缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

タイカレー缶、仁義なき戦い

2013-11-19 10:53:28 | 缶詰考察

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日常食となった(?)タイカレー缶各種

「こ、これが缶詰とは思えぬ」
 2011年9月に発売されたいなば食品[ツナとタイカレー](レッド・グリーンの2種)シリーズは、それまでの缶詰の概念を打ち破った。
 ココナツミルク、レモングラス、こぶみかんの葉などを使った本格的なタイカレーの味は、まるで専門店で食べているようなクオリティだったのであります。
 翌年には、具に鶏肉を使った[チキンとタイカレー](レッド・グリーン・イエローの3種)を投入。初代ツナバージョンとともに大ヒットし、時には供給が間に合わなくなるほど、売れに売れた。
 発売から2年以上が経った今では、様々な年齢層の人から
「いつも買い置きしてるよ」
 という声を聞くまでになった。
 保存食とばかり見られていた缶詰が、日常食へと変化したのだ。これは大変なことであります。

 さて...そこでだ。
 この状況に殴り込みをかけたのが、マルハニチロ食品「タイグリーンツナカレー」「タイレッドツナカレー」の2種であります。




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 マルハニチロ食品といえば、あけぼのブランドの鮭缶やカニ缶を揃える老舗の一大メーカー。
 そこが今年7月に上記タイカレー缶を発売したのだから、おだやかではない。
 さらに…。
 百円ショップ[ダイソー]などで缶詰を展開するトマトコーポレーション[マイルドタイカレー](レッド・グリーン・イエローの3種)を展開している。
 タイカレー缶詰は今や、一大抗争の状況なのだ。




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 さて、こうなると面白い。
 タイカレー缶のパイオニアとも言えるいなば食品は、次にどう出るのか。
 すでにトムヤムチキンガパオなど、本格タイ料理缶を発売してはいるが、次のタイカレー缶をどうするのか。
 興味津々で見ていると、何と...。
 新たに[チキンとインドカレー]を発売したではないか。
 タイを飛び越して、インドへ行ってしまったのであります。
 それも、ただのインドカレーとは違う。中身は[バターチキン]なのだ。




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 日本ではまだ馴染みのないのがバターチキン。
 辛さは控えめで、そのかわりコッテリ濃厚な味付けが魅力のカレーだ。
 やはりパイオニアは違う。商品開発力が頭一つ、抜きんでていると言わねばならぬ。

 さて、その肝心のお味のほうはどうか…。
 そこはぜひ、読者諸賢で体カンしていただきたい。




 チキンとインドカレー
 内容量:125g
 原材料名:鶏肉、ココナッツミルク、玉ねぎ、トマトペースト、カレーペースト(唐辛子、にんにく、玉ねぎ、エシャロット、コリアンダー、しょうが、食塩、トマトペースト、カレーパウダー、タマリンド)、大豆油、バター、砂糖、唐辛子、増粘剤(加工デンプン)
 原産国:タイ(輸入販売・いなば食品)










缶詰寿司プロジェクト

2011-12-07 11:13:39 | 缶詰考察

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ずらっと並んだ缶詰はすべて寿司ネタ

 読者諸賢よ!
 何事も、テッテイテキにやってると、いろんな道が拓けるもんです。
 いつか「やりたいなー」と思っていた企画、缶詰寿司がいよいよ始動したのであります。
 缶詰寿司とはなんぞや。それは、缶詰を寿司ネタにしてしまう新たなエンターテインメントであります。
 それも、世田谷区経堂の老舗寿司店[美登利寿司]の大将タケさんが監修するのであります。
 まずは世田谷区経堂の[さばのゆ]で行われた缶詰手巻き寿司大会の模様をお届けしたい。




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タケさんがお手本を披露する
ネタに合わせて生姜、ワサビなど使い分ける




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牛大和煮にはすり下ろした生姜がマッチ
美登利寿司大将のワザが光るのであります




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缶詰寿司プロジェクト始動の缶杯!
右は発起人のひとり須田泰成
左は缶詰寿司書籍化担当・ビーナイスの杉田龍彦




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スペインの高級缶[CUCA]を持って
「この薄さがいいんだ」とタケさん




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どんどん人が集まってくる
須田さん経営のさばのゆはいつも賑わっている




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最後はテーブルを全部つなげて大パーティ




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女優の車地瑞保さんも参戦!
缶詰ファンの輪が広がってきたゾ




 この缶詰手巻き寿司は定期開催していきたいイベント。
 そして、書籍化のほうは本格的な“握り”を紹介しようと考えております。
 例えば...。


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川口貿易のK.T.タラレバーオイル煮は濃厚なウマさ



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国分/缶つま・かき燻製もネタにばっちり



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ATSーFOOD/CUCAのムール貝はおつまみで



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牛大和煮が笑っちゃうほどウマい♪

 こんな缶じで缶詰寿司プロジェクトがスタートしたのであります。
 今後をお楽しみに!










ダジャレ缶作ったのダ~レジャ?!

2011-02-23 12:37:18 | 缶詰考察

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 まずは、こちらをご覧あれ。
 Noritanからもらった新潟土産のご当地缶詰である。
 その大きさに瞠目させられるのだが(内容量820g)、それよりも...




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 お分かりだろうか。ダジャレなのだ。
 加茂市の鴨が「カモーン」なのだ。
 何と素晴らしいことだろう。
 この閉塞感漂う世の中で、救いになるのはダジャレなんであります。
 それもしつこく繰り返すくらいがいい。
 なので、これまでのダジャレ缶に、ここで再登場していただこう。




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高木商店・いわし梅酢煮いわく
「このいわしうめえっ酢!」




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はごろもフーズ・清水もつカレーいわく
「もつカレさまです!」




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加茂特産品センター・かも汁いわく
「鴨ん加茂EveryBody」


 ダジャレ缶ブラザーズであります。
 サボテンブラザーズもびっくりのこのユニット。もっともっと増えて欲しい?!