

記事掲載にいつもご協力いただいているメーカーさん7社が集まり、一般のお客さんとの交流を楽しんだのだ。

 

ご協賛いただいた缶詰たち。左上から右に順番に...

・ホテイフーズコーポレーション / からあげ和風醤油味

・マルハニチロ / いわしレモンスープ&いわしトマト煮

・SSKセールス / うまい!さば塩糀煮

・トーヨーフーズ / どこでもスイーツ缶・カップケーキ(3種類)

・マルハニチロ / ラ・カンティーヌ サバフィレ

・トーヨーフーズ / どこでもスイーツ缶ミニ・チーズケーキ(タテに並んで3種類)

・(左に戻って)極洋 / いわしのトマトパッツァ

・マルハニチロ / 機能性表示食品・減塩さんま蒲焼

・高木商店 / 寒さば水煮

・明治屋 / おいしい缶詰・牛すじ肉の赤ワイン煮

・高木商店 / ねぎ鯖・味噌だれ&焼き鯖のアヒージョ

 

で、それらを使ったピンチョス(おつまみ)は...

極洋 / いわしのトマトパッツァを使ったスペイン風オムレツ

レシピはこちらにアリ

 

高木商店 / 焼き鯖のアヒージョを使ったピンチョス

 

 ホテイフーズ / からあげ和風醤油味はレモン&パセリ添え

 

 

 マルハニチロ / さんま蒲焼はクラッカー&とろろの上に乗せております

 

SSKセールス / うまい!さば塩糀煮はEVオリーブ油と黒コショウをかけてバゲットON

 

トーヨーフーズ / カップケーキはみなさん自ら開けて試食

 

ご協賛各社を紹介。

SSKセールスの魚介缶を造っている宮城県気仙沼市の「ミヤカン」には、必殺魚買付人の三浦氏がいるのだ!

(撮影 Akiko Sonekawaさん)

 

 

メーカー担当者とのクロストークもあり。こちらはSSKセールス藤原さん(中央)と秋山さん(右)

 

中央はホテイフーズ物江さん。右が松本さん

同社は来年、やきとり缶の発売50周年を迎えるんであります。

 

最後はみんなの缶詰新聞編集長・須田泰成さんとトーク。

須田さんは伝説のコメディ集団「モンティ・パイソン」が公認するコメディ研究者でもある。

著書は「モンティ・パイソン大全」など多数。

(撮影・Akiko Sonekawaさん)

 

普段はライバル同士とも言えるメーカー担当者たちでありますが、集まってみれば話が弾む弾む。

みなさんに課題や悩みなどの共通点があり、それを共有できたことが「とても良かった」(某メーカー担当者)。

次回開催を臨む声もいただきましたので、さっそく企画しております。

一般のお客さんも参加可能! 笑いあり涙ありのイベントでありますぞ!

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ポルトガル缶詰旅 その2

2019-02-03 13:35:24 | 缶詰旅行

ポルトガル缶詰旅の2日目であります。

がんばって早起きして、リスボン観光スタート。

いや、缶詰専門の観光だから、缶光と表記するのが正しいだろう。

上の画像のお店はオイルサーディン専門店だ。缶上蓋に「1966」「1980」など年がプリントされているオイルサーディンが並んでいた。

「これは例えば...」と僕。「自分の生まれた年のオイルサーディンを買える、ということですな」

「でも、製造がその年ではないですよね。みんな新品ですから。ただ年が印刷されただけという」と伊藤氏。

「それはつまらんですなァ」

そのわりに値段は約1,000円と、なかなかお高かった。

どうやらリスボンは缶詰でインバウンド消費を狙っているのではないかと思い始めた。

 

こちらは日本で調べておいた缶詰専門店。何と、ポルトガル缶詰協会が直営しているという。

店員に話を聞いてみると、現在は20社ほどの魚介缶を合計300種類ほど扱っているらしい。

 

店内はほぼ缶詰尽くし! 夢のような光景であります。

カウンターの横には巻締機(缶にフタを密封する器具)も置いてあった。有料で巻締体験が出来るのだ。

試食もやっていた。小さなバゲットにオイルサーディンやイカを乗せ、缶詰のオイルをちょっと垂らして提供している。

いろんな味を試せるので嬉しい。

 

ポルトガルの缶詰はどれもデザインが可愛い。

種類はオイルサーディン、ツナ、バカリャウ(干し鱈)、イカ、タコなどがあり、一番多いのはオイルサーディン。

壁には各造り手のポスターが貼ってあり、それぞれの歴史や特徴も判る。ちょっとした缶詰ミュージアムであります。

 

路地を抜けて、コメルシオ広場へ向かう。目の前は広大なテージョ川河口で、その先は大西洋だ。

 

コメルシオ広場に面しているのが缶詰料理店「Can the Can」。

ディナーに向けて仕込みの最中だったが、写真だけ撮らせてもらう。

天井から下がっている照明が大きな空き缶なのがお判りだろうか?

 

壁面にはポルトガルの缶詰がディスプレイされている。

製造に使う器具も置いてあったりして、とにかくすべてが缶詰オシ。オーナーはよほどのマニアなのだろう。

 

ほかにも市内を回ったが、城のふもとや聖堂の近くなど、さまざまな場所に缶詰専門店があった。

やはりリスボンでは缶詰を観光資源にしているらしい。

「ほかの街ではどんな様子だろう?」と僕。

「これからポルトへ移動します。そこでも専門店やバーがあるならすごいことですね」と伊藤氏。

「もしそうなら、国を挙げて缶詰をオススメしていることになるなァ」

 

...ということで、次に向かったのはポルト。

ポルトワインの産地として知られており、風光明媚で、とくに女性に人気が高い街だという。

しかしこちらはおじさん2人組。明媚な風光より缶光であります。

このあと「現存する世界最古の缶詰メーカー」を誇る「Ramirez(ラミレス)」の本社工場を取材するのだ!


続く!

 

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