缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

缶詰ワールド杯開催! 第1戦スペイン対ポルトガル

2010-06-27 12:50:28 | 缶詰ワールド杯

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上がスペイン缶、下がポルトガル缶である

 世はワールドカップの真っ只中。
 無論、サッカーのW杯であります。折しも日本の決勝トーナメント出場が決まり、我が国は大変な盛り上がりとなっている。
 その一方、実は缶詰ブログでもW杯が始まっていた。
 グループGで勝ち上がったのが、ポルトガル。そしてグループHで勝ち抜けたのがスペインであります。
 筆者も知らぬ間に、そこまで進んでいたのであります。
 サッカーW杯と共通しているのは出場国とグループ。しかし決勝までの進み方やルールは、缶詰W杯独自のものとなっているようだ。
 さあ、まずは第1戦。スペイン対ポルトガルであります。




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 いよいよキックオフ、じゃなかった開缶!
 スペインはスタッフド・オリーブ2種混合というツートップ・フォーメーション。
 1つはサーモン入り、もう1つは何とブルーチーズ入りという、意表を突く選手の抜擢であります。
 対するポルトガルはフェイジョン・フラーデ、すなわち煮豆と味付けカツオをミックスしたサラダのような選手で対抗。
 どうもこの、試合運びをサッカーに例えるのは無理が生じるが、無理を押し通して実況を進めたいと思う。




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 ここでポルトガルが速攻を見せた。
 豆がぎっしり詰まっていたその下からカツオが現れたのであります。
 すなわち、上半分が豆、下半分がカツオというツーレイヤー攻撃が炸裂したのだ。
 これでポルトガルはお味を見るまえに、さっさと先制点を獲得してしまった。無敵艦隊スペインは、このあとどう出るのか。




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 スペインかくのごとし。
 切り口を見せているが左側がサーモン、右側がブルーチーズである。
 まずはサーモン入りをひと口...。
 むっ、なかなかに美味いもんであります。酸っぱいオリーブにサーモンのコク、風味がマッチしている。
 そして一方のブルーチーズ入りはというと...。
 やっ、これはマズい。臭いではないか。
 ブルーチーズはもともと臭いが、その匂いではない。ブルーチーズの発酵臭と缶入りオリーブの匂いが、まったく合わないのだ。
 せっかくのツートップだが、一方の選手がまったく使えないことが判明。スペインは敗色が濃厚である。




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 対するポルトガルをひと口...。
 ほほう。甘酸っぱいドレッシングのような、ちょいと懐かしい味である。
 その味が染みた柔らかい豆と、カツオのやや歯応えのある身が、交互に攻撃を仕掛けてくる。
 ここで再びゴール炸裂! ポルトガルが2点先取であります。




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 おっと、ここでスペインが思わぬ行動を見せた。
 缶からオリーブをすべて引きあげ、EXバージン・オリーブオイルに浸けなおしたのだ。
 オリーブの実は、食塩や酸味料を含んだ水に浸かっている。
 そのままにしておくより、オリーブオイルに浸しておいたほうが格段に風味が良くなるという、そのテクニックを惜しみなく披露している。
 ギリシアの芝男こと、カツラニス的な微笑ましい行動ではある。
 この行動でスペインは1点を獲得。しかし力及ばず、試合終了となった。




 缶詰W杯 第1戦勝者ポルトガル

 ポルトガル:フェイジョン・フラーデ
 内容総量:120g
 原材料名:かつお、ささげ豆、ひまわり油、酢、玉ねぎ、赤ピーマン、食塩、パセリ、香辛料、増粘剤(グァーガム、カロブビーンガム)
 原産国:ポルトガル(協力:イマイ

 スペイン:セビリア・プレミアム スタッフドオリーブ
 固形量:150g
 原材料名:オリーブ、食塩、サーモン(ブルーチーズ)、増粘安定剤(アルギン酸ナトリウム)、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)、調味料(アミノ酸等)
 原産国:スペイン




