缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

キャンベル クラムチャウダー

2006-12-24 11:00:08 | 汁物

Cam1280

 メリー・クリストマース!
 いよいよ、年の瀬。
 押しつまって参りました。
 この「押しつまって」という言い方、いいですね。
 大晦日に向かって、否応なしにぎゅうぎゅうと押されるような感じが、よく伝わってきますね。
 そして、本日はクリスマス・イヴ。
 しかも日曜日。
 今宵はクリスマスのディナーを計画されているご家庭も多いことでありましょう。
 早くも仕込みに入っているご婦人方もおいででしょう。
「いや、ウチはケンタッキーだから」と、電話でご注文をされている方もいらっしゃるでしょう。
 そんな慌ただしい朝にこそ、我が缶詰さんのご登場なのであります。

Cam2400

 ややっ。
 缶側面に“作り方”が表記してあるではないか。
 1缶分の牛乳を入れて、ゆっくりと加熱してくださいとのこと。
「開けてそのまま」が缶詰の基本ではあるが、このクラムチャウダーはひと手間掛けねばならないようなのだ。珍しい缶詰と言えるではないか。
 しかし実際の作業としては「牛乳でのばして暖めて...」といった程度でありました。

Cam3400

 あらよーっと、かくのごとし。
 パセリなぞ浮かべて、赤いクロスを敷いて。
 お味はですな、けっこう濃いめです。旨み成分がどばっと入っております。
 アサリは、缶詰独特のかほりがします。煮詰まったような感じですね。
 意外にも、ポテトが美味い。煮くずれてなくて、食感もいいです。

 さあさあ、これで身体も暖まった。いくら押しつめられても大丈夫、このまま年末まで突き進めることでしょう。
 ところで、今夜のディナーは何にしましょうかね?


 内容量:305g(2倍濃縮)
 原材料名:クラムブロス、ポテト、クラム、植物油、でん粉、小麦粉、食塩、バター、大豆たんぱく、砂糖、クラムエキス、香辛料、調味料(アミノ酸等)、香料
 原産国:米国


紅焼排骨(トロ火で煮たポークチョップ) 

2006-12-11 14:45:25 | 

Pork1400

 欧州帰りの私でありますが。
 本日は一転して、中国の缶詰さんであります。
 賢明なる読者諸賢は、すでにお気づきのことと思うのですが、今回のエントリーには、筆者の一つの意図が明確に読みとれるのであります。
「筆者は○○だから、きっと××ではないか...」
 そのような推測は、きっと当たっていると思うのであります。
 それが実際はどのようなものか、次第に明らかになるでありましょう...。

Pork2400
よく分からぬがカッコいい絵柄

 こちらはバリからいらした缶詰さんであります。前々回ご紹介したものと、同じシリーズということでありますね。
 ところで、インドネシアの人々は中華食が好きなのか知らん? 前々回も中国の缶詰さんだったし。

Pork3400
当然だが漢文表記

Pork5400

 かくのごとし。
 しっかりとした味付けがなされている。それは主にショーユがベースであるようです。
 そのままいただくと、ビールがダースですすみそうです。
 肉はとても軟らかい。不用意に箸でつまもうとすると、さっくりと切れてしまう。そのあいだから、肋骨がほろりと出てくる。「排骨」というのはあばら肉のことのようですね。
 このまま酒の肴でも良かったのだが、開缶が昼飯時でもあったのでチャーハンに投入してしまった。
 しょっぱーい汁を調味料として投入し、パラリと炒めたチャーハンは、相当に美味かった。何もかも忘れて、美味かった。
 従って、「筆者の一つの意図」などというものも、どこかに吹っ飛んだのでありました。

 

 内容量:256g
 固形物量:154g
 原材料名:猪排、水、醸造醤油、砂糖、香辛料
 原産国:中国