缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

落語会で会いましょう

2015-05-27 08:20:45 | 日記

 北九州の読者諸賢よ!

 今週末はいよいよ、『明治屋おいしい落語会』が開催であります。

 30日(土)は14時から、春風亭柳好さんの落語二席@住吉神社・能楽殿。

 31日(日)も14時から、桂吉坊さんの落語二席@門司赤煉瓦プレイス・赤煉瓦交流館

 どちらの日も開場は13時半。落語の合間に缶詰博士(僕のことだけど)が缶トークを行うのだ。

 お土産には明治屋の『おいしい缶詰』がもれなく付いてくるという、落語&缶詰好きにはたまらぬ催し。

 まだチケットに余裕があるようなので、お時間のある方はぜひ、遊びに来て下さい。

 料金(全席自由):前売り2300円、 当日2500円

 前売り券はイープラスにて発売中!

 29日分はこちら

http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006001P0050001P002154643P0030001P0006

 30日分はこちら

http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006001P0050001P002154723P0030001P0006


 ファミリーマート店頭にある『ファミポート』でも購入可。こちらは24時間その場で買えますゾ。 


いなか風ボルシチ さよなら東急プラザ

2015-05-23 11:22:39 | 汁物
フルーツ缶と同じ4号缶仕様

 物事の終わりは哀しい。

 寝台列車が廃止されたとか、ジャンボジェット機が運航終了とか、そんなニュースを耳にするたび

「ああ、ついになくなってしまうのか...」

 嘆息してしまう。

 僕は寝台列車に乗ったことはないが、それでも、きれいに飾られた最終列車がホームを去っていく姿など見ると

「ああ、何とか存続はできなかったのか」

 と切なくなる。

 鉄道ファンが、涙を浮かべながら手を振って見送る姿を見て、思わずもらい泣きしたりする。

 と、ここで話しは缶詰に移る。

 画像は、東急プラザ渋谷にあったロシア料理店・渋谷ロゴスキーの缶詰『いなか風ボルシチ』である。

 お店の味が家でも手軽に食べられるという、嬉しい缶詰である。

 しかし、東急プラザ渋谷は3月22日に閉館してしまった。

 物事の終わりは哀しい。実は渋谷ロゴスキーに行ったことはないが、東急プラザ渋谷には想い出がたくさんあるのだ。

 

常温でもいい香りが立ち昇る

 ぱかりと開缶。

 透き通った赤い汁が鮮やかだ。ビーツの色素から出た色でありましょう。

 

弱~中火がよし

 鍋にあけ、缶に半量の水を足して、くつくつと温める。

 

これでだいたい半量くらい。たっぷり2人分が作れる

 生クリームを垂らして、かくのごとし。

 ひと口頬張ると...。むっ、実にウマいです。

 ほどよい酸味があるところに、生クリームがかかったところはミルキーさが加わっている。

 じゃがいもが美味しい。口の中でさらりと溶けていくのは男爵らしい食感だが、それでいて煮溶けていないのは見事であります。切り口の角も立っているし、よほど下拵えが丁寧になされているのが判る。

 にんじんも同様で、汁のうまみをたっぷり吸っているのにちゃんと歯応えもある。牛肉はすね肉あたりだろうか、部位は判らないが歯応えがあって野趣が香る。

 製造を手掛けたのはエム・シーシー食品。新幹線の食堂車にカレーを収めたり、東京オリンピックの選手村で、当時は珍しかったいちごジャムを収めたりした実績がある。日本の洋食界をリードしてきた神戸の素晴らしい企業であります。

 

 東急プラザ渋谷はなくなってしまったが、渋谷ロゴスキーは移転準備中だそうな。

 新店がオープンしたら、今度はお邪魔してみようと思う。

 

内容量:450g

原材料名:

野菜(キャベツ、じゃがいも、たまねぎ、にんじん、ビーツ)、トマトペースト、牛肉、ブイヨン(牛筋肉、牛骨、鶏がら、牛肉、たまねぎ、にんじん、セロリ、なたね油、香辛料、ガーリック)、食塩、ラード、醸造酢、砂糖、小麦粉、ガーリック、ポークエキス、香辛料、ナチュラルチーズ、たん白加水分解物、酵母エキス、ビーフエキス、でん粉、調味料(アミノ酸等)

原産国:日本

販売価格:885円(税込。公式直販サイトで買えます

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 


とうきびプリン

2015-05-15 15:37:48 | 菓子・スイーツ

読者諸賢よ! 本日はスイーツ缶をご紹介申し上げたい。

それはスハラ食品の手掛けた[とうきびプリン]であります。

とうきびとはすなわち、とうもろこしのこと。もともと甘いとうもろこしがスイーツになるのだから、違和感はないはずである。

 

ぱかりとオープン。

フタが開いたとたん、コーンポタージュスープのような香りが立ち昇った。

(これはプリンとしてキチンと扱わねばなるまい...)

筆者はそう、思い立った。

そこで、やおらテーブルナイフを取りだし、プリンの周囲にぐるりと刃を入れた。

そうして皿の上に缶を逆さにして持ち、揺さぶったり、底を叩いたりしてみた。

“ぷっちん”とはいかぬが、根気よくやれば、やがて中身がぽてっと落ちてくるのだ。

 

かくのごとし。

とうきびプリンはとても柔らかい。普通のプリンは表面にハリがあるが、それがなく、全域でゆるゆるとしている感じだ。

では失敬して、ひと口...。

むっ。これはまさしく、コーンポタージュスープを甘くしたような風味。

舌の上に、わずかにとうもろこしのもろもろ感が感じられる。

といっても、それは粒々しているわけではなく、舌で簡単に潰れてしまうほど脆い。

甘さは思ったより控えめ。塩もちゃんと利いていてバランスがいい。鼻から抜ける匂いも確かにとうもろこしである。

この缶詰の面白いのは、原料に生鮮とうもろこしを使わず、クレードル興農のスイートコーン缶を使っていることだ。

開発を手掛けた人が、生鮮のとうもろこしの実をすり潰して作るよりも、スイートコーン缶を使った方が

「風味がより豊かに出るねェ」

と判断したのだそうな。

何と面白いことでありましょう。

缶詰を作るのに、缶詰を原料にしているのだ。

とうきびプリンは北海道のご当地缶詰であります。販売先は小樽市内のお土産店や、札幌、函館の一部百貨店なのだそうな

ここにカラメルがかかったら、きっと、もっと美味しいだろうナ。

 

内容量:75g

原材料名:牛乳(北海道産)、スイートコーン(遺伝子組み換えでない)、砂糖、乳などを主原料とする食品、卵、食塩、寒天、ゲル化剤(加工デンプン、増粘多糖類)、乳化剤、カゼインNa、pH調整剤、香料

原産国:日本(北海道・田中製餡)

希望小売価格:250円(税抜き)

※購入は小樽市内お土産店や札幌、函館の一部百貨店