※この企画は缶詰仲間NAKAGOさんの提案により実現したのであった。拝。




缶詰の夢(イベント告知)

2010-06-26 12:19:36 | イベント・講座

Twitter21400

 今年もはや半年。
 月日の経つのは誠に早いものであります。
 特に去年から、まるで
「駆け抜けるように...」
 日々が過ぎていくのだ。
 これは、缶詰のムーヴメントが勢いを増していることと、無関係ではない。
 まずは目先の予定を、読者諸賢にお知らせしておこう。




 缶詰博士と作ろう!ホテイ焼鳥缶カレーナイト♪
 7/2(金)、世田谷区下北沢『スローコメディ・ファクトリー』(スロコメ)で、20時頃から(開場19時)。
 折しもスロコメでは『第1回 I LOVE CURRY!展』が開催中(リンク先YouTube開きます)。
 それに合わせ、ホテイの焼き鳥缶(塩味)でタンドリーチキン風カレーを作ってしまう企画。




 サバ缶8(エイト)!
 7/14(水)、世田谷区経堂『さばのゆ』で、20時頃から。
 7/15(木)、世田谷区下北沢『スロコメ』で、20時頃から(ともに開場19時)。
 メーカー8社協賛の、夢のサバ缶食べ比べ企画。14日はマルハニチロ食品の担当者も来るのだ。
 両日とも[サバ缶落語]もあり(下北沢落語会・悶亭「サバ缶」新作落語会 出演:笑福亭羽光)。
 ほかにもあのパクチーハウスとのクロストークなど、魅惑のコンテンツ満載なのだ。




 日本酒に合う!缶詰バイキング!(仮)
 8/7(土)、お台場『東京カルチャーカルチャー』で、13時から。
 女優&きき酒師の福山亜弥さんとコラボ企画。
 全国の酒蔵数カ所から地酒が集合。合わせて、日本酒に合う缶詰を9社が提供予定。
 地酒を飲みながら缶詰をつまむという(飲み放題食べ放題)、もうたまらんイベントであります。

 10月にはJTBカルチャー倶楽部での第3回缶詰講座もあり、今年もめいっぱい、缶詰の魅力をお伝えしていこうと思う。
 参加者求ムム!!




闇夜の京ぷりん

2010-06-22 17:41:53 | 菓子・スイーツ

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 これは京都在住で、京都のうまいもんを知り尽くしたにしかはさんが送ってくれたもの。
 缶詰プリンだが、抹茶というのがいかにも京都らしい。
 これを、何とはなしに、真夜中に食べてみようと思う。




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上蓋の裏側に、スプーンが付属する




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プラモデルの趣である




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 かくのごとし。
 抹茶と、甘い果実のような香りが立ち昇ってくる。
 では、暗闇に乗じて、ひと口...。
 むっ。抹茶が濃厚で美味いです。
 焼きプリンらしい固さがあって、それでいて舌の上でずるっと潰れて、中からクリーミーな卵の甘さが広がってくる。
 抹茶風味の水菓子は世に多く出回っているが、それが“京出身”だと、何となく
「身元が確かだ」
「本物だ」
 という説得力がある。
 その抹茶風味の上に掛かった蜜は、リキュールを使っているらしい。
 この塩梅も、なかなかいいのだ。
 折しも梅雨の真っ只中。せめて美味い水菓子でも食べて、夏を待つことにしようではないかい。




 内容量:80g
 原材料名:全卵、こし餡、乳等を主要原料とする食品、砂糖、抹茶、リキュール、寒天、着色料(紅花黄、クチナシ)、(原料の一部に大豆、りんごを含む)
 原産国:日本(京都・若菜屋本家


 


JTBカルチャー倶楽部、第2回『缶詰講座』でありました

2010-06-21 12:57:48 | イベント・講座

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まずは乾杯で始まる缶詰講座
飲み物もちゃんと缶入りなのだゾ

