缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

初号缶がやってきたぞ!

2008-10-20 12:28:15 | 魚介

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 この後光に光り輝くのは、とある缶詰メーカーからいらした缶詰たち。
 その数4つ。
 何とこの缶詰たちは試作品なのだ。
 それも製品化を間近に控えたもの。あるロボットアニメに例えれば“初号機”ということになる。
 台詞でいうと「初号機、行きまーす!」という感じだろうか。
 台詞にアニメが2作品混ざっているが、そんなことを気にしてはいけない。
 何しろ、これは発売前の試作品である。
 当然ながら、筆者には守秘義務というのが生じている。
 何となれば今回の記事は、どうしても奥歯に物の挟まったような表現を多用することになろう。
 何しろ気分は007なのだ。シークレットでインサイダーなのだ。
 あっ、いけない。興奮して幼稚な表現を用いてしまった。
 しかつめらしい顔付きで記述せねばならぬ。



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青魚を用いた缶詰が2種類あった
表記部分にはモザイク処理を施してある


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さば缶が2種類あった
詳しくは明かせないが「試作018××」などと書いてある



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一気に開缶。魚が2種あり、味付けがそれぞれ2種ある


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 青魚の○○味。
 驚くのは立派な副菜がついていること。
 その味と旨味が魚にも染み通り、意外なほど美味い。
 一寸した一品料理のようである。
 なお、この同じ食材の組み合わせで、もう1つは違った味付けになっていた。
 どちらも調味液に苦心された様子が分かる。


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 こちらのさば缶はモザイク処理を施さなかった。
 ここまでくれば、缶界の方々はご賢察いただけると思う。
 これは『ねぎ鯖』シリーズというヒット商品を開発した、高木商店さんのものであった。
 企業名と、試作品であるということは明かしてもよいと許可をいただいていたのだ。
 これはそのねぎ鯖シリーズの新たな味付けのもの。
 辛めの味付けということだけは申し上げておきたい。
 こうして今回は、合計4種類の試食をさせていただいた。
 調理行程が充分に練られている部分、あるいは調整中の部分があり、缶詰マニアとしては実に興味深い体験ができた。感謝多謝であります。
 それにしても、ここのさばは本当に美味しい。
 同じ缶界のG3さんもおっしゃっていたが、料理はまず素材。これに尽きるようですね。


グリーン・ジャイアントのいんげんの水煮

2008-10-18 16:26:04 | 蔬菜

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 あらよーっと。本日は土曜日であります。
 毎日、汗みずくになって働き抜くウィークデイは終わり。
 週末は戦士のささやかな休息の場なのだ。
 そして缶詰blogも更新できるのだ。
 今回ご登場願う缶詰は、このグリーン・ジャイアントの缶詰。
 このキャラクターは昔からあったと思うのだが、正確にはいつからあるのか分からない。
 ただ、キャラクターの顔立ちをよく眺めると、いかにも今風になっている。
 すなわちアニメ顔である。




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 パカッと、開缶っ。
 いんげんの水煮缶なので、予想通りの情景。
 これはニューヨーク市(NYC)で89セントで購入したものだ。
 本当は、これが欲しかったわけではない。
Greengiant7480本当は、これを探していた。
あの、ポパイのほうれん草缶なのだ
しかし今、こうして見てみると何かがおかしい。
表記が英語ではないではないか。
こりゃあ、もっと調べる必要があるなぁ。




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 ともあれ、今回はいんげんであります。
 そこで筆者は、マッシュルームを刻み始めるのである。
 何だか構図が傾いているようだが、ともかく刻むのである。




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 そうして、玉ねぎのみじん切り少量とともに、オリーブオイルでのんびりと炒める。火力は弱火がよろしいです。
 玉ねぎはあくまでも味のタネなので少量。あとは好みでハーブを加えてもよし。筆者はローズマリーが好みであります。




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 火が通ったところにグリーン・ジャイアントのいんげんの水煮を加える。
 しかし、缶詰の水煮の野菜はあまりも色が悪い。
 なので、トマトを加えました。
 最後に塩・コショーをひと降り。




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 かくのごとし。
 これはNYCのデリカテッセンで買った総菜にヒントを得たメニューであります。
 要するにいんげんときのこの炒め物。
 マッシュルームと玉ねぎの旨味がいんげんにまとわりついて、実に美味いのだ。
 今回のように缶詰のいんげんを使用する場合、塩分がけっこう含まれているので、味見をしながら塩を振った方がいいみたい。
 それにしても、最後まで写真が斜めっているような気がする。
 それを気にしつつも、今回の記事を終了しようと思う。




 内容量:226g
 原材料名:いんげん、水、塩
 原産国:米国




ニューヨークの缶詰事情

2008-10-13 17:06:30 | 缶詰旅行

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 このたび缶詰blogは米国入りを果たした。
 えーと、いきなり変な書き出し方をしてしまった。
 米国入りしたのは筆者である。ブログが一人でどっかに行ってしまったわけではないのだ。
 この画像はニューヨーク市マンハッタンの、レキシントンアベニューと96丁目の角にあるスーパーの缶詰売り場である。
 おお、カッコいい書き方になった。
 この店のある場所は、以下のようなロケーションであった。



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アップタウンといわれる地域だが、
数本通りを北に行くとすぐハーレムであった




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 そこで購入したのがこれらの缶詰。
 のちにまた数個追加し、合計11缶を買って帰国したのであった。
 しかしうっかり機内持ち込みの荷物にスープの缶詰を入れてしまい、それは
「リクイッド、ノー!」
 と荷物検査の係官にいわれ没収されてしまった。
 リクイッドって何だよと思ったけど、リキッド(液体)のことでありました。
 9.11以降、機内持ち込みの液体は100cc以下など、厳しく制限されていたのだ。
 ちっ。




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 ついでに、ニューヨークらしい一枚もアップしておきますです。
 次回からは米国缶詰も織り交ぜて、ますますパワーアップの缶詰blogなのだ。