缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

アチェート・バルサミコ

2004-12-22 10:14:04 | インポート
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 さて、我が缶詰ブログも年内最後の配信となった。皆様には毎回暖かく楽しいコメントをたくさんいただき、感謝の極みで御座います。思えば6月に始めたこのブログ、一本目の記事では「そうして更新はなるべく毎日行いたい」なぞとかなり意気込んで臨んだのであった。コンビーフやらサバ缶やら、およそグルメとは反対側にいる私の食生活の記録とも言える超個人的記述、かなり(語尾上がる)独りよがりの悪趣味なのだが、どうか来年も宜しくお願い致します。

 さて、2004年最後にご登場いただいたのは瓶詰さん。バルサミコである。実はこれ、いつものやまやさんで何と210円で購入したものである。あまりの安価が嬉しくてご紹介させていただいたのである。ちゃんと本場モデナ出身のアチェート・バルサミコさんで、容量も250mlだ。現地で買うような値段じゃないかなあと思うのだが、どうだろう。

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 かくのごとし。こんにゃくと鶏肉の煮物である。冬になるとお肌カサカサの私としては、こんにゃくさんの保湿成分が欠かせない。そうして醤油少なめで仕上がったところで、バルサミコさんをちょいと垂らしてやるのであった。コクが出て、酢だから塩分なしでも味が出て、言うことなしである。最後を和食で締められてまずは安心、これで来年に向けて気合い充分とあいなりました。皆様、どうぞどうぞ良いお年を。

内容量:250ml
原材料名:ワインヴィネガー、濃縮ブドウ果汁、着色料(カラメル色素)、酸化防止剤(亜硫酸塩)

追:先ほどイタリアはフィレンツェ在住のあのお方から、大変素晴らしいクリスマスプレゼントが届いたのである。これで年明けからまた楽しい記事が書けそうである。乞うご期待!
 実にいい年末だなあ。皆様にもたくさんの幸福が訪れますように。


MARCO® カマンベールチーズ

2004-12-15 00:23:36 | 缶詰考察

 缶詰チーズって便利だなあと思うのである。

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内容量:125g
原材料名:生乳
原産国:フランス

追:その昔怖れていたチェルノブイリの放射能はどうなったのだろうか。欧州産のチーズは決して買わなかったのだが。
追:この記事は『**国境を越えて**』“ナチョス用のチーズディップ”~にトラックバック。


Hormel®タマレス

2004-12-08 23:40:47 | インポート
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 本日は久しぶりに米国産缶詰さん。メキシコ料理の一つ、タマレスというやつなのである。何でもコーンフラワーで作った皮に牛肉の挽肉を詰めて、トマトソースで煮込んだものらしいのだ。チャンドラーの小説にでも出てくるような感じの、異国情緒たっぷりの食べ物である。期待大。
 毎度お馴染み麻布の『日進デリ』に行くと、スタンダードタイプとこのホットスパイシーチリソースタイプと、二つの商品が棚に並んでいらした。米国の缶詰さんは常に甘いので(本当に砂糖の甘さである)、迷わずこちらのスパイシータイプを購入。見ればSPICYの文字の背景に燃え上がる炎まで描かれているではないか。よおしよし、期待大。ではあるが、私は若干の不信感を抱かずにはおれない。眉にたっぷりつばをつけながら暖めることにしよう。

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 かくのごとし。トマトベースの汁をスプーンですくってみる。おおう、なかなか辛いではないか。ほっほ~う(眉が3センチ上がる)。これは確かにホットでスパイシーなチリソースである。表記に偽りなしである。疑ってすまんすまん。
 しかし本体にがぶりと囓りつくと、みょーな歯ごたえである。食べてはイケナイものを食べている。あれ、これ紙だよ紙。ペッしてみるとやっぱり紙。この画像にあるタマレス一本一本を包んでいたのである。つまりこれは輸送中に崩れないようにとか、そういう配慮のためなのであろう。とっても嬉しい心配りなのである。食いしん坊の私は危うく山羊になるところだった。紙を食うなんて子供の頃以来だわい(別に常食としていたわけではないのだが)。
 味はまさにトウモロコシと挽肉。なのだがかなりしょっぱくもある。結局まことに失敬ながらケチャップをだぶだぶと振りかけてしまった。これは素材として使ったらかなり美味いものだと思われました。ジャガイモとともにチーズを乗せてオーブンで焼くとか。どうでしょ?

内容量:425g
原材料名:牛肉、トマト、コーンミール、コーンフラワー、チリパウダー、パプリカ、香辛料、食塩、スターチ
原産国:米国