 さる6月12日(土)。
 埼玉県越谷市のイオンレイクタウンにて、第2回缶詰講座が行われた。
 主催はJTBカルチャー倶楽部
 カルチャー倶楽部というくらいだから、普段は
『やさしい韓国語講座』
『水彩画入門』
 という格調高いものもやっている。
 それに対して
「焼き鳥缶はこうして作られる!」「激ウマ缶詰試食!」「簡単缶詰クッキング!」
 なぞと、“!”マークだらけの缶詰講座が
(果たして、受け入れられるのだろうか?)
 当初は不安でいっぱいであった。
 しかし、第1回目(5/8)は無事終了し、めでたく第2回の開催となったのでありました。




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スライドで缶詰工場の様子を紹介
机上での“大人の社会見学”なのだ




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試食は最大の楽しみ。今回は3種の缶詰を食べた




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焼き鳥缶を使ってフレンチ、イタリアン料理
どちらもすごくカンタンなのだ




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 みじん切りのニンニクを、オリーブオイルで香ばしく炒めたとこに、焼き鳥缶(塩味)を投入。
 ニンニクの香りが移った頃合いを見て(15秒程度)、トマト缶をどばっとブチ込みまする。
 あとは季節の野菜を投入して、塩・胡椒すれば『焼き鳥缶・イタリアン』の完成なのだ。




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 フライパンにバター、赤ワイン、焼き鳥缶(塩味)、季節の野菜をブチ込んで、赤ワインがとろっとなるまで加熱。
 塩・胡椒で味を調えれば、これが『焼き鳥缶・フレンチ』なのだ。
 料理研究家のタカイチカ氏に教わったメニュー。ともかくカンタンで素早く出来るのがいい。




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最後はやっぱり白飯ですなァ
缶詰で白飯、たまらんです!




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 最後はお気に入りの缶詰を持って、記念撮影。
 男性3名、女性4名が参加してくれました。
 次回は10月頃に開催予定であります。乞うご期待!




 協賛企業・商品
木の屋石巻水産カレイ縁側の醤油煮
『バロークス・ジャパン(日酒販)』バロークス缶ワイン
ホテイフーズ焼鳥缶・塩味、柚子こしょう味
マル幸商事ふく缶




京都の金時人参ジャム

2010-06-12 09:44:06 | スプレッド

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 こちらは、京都の美味しいものを知り尽くすにしかはさんが送ってくれた、ニンジンジャム。
 京野菜の金時人参を使っているのだ。
 京都というところは、他の地域にはないパワーがある。
「これはね、丹波口通大宮西入にある老舗のお漬け物で...」
 とか、
「西京区の大枝塚原いうとこで朝堀りしたタケノコですわ」
 とか言われちゃうと、もう自動的に美味しそうだと思えてしまう。

 


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 パキッと開瓶。
 見た目は極めて鮮やかな離乳食、という印象。
 予想以上に人参の香りが濃厚であります。




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 かくのごとし。
 大手メーカーのバターロールに塗りつけて、本日の朝食とした。
 ひと口頬張ってみると...。
 やつ、何と濃厚なお味でせう。そして、胸がキユンとなるやうな甘酸つぱさ。
 美味しさのあまり、旧仮名遣いになってしまった。
 これ、確かに人参の味であります。そこにレモンが加わって、野菜のような果実のような爽やかな風味なのであります。




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 最後にリリーのパインアップル缶でヨーグルトを食べて、本日は缶詰・瓶詰を活用した朝食となった。
 野菜(ジャム)に乳製品に果物、炭水化物(パン)だから、栄養のバランスもいいんでない。




 内容量:150g
 原材料名:金時人参、砂糖、水あめ、レモン果汁
 原産国:日本(京都市、京野菜工房 文蛾
※原産国とは、製造会社あるいは販売会社の本社所在国のことです。